ビンタンラグーン・リゾート、ジャック・ニクラスコース
Bintan Lagoon Resort (Jack Nicklaus Course)
コースデータ
所在地インドネシア、ビンタン島 
コース長6947ヤード、パー72 
コースレート73.5 
プレー日 2004年7月4日  
設計者 ジャック・ニクウス  
オープン1996年 
キャディあり 
ゴルフカートあり (強制) 
評価
総合評価
4.10
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
5
クラブハウス
 

森側のウッドランドコースのイアン・ベーカー・フィンチコースとこの海側のシービューコースとを合わせて、合計36ホールある。Outコースは平均的なレイアウトだが、あの手この手で海と水を巧みに配置した In コースのレイアウトは、プレーヤーの挑戦意欲をかき立てるデザインとなっている。全体的にフェアウェイが広く取られ、気持ち良くティショットを打てるホールが多い。

クラブハウスからの景観

9番ホールとクラブハウス

18番ホールとクラブハウス

 
2番 パー4 460ヤード

2番 パー4 460ヤード(2)

2番 パー4 460ヤード(1)
すばらしいミドルホール。距離が長いがフェアウェイが比較的広いので、ティショットは思いっきり打てる。グリーン左手前のバンカーには注意。
 
5番 パー5 552ヤード
グリーン手前の数々なバンカーが印象的な、左ドッグレッグのロングホール。砲台ティグランドからは少し打ち下ろしになり、2打目、3打目は打ち上げになる。セカンドショットには数々のオプションがあり、少しリスキーだがバンカー越えで最短距離を狙うか、グリーン7、80ヤード前後左のフェアウェイに運びアプローチ勝負にするか、最も安全なバンカー手前に刻み、120ヤードの打ち上げショットでパー狙いに徹するかを選べる。
 

グリーンから振り返る5番ホール

5番 パー5 552ヤード(2)

5番 パー5 406ヤード(1)
 
6番 パー4 430ヤード

6番 パー4 430ヤード(2)

6番 パー4 430ヤード(1)
ティショットはブラインドになるが、美しいパー4。セカンドはやや打ち下ろしになり、グリーンすぐ左横の池が効いている。ホール左側からグリーン奥まで伸びる見事な原生林が目に焼きつく。
 
11番 パー5 570ヤード
ティショットではホール両側に池が絡む、軽い右ドッグレッグのパー5。クリークがフェアウェイを横切り、グリーン右サイドまで伸びているので、セカンドショットも注意が必要。
 

11番グリーン

11番 パー5 570ヤード(2)

11番 パー5 570ヤード(1)
 
12番 パー3 173ヤード

横から見る12番グリーン

12番 パー3 173ヤード
非常に美しい、名物ホールのパー3。ティショットは天然のビーチサンド越えで、ショットをダブル時は巨大バンカーになり、ホール右サイドと背後に海が広がる。グリーンは縦に細長く、グリーン右は海岸線、左はバンカーが待ち受けており、その間は20ヤード程しかないので、正確なショットが必要。その上に、海風も読まなければならないので、非常に難しいホール。“綺麗なバラにはトゲがある”がぴったり当てはまる。
 
13番 パー4 378ヤード

13番 パー4 378ヤード(2)

13番 パー4 378ヤード(1)
距離は少し短いが油断ならないミドルホール。特にセカンドショットに神経を使う。グリーン手前のフェアウェイ右サイドの林が迫り出していて、横に細長いグリーンの左と奥はクリークがあり、手前はバンカーになる。
 
16番 パー5 512ヤード
大きな池を包むように左ドッグレッグしているパー5。フェアウェイは狭く左から右の池の方へ傾斜している。各ショット、水とバンカー絡んでくる。
 

グリーンかラ振り返る16番ホール

16番 パー5 512ヤード(2)

16番 パー5 512ヤード(1)
 
余談

海上のカヤックから望むコース

ビンタン島に行くフェリー
シンガポールからはビンタン島までフェリーで50分。 コースに隣接してホテルがある。クラブハウスは外観、内装、従業員のサービスともすばらしく、評判が高い。

前日宿泊したのは地中海クラブで、地中海クラブからは車10分にコースに着く。そこのビーチからカックを漕いで、25分ぐらいでコースを海側から眺めることができた。その手前にはリアビンタンGCがあり、カヤックだと20分ぐらいでコースを海側から見ることができる。つまり、このコースとリアビンタンGCは隣接しているのである。

他のインドネシアアでのジャック・ニクラス設計コースは、ダマイ・インダG&CC・BSDコースザ・タマンダユGCブキットダルモGC(ジャック・ニクラスJr設計)、セダユGC(ジャック・ニクラスJr設計)がある。