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ウェールズの山並みと海が見えるクラシックなリンクスコース。1922年にハリー・コルトが18ホールを造ったが、第2次世界大戦時にINの9ホールが軍隊により接収され軍用に取り壊された。戦後の1947年にマッケンジー・ロスにより、現在のINが新たに造られた。INはより海の近くに位置しデューンの間を縫うようにルーティングがされているので、印象的なホールが多い。特にデューンの中にレイアウトされた11番から15番ホールは素晴らしい。ハリー・コルト作のOUTはパークランドの趣もある、それほど特筆すべきがない平均的なコース。
6800ヤードを越えてパー71。狭いFWも多く、高低差があり、グリーンが小さく、海風の影響を受けるのでタフなコースと言える。いくつかのホールから素晴らしいオーシャンビューが見える。グリーン状態が少し良くないのが残念。コルトの作品だがOUTのプレーが少し退屈で、INのマッケンジー作がプレーして楽しいであろう。
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左ドッグレッグの打ち上げ。ティショットでは左右に3個のFWバンカーとヒースがあり、FWは比較的タイトだが、右サイドに打つとセカンドでグリーンを狙い易い。グリーンは縦長で、左右手前にポットバンカーがある。 |
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ほぼストレートで緩やかな打ち下ろしの2オン可能なロング。ティショットは左右のFWバンカーに注意。セカンドでグリーンを狙う時はダウンヒルのライから200ヤードを越えるボールを打つので難度は高い。しかも、グリーンほぼ円形で、左右手前にバンカーが配され花道は狭い。受けグリーン。 |
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急な左ドッグレッグで緩やかな打ち上げ。ロングヒッターは左コーナー越え狙いが良い。グリーンは砲台で6個のバンカーで囲まれている。2段グリーンの下の段にピンが切られている時はフォールス・フロント(強い下り傾斜のグリーン前部)があるので要注意。 |
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やや左ドッグレッグの打ち下ろし。ティショットでは左右の3個のバンカーが効いてくる。セカンドではFW両脇にブッシュが並び落し所は狭い。グリーンは左右手前に配されてバンカーと、右サイドのOBになる道路でガードされている。 |
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左ド ッグレッグ。ティショットでは左右のブッシュに注意。FW右サイドに打つとセカンドではグリーンまで真っすぐになる。グリーン60ヤード手前に2個のポットバンカー(クロスバンカー)がFWに並び、手前に刻むか、越えていくからのオプションがある。2個のバンカーからグリーンへは緩やかな上り傾斜。グリーンは縦長で左右のデューンに挟まれていて、左手前にと右サイドにポットバンカーが配されている。 |
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チャーミングなショート。グリーンは4個のバンカーでガードされ、グリーンの右手前は深いラフが配されている。グリーンは縦長で、左に傾斜している。 |
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右ドッグレッグ。ティショットはブラインド。グリーンはデューンに囲まれていて、アプローチショットは正確性が必要。 |
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強い右ドッグレッグ。ティショットはブッシュ越えで、FW左右にトラブルがあるので正確性が要求される。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは縦に細長く、両サイド左右はバンカーでガードされ、デューンに囲まれている。強い受けグリーン。 |
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やや打ち下ろしで距離のあるショート。グリーンは3個のバンカーでガードされ、グリーンは手前から奥に下っている。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットでは左サイドにOBゾーンがあり、右サイドにクリークが走る。グリーンは砲台で左サイドの3個、右奥の1個のバンカーと、左サイドのラフでまもられ、左サイドのOBゾーンも浅い。
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カーディフ市からほぼ西に45分。ロンドン市から西に5時間。ビジターのプレーは可能。 ロイヤル・ポースコールGCがすぐ西南の海側に位置し、コースからも見える。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度ウェ―ルズのベスト50コースで第10位。ウェールズには140以上のゴルフコースがある。
プレー前夜はThe Burn B&Bで泊まり、ホテルから徒歩15分のインド料理店The Grand Sultanで食べた。料理は変な容器に入れられたが味は良かった。ホテルからコースまでは車で5分。
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1番 パー4 372ヤード(2)