フェニックス ゴルフリゾート、チャンピオンコース Phoenix Golf Resort (Champion Course) |
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切り立った石灰岩(奇岩)の麓をたどるゴルフ場で、フェニックス(ロナルド・フリーム作)、ドラゴン(佐藤健太郎作)、チャンピオン(ソン・ホー作)の3コース54ホールある。世界遺産のハロン湾の石灰石でできた奇岩が、そのまま海の上から陸の上に移動したようにいくつも聳え、あたかも陸のハロン湾と錯覚するぐらい見応えがある。まるで水墨画の世界でプレーしているように感じるであろう。3コースともアップダウンがある丘陵コースだが、チャンピオンコースは視界がよりオープンでリンクス風の趣があるホールもある。フェニックスコースは景観が素晴らしいと聞く。
チャンピオンコースは18ホールが1つの時計回りのループで、1番から4番と15番から18番は巨大な奇岩の麓にレイアウトされ、5番から14番ホールがいくつかの奇岩の間を縫うようにジグザグに展開する。18ホール中9ホールでウォータ―ハザードが絡んでくるのと、これらの奇岩が多くのホールで迫っているので、相当チャレンジグなコースに仕上がっている。コースそのものと景観は申し分がないが、コースコンデイションが良くないのが残念。
スコアカード |
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左ドッグレッグのミドル。ティショットでは左コーナーにある2つのバンカーが効いてくる。グリーン右手前と右にバンカーが配されている。受けグリーン。セカンド時点から望む幾つも重なり合う奇岩の景観は素晴らしい。 |
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左ドッグレッグのロング。ティグランドからグリーンまで左はハザードが続く。セカンドは川越えになり、左右に配されたバンカーに注意。グリーンは縦長で真ん中が少し凹んでいながら奥にも下っている。 |
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池越えの短いショート。グリーン手前の池と背後に聳え立つ奇岩の景観がこのホールを魅力的にしている。浮島グリーンだがグリーンは大きく距離がないのでプレー自体は易しい。 |
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットは少し打ちおろしになり、左に流れる川に注意。グリーンはその川の反対側に振られて、グリーンの右は川に面し、左はバンカーでガードされている。グリーンは奥に下っている。 |
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クリーク越えの距離のあるショート。クリークはグリーン手前から右サイドに抜けている。グリーン両サイドにバンカーが配され、グリーンは41ヤードの縦長で手前半分は強く受けている。 |
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ストレートで長いミドル。パーオンするためにはティショットでしっかり距離を稼ぎたい。グリーンは少し砲台で手前から右にかけて1つの大きなバンカーがガードしている。左右の2段グリーンで右面が高い。 |
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ハノイ中心地からほぼ西に1時間15分。ハノイ空港から南西に1時間40分。ビジターのプレーは可能。ホテル併設でクラブハウスと同じビル。韓国資本のゴルフ場なのでレストランでの食事は韓国料理が多、く味は普通。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度ベトナムのベスト30コースで第24位。ベトナムには100ぐらいのゴルフコースがある。 ソン・ホーは韓国人で韓国中心にアジアで70コース以上設計している。彼の韓国での設計コースは、ウェリントンCC、スター・フエG&R、セオルハエオンR、ドゥビーチGC、モンヴェールCC、ナムチョンGC、セイント・フォーG&Rが2020年度トップ100ゴルフコースの韓国のベスト50コースにランクインしている。 |
2番 パー4 436ヤード(2)