フェアモントホテルが所有する北海を見渡す崖の上に造られた2つのリンクスコース、トーランスコースとキトックスコースがある。設計者は同じ。このトーランスの方が良いレイアウトだが、キトックスの方がよりOBゾーンが多いのと、ハザードを越えるより大きなショットが要求されるので、よりチャレンジングなコースに仕上がっている。また、コースからの景観はどちらのコースも素晴らしいが、キトックスの方がよりダイナミックな眺望を楽しめる。このコースはスコットランドのポットバンカー、ラフ、ダブルグリーンなどスコットランド特有のリンクスの趣に加えて、2つの人造湖を取り入れたアメリカンスタイルの要素も多く取り入れられている。
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左ドッグレッグのミドル。ティショットは左も右も池があり落し所が狭い。その左の池はグリーンの左サイドにも面していて、セカンドのフックボールに注意。グリーン手前に2つのバンカーが配されているので、ピンが奥に切られた場合は大きめのクラブを使いショートしてバンカーに捕まるのを避けたい。グリーンは少し受けている。 |
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットをフェアウェイの中央から左に運ぶとセカンドの距離が短くなる。セカンドは谷越えになり、グリーンまで直接届く大きめのクラブを使うのが賢明。 |
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海岸線に沿って伸びているほぼストレートのミドル。狭いホールで左サイドにはOBラインがグリーンのすぐ横まで続くので、ティショットもセカンドも正確性が要求される。ホール左には絶景の海が広がる。グリーンは80ヤードも長い10番との共有グリーン。 |
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右に海が広がる右ドッグレッグの短いミドル。ティショットはドライバーからアイアンまで選択肢が広がる。ティショットでドライバーを使う場合は右の浅いOBラインに要注意。グリーンのすぐ右もOBゾーン。80ヤードと縦に長いグリーンは7番と共有。 |
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右ドッグレッグの長いミドル。ティショットは240先の右フェワウェイバンカーと左のラフに注意。落し所のフェアウェイは右傾斜。セカンドは急な打ち下ろし。グリーンの両サイドはバンカーでガードされている。強い受けグリーン。 |
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右に海が広がる難しいショート。グリーンは左手前から右奥に細長く伸びていて、そのすぐ奥に背の低い石壁が迫っている。ピンが手前からセンターに切られた時は左右に配されたバンカーが効いてくる。ピンが奥に切られた時は難度が増し、左に石壁、右にハザードが迫っていてミスショットの余地がない。グリーンは2面で、手前から右奥に下っている。 |
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やや右ドッグレッグの大変長いミドル。フェアウェイのすぐ右に石壁が走りその右は全て崖になり、左には池が待ち構えているので、ティショットは距離が出て正確なフェードボールが理想。セカンドはグリーン手前60ヤード前後のフェアウェイに崖が右から食い込み、セカンドは崖越えになる。ティショットで距離が出ないと、崖の前に刻むのが安全。グリーンの右は石壁のハザードになるので、ティショットだけでなくセカンドも距離と正確性を要求される。
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エディンバラ空港から車で1時間20分.エディンバラ市内から1時間30分、セントアンドリュースから10分。パブリックコース。
プレー前日に泊まったフェアモントホテルは5つ星だがそれなりに素敵だが、全ての面でオールドコースホテルの方が良かった。セントアンドリュース地区のホテルではマクドナルド・ルサックスホテルも有名。バーでフィッシュ&チップスをオーダーしたら、下段の写真のようにとても厚い衣がでてきたので思わずトンカツと間違えた。
スコットランドでの食事は日本人の味覚に合わないと時が多い。 ただ、同じホテル内のイタリアンレストラン、 La Cucinaでの夕食はカジュアルなイタリアンを味わえた。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)の2014年度スコットランドのベスト第86位に選ばれている。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内スコットランドにはおよそ580コースある。
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2番 パー4 390ヤード(2)