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ノースとサウスコースがある36ホールのゴルフ場。サウスはフラットで長くてフェアウェイは広いが、ノースはより強いアップダウンがあり、両サイドのブッシュの林が効いてフェアウェイがよりタイトなので距離よりも正確性が要求される。ノースコースは2003年の大改造を経てとても良くなったと聞く。ミスショットで良く入るバンカーが多く新設され、砂地の荒地も取り入れられ、グリーン表面の絶妙な傾斜の改修がなされた。オーストラリアにおけるゴルフ関連のトップライターの1人は、この改造を「オーストラリアのゴルフコース史上最高の改造工事」と評価している。
このコースは2014年に大改造され2019年にペニンシュラ・キングスウッドCGC・ノースコースとして生まれ変わった。
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谷越えの美しいショート。グリーンの両サイドは深いバンカーでガードされていて、周りはブッシュの林に囲まれている。グリーンエプロンは急斜面になっているので、直接グリーン面に届くショットを打たなければならない。 |
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やや左ドッグレッグの打ち下ろしていくロング。ティグランドからホール遥か前方に広がる海が臨める。あ2オンにはフェアウェイ左サイドに打つのがベストでセカンドでグリーンを狙っていける。しかし、左サイドを狙うと2つの左フェアウェイバンカーが効いてくる。グリーンは横長の砲台で手前と奥、左手前はバンカーでガードされている。セカンドを刻む場合はこの左手前バンカー方向に打つのが良い。そこからは次打でグリーンが狙いやすい。 |
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ほぼストレートの打ち上げていく短いミドル。ティショットは2つのオプションがあり、左2つのフェアウェイバンカーの手前でフェアウェイ真ん中の1つのバンカーの左の220ヤード地点に刻むと、セカンドでの距離が残るがグリーン手前の深いバンカーがあまり効かなくなり、グリーンを狙いやすい。ロングヒッターは2つのフェエワウェイバンカー越えのフェウェイ右サイドの260-270ヤード地点にも打っていける。この場合はセカンドの距離が短くなるが、深いバンカー越えの難しいショットになる。 |
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少し打ち下ろしのショート。グリーンは大きく4つの深いバンカーで囲まれていて、まるで砂の中に浮かぶアイランドグリーンのように見える。 |
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左ドッグレッグのミドル。フェアウェイかの左から左コーナーにかけて威圧感のあるバンカーが連座し、ティショットでバンカー越えを狙うか、それらのバンカーの右サイドに安全に刻むかの決断に迫られる。 |
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ストレートの距離のあるミドル。ティショットは右フェウェイバンカーに注意。グリーンは砲台で左手前と右はバンカーでガードされている。左手前のガードバンカーはとても深いので入れないように。 |
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左ドッグレッグの難しいミドル。右サイドに砂地の荒地がグリーン手前まで続き、フェアウェイはセンターが盛り上がって左右に下っているので、持ち球によっては左の荒地、右のブッシュ林にティショットが入る可能性が高い。セカンドは打ち上げになり、グリーンは丘のてっぺんに位置する。 |
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ストレートのとても短いミドル。ロングヒッターは1オン可能だが両サイドにハザードが迫り、落とし所は狭い。ティから260ヤード地点左にフェアウェイバンカーが配されている。グリーンは縦に長い2段でピン位置が奥の段の右の時にフェアウェイ右半分からのセカンドはとても難しくなるので、フェアウェイ左サイドに打つべきだが、ショットによっては上記のフェアウェイバンカーが効いてくる。 |
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右に曲がった後左に曲がるダブルドッグレッグのロング。フェアウェイ左右にあるブッシュの林、バンカー、砂地の荒地により、ティショット、セカンドともに落とし所が狭い。サードショットはグリーン右手前の大きなバンカーに注意。 |
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メルボルン市内より車で50分。メートル表示なのでヤードに換算した。宿泊施設あり。
ゴルフダイジェスト誌で2014年度オーストラリアベストコースの第34位に選ばれている。同じ設計者で造られたもう一つのサウスコースは第36位。スローン・モーペスの他のオーストラリア設計コースはポートシーGC(同ランク54位)がある。
再設計者のマイク・クレイトン設計の他のコースはバーンブーグル・ドューンズGL(同ランク第4位)、RACV
CCなどがある。
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プレー前日にメルボルン・パークビューホテルに泊まった。中心街から少し離れていて静か。サンドベルト地帯のゴルフ場に行くには便利なホテルだ。 |
2番 パー3 176ヤード(2)