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1850年代には7ホールあり、1882年に18ホールにコース改造を始めた。1910年には18ホールの3コース(No.1、No.2、No.3コース)が完成した。No.1コースは丘をとりこんだレイアウトで、1番から18番までクラブハウスに戻らない。1番、2番は丘に向かって進め、2番は急な打ち上げ。2番を終えると丘の上から、ガレインのコースとガレインの街並みの広がり、素晴らしい眺望を味わえる。ここからコースは海に向かったり、再び丘を登ったりを繰り返す。ガレインの丘の頂上に位置する6番ティからの風景はゴルフ界最高のパノラマ景観のひとつとして名高い。右眼下にミュアフィールドGC、遠景には西にエディンバラ、北にフォース湾、天気の良い日はここから10コース以上見渡すことができる。7番ティから対岸のセントアンドリュースが見える。
アップダウンと合計123個のバンカー、風との闘いがコースを手強くしている。グリーン状態は素晴らしい。2015年と2018年スコティッシュ・オープン開催。一般道路(国道)のすぐ近くに1番ティがあり、コースを囲む塀や壁、樹木が何もないので、コース全体が自然と溶け込んでいる。
スコアカード |
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左ドッグレッグの打ち上げ。ティからグリーンまでFWはタイト。グリーンは縦に細長く、左右のデューンに挟まれている。受けグリーン。
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やや右ドッグレッグで、ティからもセカンド地点からの海が見えるホール。ティショットは打ち下ろしなので、ロングヒッターは2オン可能。ティショットは3個の右FWバンカー、セカンドは左右4個のFWバンカーが効いてくる。グリーンは少し砲台で、左に3個、右に2個のガードバンカーが配されている。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
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左ドッグレグの難ホール。ティショットは左コーナーの3個のバンカーが効いていて、飛べば飛ぶほど落し所が狭い。セカンドは強い打ち上げ。グリーンは2個のポットバンカーでガードされている。 |
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豪快に打ち下ろしていく、ほぼストレートホール。ティショットでは左右5個のバンカーと1個のクロスバンカーがある。ショットが飛べば飛ぶほどFW幅が狭くなり、FW真ん中のクロスバンカーも効いてくる。グリーン周りに4個のガードバンカーが配され、グリーン上は微妙なアンジュレーションが施されている。
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打ち下ろしのショートで、グリーンは手前から奥に下っているので、ピンまでの距離を合わすのが難しい。グリーンは8個のバンカーで囲まれている。 |
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ストレートホール。ティショットはブラインドの打ち下ろし。セカンドは強い打ち下ろし。グリーンは円形で3個のバンカーでガードされている。グリーン後方の海が綺麗。
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砲台グリーンで6個のバンカーでガードされている。やや受けグリーン。 |
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ほぼストレートの長いロング。ティショットは右FWバンカー2個とクロスバンカー1個で、FW左半分に打たなければ、これらのバンカーに捕まる可能性が高い。セカンド、サードと打ち上げ。強い受けグリーン。
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名物ホール。豪快な打ち下ろしなのでワンオンしそうだが、320ヤード先にクロスバンカーが3つFWに並んで横たわり、ロングヒッターがドラバーを使うと、これらのバンカーに必ず捕まる。グリーンは横長で、2個のポットバンカーが配されている。 |
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グラスゴー空港から東に1時間25分、エディンバラから東に40分。プライベートクラブだがプレー可能。前夜宿泊したGreywalls
Hotel & Chez Rouxから5分。午前ミュアフィールドGC、午後にガレイン GC・No1コースをプレーした。
世界最古のリンクスコースはガレインのあるスコットランドの“ゴルフ海岸”に存在しており、この地方ではなんと1600年代からゴルフ競技が行われてきた。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2019年度スコットランドのベストゴルフコース第20位、イギリス諸島全体では第60位に選ばれている。2017年にはイギリス諸島全体で2800コースあり、その内スコットランドにはおよそ580コースある。
プレー後にゴルフ場のすぐ近くにある、イタリア料理店、メインコースで夕食をした。地元の客で賑わっている人気店だ。
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2番グリーン