チェンマイ・ハイランズG&SR
Chiang Mai Highlands Golf & Spa Resort

コースデータ
所在地タイ、 チェンマイ
コース長7063ヤード  パー72
コースレート 
プレー日2006年7月25日
設計者リー・シュミット、ブライアン・カーリー
オープン2006年
キャディあり
ゴルフカートあり (フェアウェイ乗り入れ可) 
評価
総合評価
4.45
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
4
 

丘陵コース。アウトコースは比較的フラットだが、インコースは起伏のある丘に立地し、峡谷と周囲の山の景観を上手く取り入れてデザインされている。左にウォーターハザードがあるホールが多いので、ドローボールを打つ人には不向きで、フェードボールを打つ人向きのコースと言える。



クラブハウスからの景観

景観

11番ホールの景観

 
2番 パー3 184ヤード

横から望む2番グリーン 

2番 パー3 184ヤード 
少し打ち下ろし。ティショットは池越えになり、細長いグリーンの左は池に面し、右にはバンカーが待ち構えているので、正確なショットが必要。

 

 

 
3番 パー5 586ヤード

3番 パー5 586ヤード(2)

3番 パー5 586ヤード(1)
左ドッグレッグ。ティからグリーンまで左に池が続き、ティからで230ヤード先の右フェアウェイに2つの大きなバンカーが配されている。セカンドショットでのフェアウェイ右サイドに連座する3つのバンカーと、アプローチショットでのグリーン手前の1つの大きなバンカーが効いてくる。水とバンカーを巧みに使った興味深いホール。
 
5番 パー4 460ヤード

5番 パー4 460ヤード(2)

5番 パー4 460ヤード(1)
距離のある左ドッグレッグ。ティショットでは左の池が気になるが、飛距離が出ないとパーオンしないので、思いっきり飛ばしたい。グリーンは砲台になり、バンカーでガードされている。
 
8番 パー4 418ヤード

8番 パー4 418ヤード(2)

8番 パー4 418ヤード(1)
やや左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ左コーナーにあるいくつかのバンカーが効いてくる。グリーンは砲台でバンカーに囲まれている。
 
10番 パー4 413ヤード

右に池があるストレートホール。フェアウェイは比較的広いが、左右のバンカーが利いてくる。グリーンは奥に下った2段グリーン。


グリーンから望む10番ホール

10番 パー4 413ヤード(2)

10番 パー4 413ヤード(1)
 
13番 パー4 399ヤード

13番 パー4 399ヤード(2)

13番 パー4 399ヤード(1)
打ち下ろし。グリーン手前のフェアウェイに池が食い込んでいる。グリーン左の池とグリーン手前両サイドのガードバンカーが効いている。グリーンは左右の2段グリーン。
 
18番 パー5 558ヤード

やや左ドッグレッグ。打ち下ろしのティショットで距離を稼げれば、2オンの可能性が出てくる。セカンドショットは打ち下ろしの川越になる。グリーンは砲台で、このグリーンもバンカーでしっかりガードされている。


18番 パー5 558ヤード(3)

18番 パー5 558ヤード(2)

18番 パー5 558ヤード(1)
 
余談

チェンマイ市内から車で40分、チェンマイ空港から40分。プレーするティは自由に選べた。

リー・シュミットはピート・ダイのアシスタントを7年間務め、その後ジャック・ニクラウスとパートナーを組んだ。リー・シュミット、ブライアン・カーリーとジャック・ニクラウスの共同の設計は、中国ではスプリングシティ(春城)G&LR・マウンテンコース中山温泉GC・ジャック・ニクラウスコース、日本では石岡GC六甲国際GC(再設計)、ザ・トラディションGC、プレジデントGC、ニューキャピタルGG、山陽GC(再設計)、サン・ベルグラビアCC、ベアパウズジャパンCC、マレーシアではスンガイロングCC、タイではスプリングフィールド・ロイヤルCCがある。また、世界最大のゴルフ場、10コースを持つミッションヒルズの内、ファルドコース、尾崎コースを始め何と8コースもの共同設計者である。

他のタイでのリー・シュミット、ブライアン・カーリーの単独での設計コースは、アマタスプリングCCロイヤル・バンパインムアンゲオGC(再設計)、サイアムCC・オールドコース(再設計)、プランテーションコースがある。