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少し起伏のある林間コース。グリーンは砲台が多く、合計100個ほどあるバンカーの約7割がグリーン周りをガードしている。ティショットでのFWは広くても、次打でグリーンを狙いやすくするためには、FWの落としどころが左右のどちらかに限定される。4番、7番、13番、15番は典型的なリスクと報酬ホール。パー、バーディを狙うと難しく大叩きの可能性があるが、ボギー狙いだとホールは簡単になる。12番から14番の3ホールと、今回プレーできなかった16番から18番ホールの上り3ホールは相当タフなホール。2015年、16年と大改造が施され、基本的なレイアウトは変えずに、グリーン面が40%大きくなり、グリーンとFWの芝が新しくなり、排水も良くなった。プレー当日は改造中だったので、18ホール中、10ホールしかプレーできなかったが、それでもコースの素晴らしさは十分に理解できた。
コース名のレアルは英語ではロイヤルのこと。
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5メートルの砲台グリーンに打つ、やや打ち上げで距離のあるショート。グリーンは4個のバンカーと木立で囲まれている。グリーンは受けながら左傾斜。 |
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左ドッグレッグの名物ホール。ティショットは打ち下ろしになり、右に2個のFWバンカーが配され、FWは左傾斜なので、FW右半分狙いが良い。縦に細長い2段グリーンは左右に2個ずつバンカーでガードされ、グリーンの右はすぐ池になる。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットは左にOB。FWは広いが、FW右半分に打つのが良い。砲台グリーンは5個のバンカーでガードされている。受けグリーンで上からのパットは速い。 |
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ほぼストレートの難ホール。ティショットは210ヤード先から緩やかな下り傾斜で、セカンドからはフラット。ティショット、セカンドともに左にOBゾーン、右に池があるが、FWは比較的広い。ただし、グリーンに近づくにつれ、FWは池の方に右傾斜しているので、ロングヒッターはセカンドで右の池が効いてくる。グリーンは左に振られ、グリーン手前に池が食い込んでいる。グリーン奥のOBラインは浅い。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。
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右の池が絡んでくるホール。ピン位置が奥の場合、グリーン左奥の池も効いてくる。右の池を避けるために、グリーン左に安全に打とうとすると、グリーン左に配された1個のガードバンカーが待ち構える。
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左にOBラインが続く右ドッグレッグ。ティショットは池越えで、セカンド、サードは打ち上げ。セカンドはFW右半分に打つと、サードでグリーンが狙いやすい。グリーンは縦長の2段状。グリーンは左手前の1個の深いバンカーと右の2個のバンか―でガードされている。グリーンすぐ左にある3本の木立が、グリーンの左サイドに覆いかぶさっているので、ピン位置が左の時は難易度が増す。
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やや右ドッグレッグの長いミドル。ティショットは左右にOBと左に2個のFWバンカーがある。ティショットを左サイドのFWに置くと、セカンドでグリーンが狙いやすい。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは砲台。
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マラガから南西に1時間30分、マルベリャから南西に45分。メートル表示だったので、ヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース (www.top100golfcourses.com)の2018年度スペインで第3位のベストコース、ヨーロッパ大陸では第10位のべストコースにランクされている。スペインには2017年時点で400コースある。
設計者のロバート・トレント・ジョーンズSr.のスペインでの他の作品は、レアル・バルディラマGC、レアル・ラスブリサGC、エル・ボスケGCがある。このコースは彼の最初のヨーロッパでの設計。
滞在ホテルはフィンカ・コルテシン・ゴルフ&スパに泊まった。コースまで車で25分。
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4番 パー3 227ヤード(2)