カンルバン G&CC、サウスコース
Canlubang Golf & Country Club (South Course)

コースデータ
所在地フィリピン、マニラ
コース長6795ヤード  パー72
コースレート74.1
プレー日2007年1月11日
設計者ロバート・トレント・ジョーンズJr.
オープン1977年
キャディあり
ゴルフカートあり (フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
4.20
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
満足度
4
 

クラブハウスからの景観
以前はココナッツと砂糖農園の広大な敷地に造られた、ヤシとココナッツの木をたくさん配置した美しい緩やかな丘陵コース。谷越えや池越えが多く、かなりプレッシャーを感じるように設計されている。ノースコースとサウスコースの36ホールがある。ノースコースの方が難しいと言われるが、難易度は両コースとも同じくらいで、このサウスコースの方が海抜200メートルのところにあるため、より変化に富んだレイアウトと、美しい景色を楽しむことができる。


景観

景観

12番ティから望むマニラ湾

 
3番 パー4 395ヤード

3番 パー4 395ヤード(2)

3番 パー4 395ヤード(1)
ほぼストレートの美しいホール。ティショットは谷越えになり、フェアウェイとグリーンの左サイドは谷に面するので、各ショット正確性が要求される。
 
6番 パー4  397ヤード
フェアウェイは逆S字型に大きく蛇行している、ほぼストレートの難ホール。ティショットではfフェアウェイ左側に食い込んでいる谷に注意が必要。セカンドショットは谷越えになり、グリーン左サイドも谷に面するので、正確なショットが要求される。
 

後方から望む6番グリーン

6番 パー4 397ヤード(2)

6番 パー4 397ヤード(1)
 
8番 パー3  200ヤード

8番 パー3 200ヤード
谷越えのショートホール。
 
11番  パー5 477ヤード

11番 パー5 477ヤード(2)

11番 パー5 477ヤード(1)
やや右ドッグレッグ。ロングヒッターでなくても短いパー5なので2打で届く距離だが、砲台のグリーンはいくつものバンカーに囲まれなかなか2オンは難しい。パー4に変更すれば、易しいパー5からチャレンジングなホールになる。
 
13番  パー3 184ヤード

13番 パー3 184ヤード
池越えの美しいショートホール。ティショットは右のOBに注意が必要。

14番  パー4 409ヤード

14番 パー4 409ヤード
打ち下ろしのストレートホール。グリーン手前はバンカーに守られているので見た目より手強い。
 
17番  パー3 174ヤード

17番グリーン手前の大きな木

17番 パー3 174ヤード
名物ホールの谷越えのパー3。左側から木々が覆いかぶさり、グリーン手前の大きな木 がスタイミーになりフラッグの一部分しか見えない、この木をどう攻略するかがポイント。
 
18番  パー5 540ヤード
左ドッグレッグの後、右ドッグレッグしている、ダブルドッグレッグ。ロングヒッターは最初の左ドッグを上手くショートカットすれば2オン可能だが、グリーン前面は池に面し、グリーン左のOBは浅いので安易な2オンを阻んでいる。2段グリーン。


18番 パー5 540ヤード(3)

18番 パー5 540ヤード(2)

18番 パー5 540ヤード(1)
 
余談

マカティ市から車で1時間。平日に限りビジターだけの予約が可能。

このコースはロバート・トレント・ジョーンズJr.の初期の作品で、他のフィリピンでの設計コースは、セントエレーナGCアラバンCC、カラタガンGC、プエロ・ディ・オロG&CC、サミットポイントGCがあり、彼の父のロバート・トレント・ジョーンズSr. がアジアで設計している数少ないコースのルイシタG&CCもある