*公式コースレートがある74.2の青ティより350ヤード長いゴールドティは1.5ポイント高い75.7と推測した。
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自然の立地を上手く生かした、丘陵コース。レイアウトが大変面白く、印象的なホールが多い。ティグランドに立って、コース全体やグリーンが見渡せるホールがほとんどである。二クラス設計にしてはグリーンが小さく、フラットなグリーンが多い。長いコースであることは間違いがないが、砲台ティからのティショットが多いので、7330ヤードでなく実際は7100ヤードぐらい。ただ要所要所でハザードが効いてくるし、各ショットにおいて落とし所が狭いので、方向性と距離が同時に要求され、難易度は相当に高い。Out
の11番から17番ホールまでは水が連続して絡むので、特に気が抜けない。せっかくの素晴らしいコースなのに、グリーンコンディションが良くなく、遅いのが残念。
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右サイドにウォーターハザードが続く、やや右ドッグレッグ。ティショットは軽い打ち下ろしで、セカンドショット以降は緩やかな打ち下ろし。ティショットではフェアウェイ右にバンカーが配され、落とし所の3分の1ほどを占めるので、左サイドに打たなければいけない。セカンドショットは左のファウェイバンカーを避けるため、フェアウェイ左サイドに打つのが良い。グリーン右手前のガードバンカーは深いので注意が必要。 |
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ティショットは打ち下ろしになる、やや右ドッグレッグ。フェアウェイの右エッジより右に打つと急傾斜のため、ロストボールになる可能性がある。グリーンの手前は3つの深いバンカーでガードされている。
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大変美しい、名物ホール。やや右ドッグレッグになりグリーンは更に右に振られている。ティショットは打ち下ろしになり、左は1つの大きなバンカー、右は5つのバンカーが待ち構え、落とし所を限定している。セカンドショットは、右のバンカー群の先に池があり、フェアウェイを2等分している。距離と方向性に自信があれば池越えの右のフェアウェイを狙い、安全に攻めるには左のフェアウェイに打ちサードショットで池越えルートを選択することになる。 |
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やや右ドッグレッグ。このホールもフェアウェイがタイトなので、正確なティショットが要求される。このコースで一番ユニークな造りは砲台グリーンで、手前は深いバンカーでガードされ、グリーンの右半面は急傾斜になっているので、グリーン右サイドに外すとパーセーブが難しくなる。 |
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ティショットは約15メートルほどの打ち下ろしの池越えになる左ドッグレッグ。長いパー4でフェアウェイもタイトでそのサイドは池に面しているので、ティショットでは飛距離と正確性が要求される。池越えには230ヤードのキャリーが必要で、狙い所を少しでもショートしたり、左に引っ掛けたりすると、池に捕まり、安全に右方面を狙うと、セカンドショットの距離が長くなりパーオンが難しくなる。グリーンは小さく、左に池、右と奥にはバンカーがあるので、セカンドショットも気が抜けない。
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左ドッグレッグの緩やかな打ち下ろし。池越えには220ヤードのキャリーが必要。グリーンは更に左に振られ、その前面には池が食い込んでいる。 |
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景観の良い、打ち下ろしのパー3。半島形のグリーンはバンカーと池で囲まれている。打ち下ろしを考慮に入れた正しいクラブ選択が重要。 |
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ほぼストレートホール。左は小川が走り、フェウウェイもタイトなので、ティショット、セカンドとも難しい。グリーンは砲台。 |
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右ドッグレッグの長いパー4。フェアウェイはバンカーにより左右に分断されていて、攻略ルートが2つある。ショートカットの右のフェアウェイは220ヤードのキャリーが必要で、その狭い落とし所の左右をバンカーがガードしているので正確なショットでなければバンカーに捕まる可能性が高い。右フェアウェイの右サイドのバンカーはグリーンまで伸びていて、なんと300ヤード近くの長さがあり、グリーン右までをガードしている。どちらのルートでもセカンドショットではこのグリーン右のバンカーが効いてくる。 |
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ジョホーバル市から車で50分。ジョホール空港から30分。シンガポールから車、タクシー(クイーンズ道路から)で2時間弱。スパ、サウナ、ジム、フィットネスセンター、ロッジあり。メートル表示なのでヤードに換算した。
マレーシアでのジャック・ニクラス設計の他のコースは、スンガイロングG&CC、ボルネオG&CC、フォレスト・シティGR、隣国のブルネイはエンパイアーH&CCがある。
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3番 パー5 567ヤード(3)