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ムーウス砂漠の南端にある自然の砂丘(デューン)の中の丘陵地に展開するパークランドコース。年間降雨量が400ミリしかない半乾燥地区の楡林に位置するが、多くの種類の植物、低木が植えられ、コースは緑豊か。FWもグリーンも左右にブッシュが並び、タイトなホールが多い。ウオーターハザードは一つも無いが、多くのブッシュ越えがあり、ターゲットゴルフを要求される戦略コースである。標高1150メートルなので、ボールは半クラブ遠くに飛ぶ。
スコアカード |
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左ドッグレッグ。ティショット、セカンドとも左右にブッシュがあり、FWは狭い。ロングヒッターのティショットは右サイドのブッシュが迫っていて、FWはより狭くなる。サードショットは谷越え。グリーンは3段形状で、右サイドにブッシュが配されている。 |
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強い右ドッグレッグのタフなミドル。ティショットでは左右のブッシュが効いてくる。グリーンは砲台の2段形状で、左手前はバンカー、右サイドは急な下りスロープでガードされている。 |
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谷越えの距離があるショート。グリーンの右にバンカーが配され、グリーンは受けている。 |
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強い右ドッグレッグの短めのロング。ティショットでは左右にブッシュがあり、狭い。セカンド地点からグリーンまで緩やかな打ち上げ。グリーンの手前は3個のバンカーでガードされ、ロングヒッターの簡単な2オンを許さない。受けグリーン。 |
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やや右ドッグレッグのタイトなミドル。FWとグリーンはブッシュに囲まれている。グリーンは少し砲台の縦に長い2段グリーンで、右サイドはバンカーでガードされている。 |
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ほぼストレートの長くて難しいロング。ティショットは打ち下ろしで、ティショット、セカンドとも左右にブッシュがあり、FWはタイト。サードは緩やかな打ち下ろし。グリーンはブッシュに囲まれていて、グリーンの左手前のブッシュは花道に食い込んでいる。 |
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やや打ち下ろしの谷越え。グリーンは縦に長く受けている。 |
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ほぼストレート。ティショットでは左サイドにブッシュがあり、FWはタイト。セカンドも左右にブッシュが配され、FWは狭い。グリーンは2段形状でブッシュに囲まれている。 |
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楡林市からほぼ北に35分、楡林空港から西に20分。ビジターのプレーは可能。楡林砂漠GCと隣接する。
蘆軍設計の他の設計コースは内蒙古維信国際GR、北京コンドルGCなどがあり、改造設計では上海旗忠GC、楡林砂漠GCが有名。
プレー前日に西安を防衛する辺境の要塞、鎮北台を見学した。1500年頃に造られた鎮北台は明代の万里の長城遺跡の中で最も雄大で、最も勢いのある建築物の一つであると言われている。その日の夕食は楡林の古い街並みを散策しながら塞上飯荘で食べた。宿泊は市内の楡林石油大厦ホテル。
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3番 パー5 575ヤード(3)