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氷河の侵食作用によってできた、広い椀状の谷にまたがる広大な敷地にゆったりと造られたコース。雄大な山々を背景に、優雅な曲線を描く丘陵地帯を縫うように進んでいく、各ホールが独立している。FWは自然の起伏に富み、この地域特有の露出した片岩が多く見られる。1番から13番ホールまではクラブハウスの北側(山側)、14番から18番ホールまでは南側に展開する。ほとんどのホールは丘、尾根、ブッシュ、背の高いフェスキューのラフで囲まれていて、コースをより一層チャレンジングにしている。
ティショットのポジショニングが大事で、戦略的に配されたFWバンカーを避ける技術とコースマネジメントが必要。グリーンの形状は変化に富み、グリーンサイドのバンカーもよく効いている。美しいコースで、グリーン、FW状態はとても良い。2007年、2009年、2010年ニュージーランド・オープン開催、2014年から2020年までニュージーランド・オープンを ミルブルックGRと共同で開催。
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ほぼストレートホール。ティショットは打ち下ろしになり、左サイドに巨大バンカー、右サイドに3個のバンカーが斜めに並んで配され、飛べば飛ぶほどFWは狭くなっている。グリーンは横に長い2段グリーンで、砲台形状。グリーン手前に2個のガードバンカーがある。 |
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グリーンの右に池が配されたショート。グリーンは斜めに長く、5個のバンカー、池、ブッシュに囲まれ、ティショットでプレッシャーがかかる。グリーン上には2本の尾根が走り、尾根をまたいでのパットは難しくなる。
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ストレートの短いミドル。FWの真ん中に大きなクロスバンカーが横たわる。FW左サイドからがセカンドのベストアングル。強い砲台グリーンで縦に細長く、グリーン左右手前のガードバンカーはとても深い。 |
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強い右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットは左サイドの2個のFWバンカー狙いが良い。セカンドは池越えバンカー越え。グリーンは縦長の緩やかな傾斜の2段グリーン、グリーン手前には大きなビーチバンカーと左サイドにバンカーが配されている。 |
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緩やかに打ち下ろしていく、右ドッグレッグのとても長いミドル。ティショットでは左右に3個のバンカーがあり、特に右サイドの1個のバンカーは効いてくる。少し砲台グリーンで、グリーン周りには片岩が点在する。 |
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左ドッグレッグの長いロング。ティショットは左サイドのブッシュがある湿地帯、右サイドの大きな片岩に注意。セカンドは右サイドの3個のバンカーが効いてくる。グリーンは砲台で左右の2段形状。グリーンの左サイドは大きなバンカーでガードされている。
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左ドッグレッグ。ティショットでは左コーナーに2個のFWバンカーと左右にフェスキューのラフ待ち構え、FWはタイト。砲台グリーンの左サイドのガードバンカーが効いている。グリーンは強く受けているので、奥からのアプローチとパットは難しい。 |
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強い右ドッグレッグの面白いホール。3個のクロスバンカーがFWを左右に分けていて、左FWは広くて安全だがセカンドの距離は長くなる。右FWは狭くて右サイドにあるフェスキューのラフも効いてくるが、成功すればセカンドは短いセカンドになる。グリーンは横に長く砲台で、3個のバンカーでガードされている。“リスクと報酬”ホール。
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左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは3個のFWバンカーが左右にあり、2個の左FWバンカーの手前に打つのが良い。ロングヒッターは右FWバンカー越えのルートがあるが、FWは狭いのでリスクが伴う。グリーンは強い砲台で、横に細長く、尾根が縦に走る。グリーン手前に2個、奥に1個のバンカーが配されている。
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強い左ドッグレッグ。ティショットは豪快な打ち下ろし。ベストルートは左サイドのブッシュの湿地帯とバンカー越えで、成功すればサンド・ウエッジでグリーンを狙える。FW右サイドに刻むのは安全だが、セカンドで距離が残る。2段の受けグリーンで、手前に4個のバンカーが配されている。“リスクと報酬”ホール。 |
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チャレンジングなショート。グリーンは斜めに細長く、右サイドはクリークに面し、左サイドは窪んでいる。グリーン上は尾根が横切り、ピン位置が奥の時は難度が増す。 |
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名物ホール。強い右ドッグレッグ。ティショットでは右コーナーの巨大ビーチバンカーに注意。そのバンカーは左サイドの池に接する。セカンド、サードと打ち上げになり、落し所は狭く左右に巨石が連なり、左右のFWバンカーも効いてくる。グリーンは縦長で真ん中を尾根が横切り、中央が山のように高くなっていて奥側に下っている。セカンド時点の光景から”キャニオン“ホールと呼ばれている。
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クイーンズタウンから北東に20分、クイーンズタウン空港から北東に16分。プライベートクラブだがプレー可能。メートル表示なのでヤードに換算した。ラグジュアリーなロッジ併設。9ホールのパー3コースも2019年にオープンした。
コースの至る所にニュージーランドの美術家の彫刻や像が展示され ているので、野外の美術館のような雰囲気をかもし出している。
トップ100ゴルフコース(www.top100golfcourses.com)の2019年度ニュージーランドのベスト50コースで第39位。ニュージーランドには2019年に418のゴルフコースがある。
ジョン・ダービー設計コースは、ニュージーランドでは、ザ・ヒルズGC、ミルブルックGR、クリアウォーターGC、オマハビーチGC、ジャックス・ポイントGCなどがある。
プレー前日はクイーンズタウンにあるVilla Del Lagoで泊まった。午前にプレーしてからクイーズタウンのステーキハウスBrazzでランチを食べた。
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2番 パー4 401ヤード(2)