ABCゴルフ倶楽部
ABC Golf Club

コースデータ
所在地兵庫県
コース長7235ヤード、パー72
コースレート74.1
プレー日2006年5月10日
設計者鈴木正一、佐藤健
オープン1977年
キャディあり
ゴルフカートあり
評価
総合評価
4.60
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4
満足度
5
 
ほぼフラットな丘陵コース。フェアウェイは広いが、ティショットの落とし所の左右に多くのバンカーが横たわり、各ホールを引き締めている。大小12ある池は美観的効果はあるものの、17番、18番ホール以外はあまり効いてこない。3年前の2003年に、2グリーンを1グリーンに改造して、グリーンもアンジュレーションが大きくなり、コース全体がより戦略的になったと聞く。距離は十分あるので、ロングヒッターに有利なコースである。190ヤード以下のショートホールがなく、4つある内3ホールが210ヤードを越えるというように、長いのも特徴の一つ。毎年、男子プロのトーナメントが開催されている。


グリーンから望む18番ホール

グリーンから望む18番ホール

 
2番 パー4 450ヤード

2番 パー4 450ヤード(2)

2番 パー4 450ヤード(1)
右ドッグレッグ。右コーナーのバンカーは260ヤード地点。グリーンの左右にバンカーが配されていて、グリーン左のガードバンカーが特に効いてくる。
 
7番 パー4 362ヤード

7番 パー4 362ヤード(2)

7番 パー4 362ヤード(1)
打ち下ろしの、短いショートホール。フェアウェイが狭く、その右を連座するバンカーがガードしているので、ティショットではドライバーで距離を欲しがるか、フェアウェイウッドかロングアイアンで、バンカーを避けてフェアウェイキープに徹するかの決断に迫られる。グリーンは難解な3段グリーン。
 
9番 パー4 424ヤード

9番 パー4 424ヤード(2)

9番 パー4 424ヤード(1)
やや右ドッグレッグ。ティショットは池越えで、段差のあるフェアウェイに打っていく。キャリーで230ヤード飛ばないと、下の段のフェアウェイにボールが残り。セカンドショットで距離が残りパーオンが難しくなる。フェアウェイのアンジュレーションが美しいホール。
 
11番 パー4 457ヤード

11番 パー4 457ヤード(2)

11番 パー4 457ヤード(1)
ティショットは緩やかな打ち下ろしの、やや右ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ右バンカーに捕まるのは240ヤードで、越えるには260ヤードが必要。グリーンは左右のバンカーでガードされている。
 
16番 パー3 221ヤード

16番 パー3 221ヤード(2)

16番 パー3 221ヤード(1)
距離のある池越えショートホール。グリーンはバンカーに囲まれていて、距離だけでなく、方向性も求められるホール。
 
17番 パー4 439ヤード

17番 パー4 439ヤード(2)

17番 パー4 439ヤード(1)
やや左 ドッグレッグの難ホール。ティショットでは左OB、右は池が迫っていて、フェアウェイ左サイドは多少受けているが、右は池に向かってかなりの傾斜しており、さらにフェアウェイバンカーが3つあるので、正確なショットが要求される。 グリーンも3つのバンカーでガードされている。 
 
18番 パー5 525ヤード
名物ホール。出だしはストレートで、その後大きな池に沿って右ドッグしている。ティショットは緩やかな打ち下ろしなので距離を稼ぎたい。ロングヒッターは2オン可能なので、2オンを狙うか、刻むかを決断しなければならない。グリーン前面はすぐ池に面しているので、グリーンを狙うショットは正確なキャリーが必要。2オンを狙わなければパーは簡単だが、狙うとイーグルからダブルボギーまでありうるホール。グリーンは横長の変則3段グリーン。グリーンセンタには左右に尾根が走り、ピン位置と違う面からのパットは大変難しい。
 

18番 パー5 525ヤード(3)

18番 パー5 525ヤード(2)

18番 パー5 525ヤード(1)
 
余談
車で大阪市内から1時間、神戸市内から50分。プレーには全日メンバー同伴が必要。お風呂は温泉。

ゴルフクラシック誌主催2005年日本ゴルフコースランキングでは38位に選ばれている。他の鈴木正一設計コースは、額田GC、ジャパンエースGC、日野GC、功交野CC、庄原CCなどがあり、他の佐藤健設計コースはチェリー鹿児島シーサイドコース、関西クラシックGC、関西CC、久美浜CCなどがある。