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地中海を望む丘陵地に展開する林間コース。一つ一つのホールが独立している。パー3で印象的なホールが多い。2番、6番、8番、17番と4つのホールで池が絡む。FWは比較的広いコースだが、多くのFWバンカー、グリーンのガードバンカーとも配置が見事。距離が7300ヤード以上とたっぷりあり、プレーヤーに適したティを選べば、全員楽しめるコースと言える。
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右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしでセカンドは緩やかな打ち上げになり、どちらのショットも右のOBラインは浅い。グリーンは横に長く、手前の2つのガードバンカーが効いている。グリーンの真ん中にマウンドが施されている。 |
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ほぼストレート。ティショットでは左に3個のFWバンカーに注意。セカンドでのFWは左傾斜なので、左サイド狙いが良い。縦長グリーンは真ん中が凹んだ3面状で、グリーンの左は1個の長いバンカーでガードされている。
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美しく距離のあるショート。グリーンは3個のバンカーでガードされ、グリーンの左と奥はすぐ池。 |
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打ち下ろし。グリーンの左に池があり、右に大きなバンカーと奥にも1個のバンカーが配されている。奥に下っている3面グリーン。 |
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やや左ドッグレッグの緩やかな打ち上げ。ティショットではFWはタイトで右にOB、左にハザードがある。セカンドでは2個のクロスバンカーが、落とし所を限定する。グリーンは強い砲台で手前の2個のガードバンカーはとても深いので注意。
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ティエリアから地中海が眺める、右ドッグレッグ。ティショットは豪快な打ち下ろし。セカンドではロングヒッターは右に配された池が絡んでくる。グリーンは縦に48ヤードと細長く、その右は池に面している。グリーン上は尾根が2か所を走る。
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前方に地中海が広がる打ち下ろしのショート。グリーンは縦に細長く、グリーン右は急斜面の下りスロープで、グリーン右に外すと寄せが難しい。グリーンは手前から奥に下っている。 |
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右ドッグレッグで長くてタフなミドル。ティショットでは1個の左FWバンカーと右の池に注意。縦長グリーンのすぐ右は池。セカンドの距離と正確性が要求されるホール。受けグリーン。 |
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マラガから南西に1時間30分、マルベリャから南西に45分。このコースとレアル・バルデラマとレアル・ソトグランデが近くにあり、スペインを代表する3コースが車で至近距離に位置する。メートル表示だったのでヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース (www.top100golfcourses.com)の2018年度スペインで第9位のベストコース、ヨーロッパ大陸では第63位のべストコースにランクされている。スペインには2017年時点で400コースある。
設計者のアメリカ人、キャベル・ロビンソンはロバート・トレント・ジョーンズSrの元で働いた後、スペインに移住して独立した。ロバート・トレント・ジョーンズSrのほとんどのヨーロッパでのコースはキャベル・ロビンソンが設計を手伝っている。彼の他のスペインでの作品はフィンカ・コルテシン
GC、ゴリスGC、GC、ミハスGC、バジェ・ロマノGR、サンタナG&CC、ラ・カラ
GH(アメリカーナコース)などがある。
プレー前日はベヘール・デ・ラ・フロンテーラと言う、イベリア半島とアフリカ大陸を隔てるジブラルタル海峡を見下ろす小高い丘の上にある白い村近くに泊まり、午前に観光した後東に1時間20分運転して、午後プレーした。スペインには白い村が点在し、この白い村以外に今回のスペインゴルフ旅ではミハス(マラガ市から南に35分)、フリヒリアナ(マラガ市から東に50分)も観光した。スペインの白い村はどちらも本当にため息が出るほどの美しい。
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3番 パー4 358ヤード(2)