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比較的フラットな丘陵コースで、バランス良く配置された池とバンカー、そしてこのコースの名物であるタイNO.1の速さを誇るガラス張りのごときグリーンが全ホールに展開され、7200ヤード(パー72)とたっぷり距離があるコースは上級者を魅了する。各ホールともバラェティに富み、多くの池と樹齢を経たマンゴー・ツリーが有名。コースはプレーヤーの挑戦意欲をかき立てるレイアウトなので何度プレーしても飽きない。グリーンはタイでは珍しい高麗グリーンで、日本でよく見かける高麗グリーンより、大きくかつ早い。
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少し傾斜のある大きなグリーンのパー3。グリーン右は池になるので、スライス・ヒッターは要注意。 |
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ティショットはフェアウェイセンターにある大きな木越えのパー5。グリーン手前へのショートはウォーター・ハザードになるのと、グリーンの左右はバンカーがしっかりガードしているので、ロングヒッターには2オン可能だが大叩きする可能性もある。受けグリーンの傾斜が強いためピンをオーバーしないショットが必要。
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タフなミドルホール。ティショットではフェアウェイがタイトで、しかもその右サイドに配置されたバンカーが絶妙に効いている。セカンドショットは10メートルほどの打ち上げになり、手前は深いバンカーが待ち構えているためショートは禁物。グリーンは早くて傾斜があり、グリーンをオーバーした場合、返しのアプローチが極端に難しくなる。 |
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池越えの長いショートホール。グリーンは豊富な熱帯雨林の中に佇んでいる美しいホール。 |
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フェアウェイは狭くホール左はOBになる。セカンドショットではフェアウェイの左半分が池となるので落とし所が極端に狭い。グリーンは砲台で、グリーンを外した時の寄せが難しい。 |
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非常に美しい池越えのショートホール。グリーンを取り巻くハザードは手前にウォーター・ハザード、右にバンカー、左はブッシュというように戦略性が高い。まるでジャングルの中に居るかと錯覚するくらい野性的な景観を持つ。 |
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ホール左はOBで右は池になりフェアウェイがタイトなパー4。セカンドショットは池越えになり、砲台のグリーンと手前の池のコントラストが美しい。 |
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右ドッグレッグ。セカンドショットは右コーナーにある木立越えになる。グリーンの手前に池が広がり、その池をどのように攻略するかがポイント。このホールもグリーン周りの光景が美しい。 |
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フェアウェイバンカーとグリーンサイドバンカーが良く効いている最終ホール。受けグリーンの傾斜は強く、ピンの上につけると痺れるパットが要求される。 |
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パタヤから車で50分。ロッジ付なので宿泊してプレー出来る。レストランでは日本食もあり。キャディはホテル同様に星の数で評価されており、4星が最高ということで3人いるらしいが、めったにお目にかかれない。
坂田塾で有名な坂田プロが塾生と合宿する場所として有名。また、日大ゴルフ部も合宿していると聞く。
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1年前の2003年3月、ある縁にて3年前の60歳でレギュラー・ツアーのプロテストに合格した、還暦ルーキーで有名な古市プロと3日間合宿をした。古市プロは全て前向きに考える方で、どのような場面でも“積極的な心”とゴルフができる“感謝の気持ち”がゴルフには大切と語る。古市プロを見ていると、ゴルフプレーには年齢は関係ないことが十分理解できる。10人弱の合宿だったが、古市プロの人柄でか、毎日笑いが絶えなかった。作者は忘れたが、古市プロの経験に関して書かれたゴルフダイジェスト誌発行の“還暦ルーキー”は1994年の神戸大震災のボランティア活動も含まれており、感動する本。プロ本人も2回読んで、2回とも泣いたそうだ。上の写真では真ん中が古市プロで、左が筆者。
日本ゴルフ振興設計のゴルフ場は日本では尾道GCを初め数コースのてかげており、中国の珠海GC、北京国際GCの設計もしている。
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2番 パー3 206ヤード(2)