|
高低差が少ない、とてもチャレンジングな林間コース。各ホールにおいてフェアウェイバンカー、グリーンサイドバンカーが戦略的に配され、ドッグレッグホールも多く、総体的にフェアウェイがタイト。ラフは深くはないが密集しているので、フェアウェイを外すとスコアメークが難しい。7番パー5、8番パー3、12番パー5(PGAの試合ではパー4)、18番パー5の4ホールをどう好スコアで乗り切るかが重要。縦長の2段グリーンが多いのも特徴。グリーンの整備はほぼ完ぺきで、フェアウェイ状態も素晴らしい。プレー中は建物、住宅などの人工物が一切見えなく、森の中に佇むコースで、ニューイングランド(アメリカ北東部の6州)の大自然を満喫できる。設立以来毎年PGAドイツ銀行選手権として2016年まで開催されていた。2017年から2019年まではデルテクノロージー選手権が開催され、2020年と2022年にPGAのノーザントラスト選手権の開催コース。
|
|
|
右ドッグレッグ。ティショットの落し所は狭く、右にFWバンカー2個。グリーンまで80ヤード地点からFWは急角度で右に曲がっている。ロングヒッターは2オン可能ホールだが、グリーン右半分は池に囲まれているので、セカンドでグリーンを狙うか安全に刻むかの決断に迫られる。縦長の2段グリーンで、左手前のエプロンにマウンドが1個、左奥にバンカーが1個配されている。
|
|
|
|
|
1オン可能なとても短いミドル。FW右にバンカーが2個並び、右はラフでFWはタイト。ティショットでドライバーを使うか、FWウッドもしくはアイアンを使うか考えさせられる。縦長の2段グリーンは砲台で、その左は大きなバンカーでガードされている。
|
|
|
やや左ドッグレッグ。ティショットは左のラフと右のFWバンカー2個が効く。グリーン左の池とグリーン左から奥にある2個のバンカーでグリーンはガードされている。2段グリーン。
|
|
|
|
|
ストレートの長いロング。FWはタイトでうねっている。ティショットは左にFWバンカー、右に木立が続く。セカンドではグリーン手前100ヤードに巨大クロスバンカーが横たわり、それを越えていくか手前に刻むか決断に迫られる。このクロスバンカーはパインバレーGC7番("Hell's
half acre" と呼ばれ砂浜のシーサイド・コースにあるバンカーを
除けば ハーフ・エーカー ・1800m² という大きさで 世界最大)を連想させる。グリーンはやや砲台で、斜めに置かれて真ん中が凹んでいる3面状。グリーン左に1個の大きなガードバンカー。
|
|
|
池越えのショート。グリーンは縦長で左右はバンカーにガードされている。特に左のガードバンカーは大きくて威圧的。。
|
|
|
やや左ドッグレッグ。ティショットでは緩やかな打ち下ろしで、左に1個の大きなFWバンカーがあり、これを超えるには250ヤードのキャリーが必要。プロは300ヤード先の2個の小さいセンターバンカーが効いてくる。セカンドも緩やかな打ち下ろし。グリーン手前から右にかけて大きなバンカーでガードされている。グリーンは馬の背で真ん中から左右に少し下っている。最近の改造により50ヤード弱長くなり、改造前はバンカーが一つもなかったが、いくつか追加された。パー5としてロングヒッターは2オン可能ホールだが、プロの試合ではとてもタフなパー4に変わる。
|
|
|
|
|
左ドッグレッグ。セカンドは緩やかな打ち下ろし。縦長グリーンは2個のバンカーでガードされていて、グリーン右から奥は深い森がある。プロの試合では495ヤードの手強いパー4になる。
|
|
|
|
|
池越えのショート。グリーン左と手前は池に面していて、右には1個の小さなバンカーが配されている。グリーンは右サイドの真ん中が高い2段状。
|
|
|
強い左ドッグレッグ。セカンドはゆるやかな打ち下ろし。グリーンのすぐ手前に大きなバンカーが口を開けて待ち構える。縦長グリーンの左サイドは全て1個の長いバンカーでガードされている。
|
|
|
右ドッグレッグ。ティショットでFWは2つのセンターバンカーにより、左右のFWに分かれ、どちらのFWも右傾斜。左FWは安全だがセカンドで距離が長くなる。2オンを狙うには右FWに打つべきだが、センターバンカーとFW右奥の1個のバンカーが効いてくる。グリーン手前から右はウォーターハザードなので、簡単な2オンをさせてくれない。グリーンは少し砲台で、アンジュレーションが強い。グリーンの右に1個の長いガードバンカーが配されている。近年の改造により、グリーン面積が30%小さくなっている。これにより、このホールの難易度が増した。
|
|
|
|
|
ボストン中心地、ボストン国際空港からともに車で南に50分。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2018年度マサチューセツ州で第11位のベストコースに選ばれている。マサチューセッツ州にはおよそ380コースある。
改造設計者のギル・ハンス設計のマサチューセッツ州でのコースはボストン GC、ヴィンヤード
Cがある。他にはスコットランドのキャッスル・スチュワートGL、ブラジルの2016年オリンピック開催コース、オリンピックGCが有名。日本では2008年に東京GCのグリーン、2018年にコースを改造した。
|
2番 パー5 542ヤード(3)