天津楊柳青GCABコース
Tianjin Yangliuqing Golf Club‐AB Course
天津杨柳青高尔夫俱乐部
(A、B场)

コースデータ
所在地中国、北京
コース長7010ヤード  パー72
コースレート73.3
プレー日2007年8月31日
設計者 郝建彪
オープン1999年
キャディあり
ゴルフカートなし
評価
総合評価
3.10
コースレイアウト
2
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
3
 

フラットなコースで池、樹木が戦略的に配されている。池のふちに佇む多くの枝垂れ柳がコース内の美的景観を高めている。プレーして面白いホールが多いが、多くのグリーンは奥に下っており、ピン位置が奥の時にはナイスショットをしてもグリーンに止まらないことがある。Out よりIn の方がプレーして楽しい。2005年にCDコースが追加され合計36ホールのゴルフ場で、CDコースが7300ヤードと長く、ABコースと比べてよりチャレンジングでレイアウトも良い。



1番ホールの枝垂れ柳

10番グリーンの景観

景観

 
1番 パー4  381ヤード

1番 パー4 381ヤード(2)

1番 パー4 381ヤード(1)
ストレートのミドル。右は林、左は池がありティーショットの落とし所が狭い。

3番 パー3  178ヤード

3番 パー3 178ヤード(2)

3番 パー3 178ヤード(1)
池越えのショート。グリーン前面と左面は池に面し、奥には3つのバンカーが待ち構えている。
 
4番 パー5  609ヤード
左ドッグレッグの長いロング。距離があるホールなのでティーショット、セカンドとも飛ばして行きたい。グリーン左手前に池が広がる。グリーンは強い左傾斜になっている。
 

4番 パー5 609ヤード(3)

4番 パー5 609ヤード(2)

4番 パー5 609ヤード(1)
 
11番  パー5 513ヤード

11番 パー5 513ヤード(2)

11番 パー5 513ヤード(1)
ストレートのロング。ロングヒッターは2オン可能だが、グリーン手前に池が食い込んでいるので、2オンを狙うか刻むかの決断に迫られる。
 
13番  パー4 427ヤード

13番 パー4 427ヤード(2)

13番 パー4 427ヤード(1)
ストレートのミドル。両サイドに林がありフェアウェイは狭い。グリーン左手前のバンカーが効いており、グリーン周りは木立に囲まれ、グリーン右のOBも浅いので、正確なセカンドショットが要求される。グリーンの形状は両サイドが高いなべ底型でかつ奥に下っている。
 
15番  パー3 163ヤード
アイランドグリーンのショート。グリーンは縦幅30ヤード。グリーン右に見える枝垂れ柳がきれい。


15番グリーン右の枝垂れ柳

15番 パー3 163ヤード(2)

15番 パー3 163ヤード(1)
 
17番  パー5 582ヤード

17番 パー5 582ヤード(1)

やや右ドッグレッグの難しいロング。川がフェアウェイを斜めに横切っているので、ティーショットは川越えになり、着地点によって180ヤードから220ヤードのキャーリーが必要。その川がもう一度フェアウェイを横切っているので、セカンドショットも川越になる。グリーンは強い左傾斜。


17番 パー5 582ヤード(4)

17番 パー5 582ヤード(3)

17番 パー5 582ヤード(2)
 
余談

レストラン

天津市から車で50分、天津空港から車で1時間。北京市、北京空港とも車で2時間半。ABコースはビジターのプレー可、CDコースのプレーにはメンバー同伴か紹介が必要。日本式お風呂あり。20数室のホテル併設。レストランで食べた鰻はとても美味しかった。

愛用している中国語、英語、日本語が同時に書かれている2003年度版、中国ゴルフコースガイドブックで、このコースがロバート・トレント・ジョーンズJr. 設計と書かれていた。トレント・ジョーンズの設計のいろいろなコースで良くプレーしているので、IN スタートの3ホールプレーしただけでトレント・ジョーンズ作でないと気付き、プレー後マネージャーに確認すると、設計者は別の人だった。

最長のゴールドティは置いていなかったが、ティーグランドのヤーデージマーカーの横から打った。

ABコースは郝建彪が担当し、彼の初めての設計コースで他に北京太偉SRがある。CDコースはリー・シュミット、ブライアン・カリーが設計し、他のアジアでの彼らの設計コースは、中国ではアジール(中山長江)G&CC・Bコース、タイではアマタスプリングCCチェンマイ・ハイランズG&SRムアンゲオGC(再設計)、サイアムCC・ニューコースなどがある。