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注:コースは2016年6月完成したので、その年の2月でのプレー時は12ホールしかプレーできなかった。13ホールから18ホールはプレーせずに歩いて回った。
風光明媚な海岸線に沿った起伏のある立地にチャレンジングな18ホールが展開するリンクスコース。フェアウェイはデューン(砂丘)越えたり、デューンの間に配されて進んでいく。4番、10番と絵葉書になるショートがあり、2番の短いミドルがリスクと報酬の際立つホールを提供し、3番、18番はとても手強い長いミドルになっている。海が見えるホールと海が絡むホールはもちろん素晴らしいが、内陸の数ホールも良くデザインされていてダイナミックな高低差を楽しむことができ、18ホール全てに変化がある。レダン、ケープ、パンチボールグリーンとクラシック理論を取り入れたホールもある。フェアウェイは広いが、次打でグリーンを狙うのには、落とし所が限定されるなど、景観の素晴らしさだけでなく戦略性もとても豊かなコース。各グリーンの形状、バンカーの配置も優れている。
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両サイドにヒースのラフが並ぶ右ドッグレッグの打ち下ろし。ティグランドからは海岸沿いのグリーンが見渡せる。ファアウェイは広く、ティからグリーンまでは全て左サイドがターゲットライン。
セカンドはブラインドで50ヤードの長さのラフ越え。グリーン手前は2つのバンカーでガードされている。グリーンは手前から奥に少し下っているので、グリーンオーバーしやすく、グリーンを越えると海になるので要注意。
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右前方に海が広がる、ワンオン可能な短いショート。フェアウェイは広いが、ロングヒッターのワンオンのルートはフェアウェイ右エッジしかない。アバレージヒッターもフェアウェイ右半分に打つ必要があり、セカンドが簡単になる。左サイドに打てばデューンとバンカー越えのブラインドのアプローチショットになる。
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右ドッグレッグのタフなミドル。クラシッルクな“ケープ”ホール。ティショットは海越え。通常向かい風の長いホールなのでパーオンには飛距離が必要。
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海越え岩越えのショートで名物ホール。グリーンはとても横に長く、左奥から右手前に急傾斜している。グリーンのフロントエッジの中央に配されたバンカーも効いてきて、グリーンを左右に2等分しているような効果がある。
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ほぼストレートの打ち下し。ロングヒッターはブッシュまでボールが転がるので要注意。ファアウェイは左右に分かれている。ティショットは右サイドに打つとセカンドでグリーンを狙いやすい。ショートヒッターはグリーン左に打つのが良く、右に打てばブラインドのセカンドショットになる。グリーンはお椀型で両サイドにバンカーが配されている。
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左ドッグレッグ。ティグランドからはホールはとても狭く見えるが、両サイドのデユーンに飛ぶとボールがキックしてフェアウェイまで戻してくれるので、そこまでは狭くない。グリーンは60ヤードもある縦長で、砲台の受けグリーン。
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デューンの高台のティグランドから、谷越えで更に高いグリーンに打つ自然を活かしたホール。右手前のバンカーが効いている。グリーンは大きく、センターから奥に下っている。
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海越えのショート。横長の砲台グリーンで手前に2つ奥に3つのバンカーが配されている。右手前から左奥に斜めに傾斜している“レダン”タイプのグリーン。
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左に海が広がるほぼストレートホール。ティショットはやや打ち上げになり、右手に3つのフェアウェイバンカーがあるがフェアウェイは広い。セカンドはやや打ち下ろし。セカンド地点から望むグリーンと海の景観は素晴らしい。グリーンの真ん中に尾根が横切り、グリーンは左傾斜。
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(造成中)
やや右ドッグレッグの美しいホール。ティショットが飛べば飛ぶほど左からデューン、右からクリークが迫ってきて落し所が狭くなる。しかもフェアウェイは右傾斜。50ヤードの横長グリーン。
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(造成中)
ストレートの緩やかな打ち上げで、距離が長いタフなホール。グリーン両サイドと手前に深いバンカーが配されているので、セカンドの距離と正確性が必要。3段グリーンなのでパットまで難しい。
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メルボルンからキングアイランドまで飛行機で45分。空港から車で5分。メートル表示なのでヤードに換算した。コースから車で5分の街にゴルフ場経営のホテルあり。
今回の移動はVortex Airという会社の8人乗りの小型飛行機使い、メルボルン国際空港から送迎車で1時間のMoorabbin空港から バーブーグル・デューンズ・ゴルフ場敷地内のゴルフ場敷地内の小さい滑走路に直接着陸して2泊2プレーした後に、キングアイランド島飛行場に飛び、キングアイランドで2泊してオーシャン・デューンズ、 ケープ・ウィカムGCとプレーした。4か所の良いコースをプレーするにはメルボルン経由でこの小型飛行機を使うのが良い。7、8人で集まれば一人当たり値段はそれほど高くないので、お勧め。4人乗り小型飛行機もある。上空から望む景観は絵葉書になるほど美しい。
設計者のグラマエ・グラントはキングストン・ヒース GCで16年間グリーン・キーパーをした経験があり、キングストン・ヒース GC、クーヨンガ
GC、キャッスル・ヒル CCザ・リンクス・レディベイなどのグリーン改造を行っている。
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1番 パー5 547ヤード(3)