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東シナ海を眼下に望む、開放感のあるスケールが大きいシーサイド・丘陵コース。全体的に高低差が強く、OUTは打ち下ろしが多く、INはよりアップダウンが激しく、いくつかの打ち上げのブラインドホールもある。シーサイドのホールは1番、2番、10番で全て海に向かっての豪快な打ち下ろしの絶景ホール。各ホールは起伏に富み、FWは広いわけでなく海風の影響も受けるので、ホールごとの攻略法を考えさせられる。2番、3番、16番ホールが特に印象に残る。パー3が長く、3ホールで長さが200ヤード前後ある。グリーンがメインとサブの2グリーンが置かれているが、現在は2、3ホールを除いて、数年前からサブグリーンは使ってない。グリーンは総じて小さく芝目は強く、傾斜は単純だが、グリーン面が堅いのは好感できる。歩きのプレーには不向きなコースで、カート必須でFWに乗り入できるので、厳しい高低差は気にならない。レイアウトの良さは普通だが、絶景を楽しみながらプレーできるコース。
スコアカード |
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左ドッグレッグ。ティショットは海に向かっての強い打ち下ろし。セカンドも打ち下ろし。グリーンは円形で左奥と右手前にバンカーが配されている。
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名物ホール。ストレートで、東シナ海に向かって豪快に打ち下ろす絶景のミドル。ティショットは強い打ち下ろしで、左サイドのバンカーが効いてくる。セカンドは少し打ち下ろし。グリーンはほぼ円形で受けていて3個のバンカーでガードされ、花道は狭い。
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距離がある打ち上げのショート。グリーンは縦長で強く受けていて、左右手前にバンカーがあり、左サイドのOBゾーンは浅い。 |
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谷越えのショート。グリーンの奥に2個のバンカーがある。 |
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海に向かって打つ左ドッグレッグの打ち下ろし。グリーンは大き目で縦長の2段形状で、右サイドはすぐOBになる。
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左ドッグレッグの東シナ海に向かっての強い打ち下ろし。ティショット、セカンドとも左サイドのOBゾーンは浅い。グリーンは円形で左サイドは大きなバンカーでガードされている。 |
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(2グリーンあり手前のサブグリーンなので本グリーンより50ヤードほど短い)谷底に置かれたグリーンへの強い打ち下ろし。グリーンの右にOBゾーンがあり、左手前にバンカーが配されている。 |
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海に向かって打つストレートの長くてタフなミドル。ティショットは強い打ち下ろしで右サイドにバンカーが配され、左サイドからのセカンドはグリーンへのベストアングル。ティショットで距離が出ないとパーオンは難しくなる。グリーンは縦長で、右手前から右サイドにかけて1個の細長いバンカーと左奥のバンカー、奥のOBゾーンでガードされている。
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やや左ドッグレッグの絶壁のようなFWの上りに向かうロング。ここまで強い打ち上げがなかなか経験できないが、強い打ち下ろしホールとのバランスでレイアウト的に良いホール。3打とも距離が出ないとパーオンしない。サードショットが難しく、グリーン左右のOBゾーンは浅い。
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左ドッグレッグで“リスクと報酬”の美しいロング。ティショット、セカンドともに東シナ海に向かっての打ち下ろし。2オン可能だが、グリーン左サイドは崖、右サイドはOBがあり、セカンドでグリーンを狙うのはリスクが伴う。グリーンはほぼ円形で、左手前、左サイド、奥はバンカーでガードされている。
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鹿児島市から西に35分、鹿児島空港から南西に55分。プライベートクラブだがビジターのプレーは可能。クラブハウス、お風呂からは素晴らしい東シナ海の景色を望める。
佐藤健設計での他のコースは ABC GC、関西クラシックGC、関西CC、 久美浜CCなどがある。
プレー前日は鹿児島市内の城山ホテル鹿児島に泊まった。標高108メートルの高台にあるホテルで、温泉露天風呂から眺める鹿児島市街地と桜島は絶景。前夜の夕食はホテルからタクシーで12分南下して繁華街にある銀の串で食べた。炭火で焼き鳥を焼くお洒落な店で、美味しい焼き鳥と合う豊富な種類のワインと地元の焼酎を薦めてくれる。タクシーの運転手に、食後の〆(シメ)は地元で賑わうラーメン小金田を推薦してくれたので、徒歩8分の店に行き、ほぼ満腹だったが半ラーメンをオーダーした。
食後は運動も兼ねて25分歩き、ちょうど中間点にあるライトアップされた鹿児島(鶴丸)城跡を見てホテルに戻った。
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1番 パー4 415ヤード(3)