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丘陵コース。世界中の名物ホールを模倣して、比較的フラットな立地に名ホールをあてはめたロバート・トレント・ジョーンズJrの力作。パインバレー、ぺブルビーチ、オーガスタナショナル、オークモント、ウィンジドフット、ソートグランデなど欧米の超名門コースの名物ホール組み合わせて、ユニークなコースに仕上げている。設計者の技術と想像力により、名物ホールを単に当てはめているのでなく、流れるようなスムーズなレイアウトになっている。コースを取り囲むヤシの木立も美しく、コースから望む山々の借景も素晴らしい。
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(スパニッシュベイ1番)
ロングヒッターは2オン可能な、ほぼストレートのロングホール。フェアウェイ両サイドにバンカーが並び、ティーショット、セカンドショットの落とし所を狭めている。グリーンは砲台状で縦に細長く、左は2つのバンカー、右は池によってガードされている。
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(シネコックヒルズ 16番)
ストレートの比較的長いロングホール。セカンドショットの落とし所付近にバンカーがフェアウェイを横切り、セカンドショットでそれらの手前に刻むか、越えていくかの決断に迫られる。グリーンは横に長く、手前と奥にバンカーが配されているので、正確なサードショットが要求される。 |
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(サイプレスポイント 15番)
砲台グリーンに打つショートホール。グリーン左にバンカーが配され、グリーン右サイドは森に面するので、スライスボールは禁物。グリーンから望むティーグランドの背後に聳えるヤシの景観は見事。
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(ぺブルビーチ 10番)
右ドッグレッグの難ホール。ティーショットでは左のフェアウェイバンカーが効いていて、右からは谷が迫っている。谷はフェアウエィを斜めに食い込んでいるので、ティーショットが飛べば飛ぶほど、落とし所が狭くなっている。グリーン両サイドのバンカーと右のハザードが効いている。グリーンは中央が高く、奥に下っている。
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(ソトグランデ 12番)
ほぼストレートの美しいロングホール。ティーから280ヤード先右に池が広がり、その池はグリーン右面までガードしている。セカンドショットではフェアウエィ中央に配されたバンカーが効いてくる。
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(オーガスタナショナル 11番)
やや右ドッグレッグのミドルホール。ティーショットは広いが、セカンドショットが難しくなる。グリーンは縦に長く、左サイドは池に面し、右にはバンカー、右奥にはマウンドが配されている。
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(オーガスタナショナル 12番)
池越えのショートホール。グリーンは横長で奥行きがあまりないので、グリーンに届く正しいクラブ選択とスピンの効いたショットが必要。グリーン手前真ん中のバンカーと奥の2つのバンカーが効いている。
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(セミノール 15番)
ストレートの短いミドルホール。グリーンは強い砲台形で、グリーン手前を深いガードバンカーが斜めに連座する。
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(ウィングドフット 10番)
バンカーに囲まれたグリーンに打つショートホール。グリーンは砲台形。
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クラブハウスからの景観