ザ・リンクス・アット・スパニッシュベイ |
|
|
スコットランドのリ10ンクスをアメリカ西海岸で再現したコース。1番から8番まではリンクスで9番から13番までは林間、そして14番からはまたリンクス。総じて海からの強風をさえぎる樹木がほとんどなく、風の影響を受けるホールが多い。しかもFWとグリーンを外すとブッシュと潅木があり、その外側は起伏のある砂丘が広がり、各ショット正確性が要求される。多くのホールで美しい太平洋を見渡せる。 |
|||
|
|||
緩やかな打ち下ろしの、ほぼストレートホールで、グリーンは手前50ヤードぐらいから右に振られている。ティショットを左FWに置けば、短いロングなので2オン可能、グリーンの左は2個のバンカー、右は湿地帯とデューンでガードされている。受けグリーン。 |
|||
|
|||
|
|||
ティショットは打ち下ろしになる、急な左ドッグレッグ。前方に海が広がり、美しいホール。ティショットでは左FWバンカーが4個並び、最長のバンカーは243ヤードのキャリーで越える、グリーンは大きく、やや受けている。 |
|||
|
|||
右ドッグレッグの長いミドル。ティショットではFWは広いが、FW右半分のセンターに3個のクロスバンカーが縦に並び、落し所を限定している。ティから最長のバンカーを越えるには270ヤードのキャリーが必要。グリーンは強く受けていて、しかもうねっているので、距離の長いパットは難しい。セカンド地点から望むオーシャンビューは美しい。 |
|||
|
|||
やや左ドッグレッグで緩やかな打ち下ろし。ティショットでのFWは狭い。ティからヤード先にブッシュがFWをクロスして、ロングヒッターはドライバーを使えない。グリーンの奥の面は下っているので、ピン位置が奥の時は要注意。 |
|||
|
|||
あまり距離はないが、沼地越えでグリーンはバンカーで囲まれているので、それなりにタフなホール。横長のグリーンの奥行きは20ヤードほどしかなく、グリーン手前も奥もバンカーなので、風の影響を加味した正確な距離感のショットが要求される。グリーンは真ん中が凹んだ3面グリーン。 |
|||
|
|||
ほぼストレートホール。ティショットではFWの右はすぐにデユーンなので、左FWに打ちたいが、セカンドでグリーンを狙いやすくするためには、FW右半分が良い。グリーンは斜めに配され、その左手前には1個の深いバンカーでガードされている。FW左半分か左ラフのからのセカンドは、その深いガードバンカーのプレッシャーだけでなく、奥行きもあまりないので、パーオンが難しい。グリーンは複雑なアンジュレーションが施されているので、パットの読みは慎重に。 |
|||
|
|||
|
|||
ダブルドッグレッグの打ち上げていくロング。初めは右ドッグレッグで、それから緩やかに左に曲がっている。セカンドの落し所のFW中央に3個のバンカーが縦に並び、セカンドの落し所のFWをほぼ2分する。左FWは右より狭いのでリスクは伴うが、サードショットでグリーンを狙いやすい。太平洋を望むことができるグリーンは砲台で右傾斜になり、グリーンの真ん中に大きなマウンドがある2段グリーン。 |
|||
|
|||
|
|||
ストレートホール。ティショットではFWは狭く、FW左に1個のバンカーと右にもうひとつのバンカーでガードされ、飛べば飛ぶほどFWはタイトになる。ロングヒッターはドライバーを使わない方が賢明だが、パーオンにはショットの飛距離と方向性が要求される。セカンドは谷越えになり、木立に囲まれているグリーンに打っていく。グリーン周りの木立だけでなく、その手前と右はバンカーでガードされ、グリーン手前のエプロンは急な下りスロープなので、セカンドはグリーンに直接オンし、スピンが効いたボールが必要。 |
|||
|
|||
やや右ドッグレッグで、海に向かって打ち下ろしていく距離のあるロング。ティグランドから望むオーシャンビューは美しい。ティショットでのFWは広いが、FWの左には浅いOBライン、右には沼と柳の木立があるので、風が強い時のティショットは緊張を強いられる。またセカンドショットの落し所地点には、FW右半分のその真ん中に30ヤード超の長さがあるクロスバンカーがあり、そのクロスバンカーをどう攻略するかだけでなく、FWも狭いので、正確性と頭を使うショットが要求される。グリーンは手前から海に向かって傾斜していて、グリーンの奥はブッシュが待ち構えているので、アプローチショットでのグリーンオーバーは禁物。 |
|||
|
|||
|
|||
右ドッグレッグ。ティショットのFWはブッシュで囲まれていて、右FWには2個のバンカーが配されている。ロングヒッターには270ヤード先はブッシュになるので、ドライバーを使えない。セカンドはブッシュ越えで、左に2個深いガードバンカー、右に池とハザードが配されて縦長グリーンに打っていくので、正確なショットが要求される。グリーンはアンジュレーションが強い。 |
|||
|
|||
|
|||
右ドッグレッグ。このホールもティショットのFWはブッシュに囲まれていて、FWはタイト。セカンドは緩やかな打ち上げで、グリーンの右から奥はブッシュに面している。縦長グリーンの手前半分は強く受けている。 |
|||
|
|||
|
|||
左ドッググレッグの距離のあるロング。ティショットのFWは広いが、セカンドは少しタイト。グリーンは右に2つのガードバンカーがあり、グリーン面は右奥が下がった2段グリーン。 |
|||
|
|||
|
|||
車でモントレーから20分、サンフランシスコ空港から2時間。コースに隣接してザ・イン・アット・スパニッシュベイがあり、プレー前夜はそこで泊まった。このロッジからペブルビーチGLまでは車で8分。リゾート内にはペブルビーチ、スパイグラス・ヒル、スパニッシュベイ、デルモンテの4つのコースがある。 ロバート・トレント・ジョーンズJr設計での他のカリフォルニアでのゴルフコースは、ポピーヒルズGC、デザート・デューンズGC、コト・デ・カザG&RC、ランチョー・ラキンタCC、セラーノCC、ランチョー・サン・マルコスGC、アドべ・クリーク、ロック・バーンG&S、レーク・シャシュテキーナGL、モナーク・ビーチGL、シクウォイア・ナショナルGC、グリーンホーン・クリークGCなどがある。 トットップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.com)の2016年度カリフォルニア州で第37位のベストコース。カリフォルニア州にはおよそ1000のコースがある。 プレー後はザ・イン・アット・スパニッシュベイの中にあるRoy's at Pebble Beachで夕食をとった。雰囲気が良いアメリカ料理のレストラン。 |
1番 パー5 500ヤード(3)