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全てのホールで海が見えるリンクスコース。8ホールが岩だらけの海岸線に沿ってデザインされ、他に2ホールはグリーンの奥が海に面するのでアプローチショットは海に向かって打つことになる。起伏のあるファアウェイ、曲がりくねった海岸線、デューン(砂丘)、高低差のある丘、山の背、崖の上。谷と変化のある地形に、素晴らしい18ホールがレイアウトされている。フェアウェイは広く距離も長くないので、海風が強くなければそれほど難しいコースではない。各ホールが全て戦略的で幾通りの攻め方があり、プレーして飽きない。9番、18番ホールは世界クラスのホール。
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右に海が広がる右ドッグレッグ。ティショットはクリフ(崖)越え。砲台2段グリーンでグリーンは左に3つ右に1つのバンカーでガードされている。 |
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右に海が広がるショート。グリーンは縦に48ヤードと長い。グリーン左奥から右手前に急傾斜。このグリーンも左に2つのバンカーとクリフがある。
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右ドッグレッグの緩やかな打ち上げ。ロングヒッターが2オンを狙うと、グリーン左から奥に広がるデユーンが効いてくる。横長グリーンで左から右に急傾斜。グリーン手前に3つのバンカーが配されている。
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ティショットがブラインドになるストレートホール。セカンドは緩やかな打ち上げ。砲台の受けグリーン。グリーン手前と右にバンカー、左右に深いラフが配されている。 |
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景観、レイアウトの良さとも素晴らしいロング。海に向かって打ち下ろしていく、名物ホール。右に曲がってから左に曲がるダブルドッグレッグ。セカンドは両サイドからデユーンが迫ってきて落し所がタイト。グリーン手前から左サイドの一部はサンドの荒地に面し、2オン狙いのセカンドとパーオンでのサードショットで効いてくる。グリーン右は一つの大きなバンカーでもガードされている。グリーンは奥から右に急傾斜。
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ストレートの急な打ち下ろし。セカンド地点から望むグリーンと海は絶景。グリーンは段差の強い左右の2段グリーン。グリーン両サイドにバンカーが配されている。
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左ドッグレッグの短いミドル。安全にはフェアウェイ・ウッドとかアイアンで刻むのが良いが、ロングヒッターはドライバーでクリフ(崖)越えの難しいティショットにトライでき、成功すればボールをグリーン近くまで運べる。グリーン半分はクリフに囲まれていて、グリーンは右が高い左右の2段グリーン。 |
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灯台に向かって打つ急な左ドッグレッグ。ティショットは左に連座する5つのフェアウェイバンカー越えか、それらのバンカーの手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは馬の背。
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緩やかにやや左ドッグレッグ。フォローの風が強いと2オン可能。
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右ドッグレッグ。ティショットは海越え。フェアウェイは急な右傾斜でグリーンまで同じように右傾斜している。グリーンの右から奥はすぐに崖か海なので、セカンドのスライスボールは要注意。
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右に海岸線が走る谷越えのショート。グリーンは縦長でグリーンの真ん中に大きなマウンドがありパットが難しい。
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もう一つの名物ホールで世界クラスの最終ホール。美しいビーチに沿って三日月の形で右に曲がるホール。ティショットは谷越え。グリーンの右サイドはハザードのビーチに面していので、セカンドの左サイド狙いが安全だが、グリーン左手前の1つのガードバンカーが効いてくる。グリーンは縦に細長く。奥半分は真ん中から少し下っている。
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メルボルンからキングアイランドまで飛行機で45分。空港から車で45分。メートル表示なのでヤードに換算した。ロッジあり。
今回の移動はVortex Airという会社の8人乗りの小型飛行機を使い、メルボルン国際空港から送迎車で1時間のMoorabbin空港からバーブーグル・デューンズ・ゴルフ場敷地内のゴルフ場敷地内の小さい滑走路に直接着陸して2泊2プレーした後に、キングアイランド島飛行場に飛び、キングアイランドで2泊してオーシャン・デューンズ、ケープ・ウィカムGCとプレーした。4か所の良いコースをプレーするにはメルボルン経由でこの小型飛行機を使うのが良い。7、8人で集まれば一人当たり値段はそれほど高くないので、お勧め。4人乗り小型飛行機もある。上空から望む景観は絵葉書になるほど美しい。
2015年にオープンしたばかりだが、2016年のゴルフ・ダイジェスト世界ベスト100にはなんと24位にランクインされている。設計者のマイク・デフリースはアメリカのミシガン州を中心に25コースほど設計している。ミシガン州ではキングスリーC、マーケットGC、ピルグリムス・ランGG、ザ・マインズGCなどがある。
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1番 パー4 372ヤード(2)