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リンクススタイルのシーサイドコース。黄海に突き出た多少高低差のある大地の上に広がり、違う設計者によってデザインされたA、Bコースからなる、36ホールのゴルフ場。コースの3方を海で囲まれている。Aコースがチャンピオンシップコースで、Bコースの方は簡単。このAコースは自然の海岸線の地形、特徴のある起伏に富んだ各ホールで、それらを上手く活かした設計のおかげで、コース全体が雄大で眺めが美しい。あるホールは海岸線に沿って展開され、あるグリーンは崖の上に立地し、あるホールではティグランドとグリーンは入り江によって大胆にセパレートされている。それゆえ、各ホール変化に富み、プレーして楽しい。このコースの別名は大連ゴールデン・ぺブルビーチ。
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打ち下ろし。グリーンは砲台で横長。グリーン手前のバンカーが効いている。 |
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やや打ち上げていくストレートホール。ティショットは谷越え。長いパー4なので、ティショット、セカンドとも飛距離が出なければパーオンは難しい。グリーンは砲台で上から下への傾斜が強い。 |
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2オン可能なストレートのロングホール。グリーン手前60ヤード前後に谷があるので、2オンを狙うか、谷の手前に刻むかの決断に迫られる。 |
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3方を海に囲まれた、名物ホールのパー3。ティショットは20メートルほどの打ち下ろしになり、回りがハザードに囲まれた、半島の突端にあるグリーンで、断崖絶壁の海に向かって打っていく。一見すると少し怖いが、距離が短いので、それほどまでに難しくない。それでも、プレーヤーの技術だけでなく、運と勇気をも試すホールである。横長のグリーンは手前から奥に傾斜しているので、手前の崖を怖がって大きめのクラブで打つと、グリーンに第1バウンドが乗っても、グリーン奥のラフまで転がる可能性が高い。海風の影響を加味した正しいクラブ選択が重要。素晴らしいシーサイドの景観を持つホール。 |
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右サイドに海がある、90度の角度で右に曲がるドッグレッグ。両サイドの林がティショットの落とし所を狭めている。セカンドショットはやや打ち下ろしで、ティショットで距離が出ないとセカンドショットでグリーンが見えない。グリーンの3方はハザードで囲まれているので、グリーンにボールが落ちて止まらなければ、トラブルになる。セカンドショットで自信がなければ、グリーン左手前の唯一の花道
でなくてに刻み、1チップ、1パットのパー狙いが安全。
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谷越えのショートホール。ホールの右は海で、グリーンから見る海の景色は美しい。 |
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打ち上げホール。右に海が広がっている。 |
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海に向かっての、少し打ち下ろし。ティショットは谷越えで、グリーン右には深いバンカーと海が待ち構えているのでスライサーは要注意。
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急な左ドッグレッグの難ホール。ホール左側は断崖絶壁に面し、その絶壁がグリーン左から奥まで伸びている。セカンドショットはその絶壁の谷越えになり、技量と勇気を試されるホール。 |
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大連市から車で1時間、空港から70分。
フルバックティのプロティからのプレーは、普段はプレーできないようだが、キャディマスター室の配慮で、今回は特別にプレー出来た。
ピーター・トンプソン設計の他のコースは、中国では、美蘭湖(レークマラーレン)GCがある。全英オープン5回優勝のピーター・トムソンと良く間違えられるが、全く違う設計者である。ピーター・トンプソンはアメリカ人で、ピーター・トムソンはオーストラリア人。
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3番 パー3 180ヤード(2)