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モダン・リンクスコース。FWはうねっていて、海からの強い風、深いラフ、適所に配されたバンカー、微妙な傾斜を有するグリーンにより、手強いコースと言える。OUTよりINの方が少し難しいが、OUTも2つのパー5がアゲンスト風の中でのプレーでかなりタフになるのと、6番の短いショートも侮れない。11番のとても短いショートは近くにあるロイヤル・ツルーンGCのポステージスタンプのパー3を意識している。15番から18番ホールの4ホールも良い。海沿いのウェスタン・ゲイルスGCとはダンドナルドリンクスの西側に位置する線路を挟んで隣接していて、コースから所々で海がかすかに見える。コース名のダンドナルドはドナルド要塞という意味で、紀元前数百年前にドナルド要塞がこのコースの近くにあったので、コース名にしている。2016年全英女子オープン、2017年欧州ツアーのスコットランドオープン開催。
スコアカード
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ストレートホール。ティショットは右のOBゾーンは浅く、左FWにある1個のポットバンカーが効いてきて、230ヤード以上飛ぶとFW幅が狭くなる。グリーンは砲台。 |
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右ドッグレッグ。ティショットでは260ヤード先の左に1個のポットバンカーが配され、タイトなFWの左右は深いラフでガードされている。グリーンは3個のバンカーでガードされている。強い受けグリーンなので、グリーンの左右と奥からの寄せは難しい。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットは右にバーン(クリーク)が走り、FWがタイト。280ヤード先に大きなFWバンカーがあり、その手前にティショットを止めるのが安全。セカンドはグリーン手前の70ヤードから100ヤードをバーンが斜めに横切り、そのバーンを越すか、手前に刻むかの決断に迫られる。グリーン真ん中が凹んだ縦長の3面グリーンで3個のバンカーでガードされている。
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左に左にと曲がるロング。ティショットは1個左FWバンカーに注意。ショットが飛べば飛ぶほど、FWは狭くなる。グリーン上に2つの大きな尾根が走り、尾根をまたいでのパットは難しい。
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チャレンジングなホール。グリーンのすぐ左に溝と木々が配され、グリーンの左手前に1個のポットバンカーがある。グリーン右サイド狙いが安全だが、グリーン右奥のもう一つのポットバンカーが、奥行きが22ヤードしかないグリーンをオーバーしたショットを待ち受ける。グリーンは少し砲台。 |
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ほぼストレート。FWなタイトでティショットは左の1個のバンカーがある。グリーンは強い砲台でグリーン手前に1個のポットバンカーがある。
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ブッシュ越えの短いショート。砲台の横長グリーンで、手前は3個のバンカー、奥は1個のバンカーでガードされている。グリーン面は右奥から左手前に傾斜。 |
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やや左ドッグレッグの、距離のないミドル。ティショットは左のOBゾーンは浅いが、FW左サイド狙いが良く、そこからはグリーンを狙いやすい。グリーンは砲台で右に3個のガードバンカーが配されている。グリーンの奥すぐに線路があり、プレー中良く電車が通りすぎる光景に出くわす。
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距離のあるショート。グリーンは左奥から右手前に急傾斜なので、グリーン右サイド狙いが良い。砲台グリーンの手前と左手前に合計2個の深いガードバンカーがあり、これらのバンカーは避けたい。 |
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ほぼストレートの難ホール。ティショットは右に木々が並び、OBゾーンも浅い。また260ヤード先のFW真ん中に1個のバンカーが配されていて、FWは馬の背で中央から左右に下っている。グリーンは縦長の2段状で、左は1個のポットバンカー、右は木々でガードされている。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットは右の2個のFWバンカーに注意。セカンドはFW左右に3個のバンカーがあり、落とし所が狭い。グリーンの手前から右に溝が走り、ロングヒッターの2オン狙いはその溝を越えていかなければならない。縦長の2段グリーン。
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グラスゴーから車で南西に45分。 ウェスタン・ゲイルスGCに隣接していて車で4分。ビジターのプレーは可能。前夜はBraidmead
Houseに泊まりそこから車で10分。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)の2017年度スコットランドのベストゴルフコース第26位、イギリス諸島全体では第82位に選ばれている。2017年にはイギリス諸島全体で2800コースあり、その内スコットランドにはおよそ580コースある。
カイル・フィリプスのスコットランドでの他の設計コースはキングスバーンGLがあり、アブダビのヤス・リンクス、韓国のサウスケープ・オーナーズCなども彼の有名な作品。
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1番 パー4 460ヤード(2)