オーストラリアン GC
The Australian
Golf Club
シドニーの超名門クラブで街から車ですぐのところにある100年以上歴史のある林間コース。クラブハウス焼失という事件を契機として、それまであったコースを、ジャック・ニクラウスが距離を長くし、グリーンを手直しして、いくつかのウォーターハザードを造り、本格的なチャンピオンコースに1980年に改造した。距離も十分にあり、池、バンカーが戦略的に配された、チャレンジングなコースに仕上がっている。距離が7200ヤードを越える長いコースなので、ティショットの飛距離だけでなく、多くのバンカーと池にガードされた、タイトなグリーンをミドルアイアン以上の大きなクラブで出来れば高いフェード形の球で正確に狙うアプローチショットの技量を試させるコース。 | |||
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少し打ち下ろしの難しいショートホール。グリーンは42ヤードの奥行きがあり、横幅が狭く、その両サイドは深いバンカーでガードされている。グリーンは左奥に向かって下っている。ピン位置が奥の時は難易度が増す。
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やや右ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイ左の2つのガードバンカーが効いている。縦に細長いグリーンの前面から右脇半ばまで池が配置され、方向性と距離両方について正確なセカンドショットが要求される。ピン位置が奥の場合には、後方の池まであるので更に難しい。グリーン左サイドは急な坂になっていてり、アプローチは寄せづらく、左に逃げた場合も簡単ではない。グリーンは中央部分が窪むという形状で、前面・センター・奥と3つの面となっているのでロングパットは距離感が難しい。 | |||
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ストレートの非常に距離があるパー4。両サイドに林が迫っていて、ホール全体は比較的タイトな造り。縦長の3段グリーンになっていて、その周りは多くの深いバンカーでガードされている。ティショットとセカンドともに、飛距離と方向性が同時に求められるホール。 | |||
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左ドッグレッグが続くホール。ティショットの落とし所は狭いが、池越えのセカンドショットを考えると良い位置に置きたい。。グリーン前面の池だけでなく、グリーン手前と奥に配されたバンカーも効いてくるのでセカンドは難しい。美観と戦略性を兼ね備えたホール。 | |||
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ほぼストレートなフィニッシング・ホール。グリーン手前の80ヤードあたりからフェアウェイの右側は池が配置され、その池はグリーン手前からグリーン右サイドを包むように伸びている。ロングヒッターにとっては2オン可能なホールだが、この池が少しでも右にぶれたボールを待ち受けることになる。セカンドショットを刻むにしても、池が落とし所を狭くしている。この為、安全策としては池が絡まないグリーン手前100から120ヤードの広いフェアウェイにセカンドを運び、3打目勝負とするオプションがある。 | |||
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シドニー市内より車で25分。シドニー空港から車で10分。全日メンバー同伴が必要。メートル表示。ハンディ4以下なら、最長の黒ティからプレー出来る。 ゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第9位に選ばれている。ジャック・ニクラス設計の他のオーストラリアでのコースは、ザ・ヘリテージG&CC(同ランク35位)、レイクランズGC(同ランク59位)がある。ニュージーランドではキンロックGCがある。 |
クラブハウスからの景観