林口G&CC、西・南コース
Linkou International Golf & Country Club-West & South Course
林口高爾夫球倶
部、西・南區

コースデータ
所在地台湾、台北
コース長7008ヤード、パー72
コースレート73.8
プレー日2006年3月7日
設計者陳金獅 
オープン1964年
キャディあり
ゴルフカートあり
評価
総合評価
3.35
コースレイアウト
4
難易度
3
グリーンコンディション
3
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
3
クラブハウス
 

穏やかな高低差のある林間コース。台湾では長い歴史のあるコースの一つ。東、南、西コースの各9ホールがあり、西、南コースの18ホールがベストの組み合わせ。全体的にゆったりした設計がなされていて、フェアウェイも広々としており、ウォーターハザードもあまり気にならなく、ドッグレッグホールも少ないため、ロングヒッターに有利なコースである。ただ、バンカーと林に入れればリカバリーが厄介になる。東、南コースは1グリーンだが、西コースだけが2グリーンあり、今回は少し短いサブグリーンを使用した。台湾特有の海風が強い日は難易度が増す。



コースを彩る花々

コースを彩る花々

 

1番 パー5 545ヤード
ストレートホール。両サイドを林が覆い、ティショットを曲げると、パーセーブは難しくなる。セカンドショットは軽い打ち下ろし。グリーンは少し砲台で小さいので正確なアプローチショットが必要。
 

1番 パー5 545ヤード(3)

1番 パー5 545ヤード(2)

1番 パー5 545ヤード(1)
 
4番 パー4 445ヤード

4番 パー4 445ヤード(2)

4番 パー4 445ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。セカンドショットは緩やかな打ち下ろしで、グリーン右をガードしているバンカーが効いている。
 
7番 パー4 380ヤード
左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイのすぐ左は谷でOB扱いになり、フッカーは要注意。セカンドショットが谷越えになり、グリーン左右に位置するガードバンカーが効いている。
 

7番 パー4 380ヤード(3)

7番 パー4 380ヤード(2)

7番 パー4 380ヤード(1)
 
12番 パー4 381ヤード

12番 パー4 381ヤード(2)

12番 パー4 381ヤード(1)
比較的短い、やや右ドッグレッグ。狭い落としどころの左はバンカーとブラインドの池、右は林でティショットが難しい。
 
17番 パー3 165ヤード

17番 パー3 165ヤード(2)

17番 パー3 165ヤード(1)
林の中に佇むショートホール。アゲインストの風が強いと、クラブ選択に苦労する。
 
余談

台北市内から車で35分、中正国際空港から40分。旅行会社、インタネットのゴルフ予約業者を通してプレーが可能。

フルバックティからのプレーは平日に限り、ハンディキャップ10以下の証明書があれば可能。ヤーデージ杭はグリーンセンターまででなくエッジまでの距離なので注意が必要。

このコースからは、日本でも活躍した陳志明、陳志中兄弟、女子の蔡麗香を輩出している。設計者の陳金獅は台湾人で日本でもお馴染みの女子プロ、涂阿玉の師匠。彼の台湾での設計コースは新淡水GC、礁溪GC、大屯GCなどがあり、ベトナムではベトナムG&CC・ウェストコースがある。