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広大な敷地に展開された丘陵コース。各ホールはゆったりした造りで、山、林、池、クリーク等で完全にセパレートされている。オーク・メープルコースと今回プレーしたパイン・チェリーコースとで合計36ホール。前半のパインは上手くデザインしやすい立地に恵まれているせいか、ロバート・トレント・ジョーンズJrの神がかり的なデザインが施されており、息を呑むほど素晴らしいホールが連続するが、後半のチェリーコースは印象的なホールがそれほど多くなく、尻すぼみの感がある。一方向に傾斜があるのではなく、波打ったグリーンが多く、ボールがピン位置から遠いと3パットのリスクがある。プロの試合などは、ベストの組み合わせのメープル&パインコースを使うようだが、この組み合わせは一般には開放されていない。
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打ち下ろしの短いパー4。ティショットが飛べば飛ぶほど、左のバンカー、右の池により落し所が狭くなる。グリーンは横長。 |
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ストレートホール。クリークはフェアウェイ左に流れ、そのクリークがグリーン手前100ヤードから50ヤードの地点を斜めに横切る。左のクリークだけでなく、右の松林も効いていて、ティショット、セカンドショットともに難易度が高い。
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やや右ドッグレッグ。フェアエウェイはタイドで、クリークがその右を走り、そのクリークがグリーンのすぐ手前を横切る。グリーンは複雑なアンジュレーションがあるので、たとえパーオンしても、3パットの可能性がある。
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少し打ち下ろしの美しいホール。グリーンはバンカーだけでなく、林に囲まれている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、セカンドショットは非常に急な打ち下ろしになる。グリーン手前をクリークが横切っている。セカンドの正しいクラブ選択が重要なホール。
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打ち下ろしの左ドッグレッグ。ティからは左の林、右の池により、落し所が狭い。左のバンカー越えは270ヤードのキャリーが必要。クリークがグリーン手前からグリーン左を横切っている。 |
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アイランドグリーン。グリーンは縦長で大きく、アンジュレーションが強い。 |
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フェアウェイ左に池が配されたストレートホール。ティショットでは落し所が狭く、セカンドから少し打ち上げになる。グリーンはバンカーでガードされている。 |
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ソウル市内から車で100分。ビジターのプレーは、メンバーの紹介か同伴が必要。フルバックティからのプレーはシングルハンディキャップの上級者がプレー前にキャディマスターに申し込めば可能。お風呂からコースを望むことができる。韓国のゴルフ場は2名だけだと予約を受けつけないコースが多いので注意が必要。
ティはパインコースでは松ぼっくり、チェリーコースではチェリーの形をしていて、ユニークだった。手作業でグリーンだけを修理している人がいて、グリーン状態はとても良かった。
チェリーコースは2003年に出来た新しいコースで、合計36ホールの他に、パブリックの9ホールの45ホールにテニス、ボーリング、プール、サウナ、乗馬、ハイキング、スキー場、ゴルフ場周辺にて点在する合計2000室はありそうなコンドミニアム、コンビニエンスストアーが完備した一大リゾートを形成している。
アメリカのゴルフダイジェスト誌、2003年度での評価で韓国第7位のゴルフコース。ロバート・トレント・ジョーンズJr設計の他の韓国でのコースはアニャンCC、ヨンピョンGC、スカイヒル・ジェジュCC、レインボーヒルズCC、オスターCCがある。
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茶店