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西コース、東コースと合計36ホールあり、スケールの大きな立地に自然林にセトされた伝統的な林間コース。自然を生かした林間コース。両コースとも本格的チャンピオンコース。東コースは1974年に開場したが、西コースは9ホールだけが1976年にオープンし、1991年に9ホールが増設されて現在の18ホールになった。西コースでは、2003年度から4大メジャーの1つの“日本ゴルフツアー選手権”が開催されている。各ホール異なったデザインが施され、距離も7200ヤードを超え、しかもフェアウェイ幅が25ヤード以内の狭いホールが多く、池、クリーク、バンカー、樹木の見事な配置が戦略性を高めている。上級者の挑戦意欲を刺激するレイアウト。過去20年で今回が4度目のプレーだが、毎年の改造で年々難しくなっている。
2007年プレー時はプロのトーナメント直後の厳しい設定で、ラフは10センチ近くの長さがあり、フェアウェイ幅は通常のプレーより、より絞られているので、ラフに入るとショートアイアンで出すのが精一杯だった。通常の設定でもタフなコースレイアウトに加え、距離が7200ヤードを越え、グリーンがとても硬くしまっていて雨天にも関わらず、スピンが効かないとグリーン上でボールが止まらなかった。
2019年に再度訪ねた時は距離がさらに200ヤード伸びて7400ヤードを越える超難関コースになっている。 また、以前の10番11番ホールが、1番、2番ホールに、以前の3番、4番ホールが4番、5番ホールに変更してルーティング若干変わっている。下段のホール説明は2007年プレー時でなく、2019年のルーティングでのホール番号。
スコアカード
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左ドッグレッグの短いロング。グリーンには強い打ち上げになるので、よほどのロングヒッターでないかぎり2オンしない。グリーンは奥行き50ヤードの3段グリーンで、ピンのある段へサードショットを打つのがポイント。プロのトーナメントではパー5から、ティーを手前に持ってきて、大変タフな470ヤードのパー4になる。
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やや打ち下ろしのストレートのミドル。ロングヒッターは池がブラインドになり、フェアウェイ左方向に飛ばしすぎるとティーから270ヤード先フェアウェイ左に広がる池に捕まる。縦長のグリーンの左全体が池に面しているため、セカンドショットでは正確性が必要。グリーンは右から池の方の左に傾斜している。
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ホール左側は池に面している、ほぼストレートの比較的距離の短いミドル。ティーショットもセカンドも左の池を避け、右から攻めるのが安全。グリーンは砲台で、左の池だけでなくグリーン手前のバンカーも効いている。
3段グリーン。 |
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池越えの美しいショートホール。グリーン左半分が池に囲まれていて、距離が長いので難しい。特に池絡みの所にピンが切られると、難易度は更に増す。2007年のトーナメントからティーグランドを40ヤード後方に伸ばし2006年までの196ヤードから236ヤードになった。 |
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豪快な打ち下ろしで、左右にOBがあるパー4。ティーショットはフェアウェイ中央の樹木狙い。ロングヒッターは、その木がセカンドショットの邪魔をするリスクはあるが、フェード、ドローと打ち分けられればパーオンは出来るであろう。セカンド地点は左足下がりのライになり、セカンドショットは右に行きやすいので注意が必要。グリーンはバンカーによりしっかりガードされている。
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距離の長いロングホール。フェアウェイはタイトで右はOB、左は林になる。3打ともしっかり打たないと、パーオンするのが難しく、ティーショットをミスした場合、サードショットでもまだフェアウェイウッドを使わざるを得ないモンスターホール。
(サード地点の写真なし) |
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右手前から左奥に斜めに長いグリーン左半分に池が食いこむショート。グリーン奥のOBゾーンは浅い。前面の池を避けて大きめに打ちグリーンオーバーすると、そこからのアプローチは決して易しくない。
2020年前後に左奥の小さい部分段が新設され、グリーンの形状はより手強くなっている。 |
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やや左ドッグの長いミドルで名物ホール。ティーショットは打ち下ろしなので、下り勾配を利用して距離を稼ぎたい。グリーン手前は池に面しており、しかもやや左足下がりのライからセカンドショットを打つので、セカンドの距離が残ると極端に難しくなるホール。しかも大きなグリーンは受けていて傾斜が強く、池に向かって速いので、奥からのパットには注意が必要。
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フラットでほぼストレートなミドル。左は林で右はOBになり、このホールもフェアウェイがタイト。グリーンが砲台になるので、セカンドは少し打ち上げになる。
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東京都心から車で70分。プレーンには平日はメンバーの紹介、土日は同伴が必要。サウナあり。フルバックの黒ティーからのプレーはメンバーのみに開放していて、全員がシングルプレーヤーに限り可能。
2004年のプレー当日、あいにくの雨だったが、コースで時々見かける桜がきれいだった。ワンラウンド・スルーを採用していて好感がもてる。これは日本では珍しいが、日本以外の国では常識なので、もっと多くのコースに採用して欲しい。
2007年のプレーは、プロのトーナメント直後のプレーにプロの試合の時と同じ設定で運良くプレー出来た。ティーショットが長いラフに入ればプロでもボギーの可能性が高い非常に厳しいセッテングだった。しかもフェアウェイ幅が20ヤード前後のホールが多く、多くのプロが85前後も叩いていた。そのトーナメント優勝は9アンダーの片山真吾選手。トッププロの技量は素晴らしい。2004年でのプレーもバックティの7000ヤードのタフな設定だったが、今回のプレーは比べ物にならないぐらい難しかった。
発知朗設計の他のコースは大相模CC、スカイウエイCC、南総CC、本千葉CC、川越CC、リバーサイド・フェニックスGC、ロイヤルCC、十里木CC、那須野ヶ原CCがある。
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11番 パー5 500ヤード(3)