注)2018年夏の大旱魃直後のプレーでFW状態は少し悪かったが、通常のコンディションとして推測した。 |
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パリ郊外のヴェルサイユ平原に広がる、フランス国王の旧猟場として名高いマルリーの森に位置し、結構アップダウンのあるパークランドコース。より手強い設計のマルリーコースと少し易しくより景観が良いレッツコースの2つの18ホールがある。両コースともFWの両脇は深いフェスキューのラフでガードされ、適所でバンカーが戦略的に配置されている。グリーンは適度なアンジュレーションがあり、グリーン、FWともメンテナンスは良い。また以前には欧州男子ツアーの開催されている。
レッツコースは1つのループを時計回りに横に長くレイアウトされている。4番、7番、8番、9番ホールは17世紀終わりごろに造られた、有名なDesert
de Retzという庭園に接する。4番と5番ホールは森の中を縫うように進んで行く。ホールの左右に樹木が並ぶホールがマルリーコースより多く、多くのホールで変化がある。
スコアカード
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ストレートの打ち下ろし。ティショットでは左サイドにバンカーが4個、右サイドにフェスキューのラフが配されている。グリーンの右サイドにバンカーがあり、グリーンは真ん中から奥に少し下っている。
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強い右ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは右コーナーの4個のバンカーが効いてくる。セカンドでは左右から林が迫っているので、落し所が狭い。グリーンは斜めの形状で少し受けている。グリーン左右は3個のバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグの打ち下ろし。セカンドはフラットで左右の木立が効いている。グリーンの右サイドと奥にクリークが走る。
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少し打ち上げ。グリーンは縦に細長く、グリーンの右サイドはハザードになる。グリーンは手前から奥に緩やかに下っている。
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右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、セカンドも打ち下ろし。グリーンは3個のバンカーでガードされている。
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強い打ち下ろしで池越えの長くて難しいショート。グリーンは横に細長く、手前は池に面し、奥には3個のバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットは打ち下ろしで、セカンドも少し打ち下ろし。グリーン手前のエプロンは窪んでいて、グリーンは少し砲台。グリーンは左から右に配された池の方に傾斜している。
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池越えの綺麗なショート。グリーンは横にとても長い。グリーンの奥行きはあまりなく、奥は3個のバンカーが待ち受ける。
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左ドッグレッグ。ティショットはクリーク越えで、左サイドに林があり、右サイドにクリークが走る。セカンドもFWの右サイドはクリークが流れる。グリーンは右サイドのクリークと小さな池にガードされている。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン右サイドのウォータ―ハザードには要注意。
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パリから西に45分。プライベートクラブなのでメンバー同伴が必要。メートル表示なので、ヤードに換算している。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度フランスでのベスト100コースで第30位。フランスには600ほどのゴルフコースがある。もう一つのレッツコースは第57位。
ロバート・トレント・ジョーンズSr.設計のフランスでの他のコースはスペローネGC、ヴィドーバンGC、モリエGC、グランドモットGC、シャモニーGC、ボンデュGCなどがある。
午前中に マルリーコース、午後にレッツコースをプレーした。
前夜はパリ中心部のガルニエ宮オペラ座の横のWホテル・オペラに泊まった。同じ月の後半にもう一度パリに滞在してオペラ座を見学した。
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3番 パー4 386ヤード(2)