レイクス
GC The Lakes Golf Club |
ほぼフラットな立地に展開された上級者向けのコース。全体的にバンカーの配置が素晴らしい。Outは林間風の趣があり、1番と8番ホール以外は水が絡まないが、豊富な樹木、うねった砂地のラフ、要所に配置されるバンカーが効いているので、スコアメークに苦労すると思う。Inはコース名通り大きな池が大部分を占めるタフで戦略性に富んだレイアウト。18番ホール以外の8ホールで水が絡んでくる。11番、14番、16番、17番のように池とグリーン及びフェアウェイとのコントラストが絵葉書のように美しいホールが多い。オーストラリアでのメジャートーナメントがしばしば開催されるコースで名高い。吹きさらしで海風が強い日には難易度は相当増す。 |
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ティショットが雄大な打ち下ろしのストレートホール。ロングヒッターは右の小さい池に注意。ティショットとしてはフェアウェイは比較的広いので楽そうに見えるが、グリーンに近づくにつれて狙いどころが絞られてくる。各ショットについてフェアウェイバンカーが効いてくる。 |
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やや左ドッグレッグのチャレンジングなホール。左は林、右は沼地でガードされているフェアウェイは極端に狭く、ティショットは緊張を強いられる。ティショットさえ成功すれば、ブラインド気味にはなるものの大きなグリーンに向かって打つセカンドショットは、手前のポットバンカーとグリーンオーバーに気をつければ難しくない。 |
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右には一面に美しい池が広がる、ブーメランの形状をした右ドッグレッグのホール。グリーンは更に右に振られていて、サードショットは池越えになり、グリーン周りのバンカーも効いてくる。かなり速い受けグリーンなので、手前から攻めるのが安全。一流プロはセカンドショットで250ヤード前後の難しい池越えとなるこの長いロングホールを2オン狙いでいく。このホールは、アメリカのゴルフマガジン誌の2000年度世界ベスト500ホールに選ばれている。 |
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打ち下ろしの急な右ドッグレッグホール。右コーナに小さな池があり、左はブッシュが迫っているので、ティショットをフェアウェイウッドでこの池の左に刻むのが安全策。フェアウェイは左から右に強く傾斜しており、ティショットは落下地点からかなり右に流れる。グリーンも左から右に傾斜が強く、又、中央に尾根が走っている為、奥からのパットとアプローチは難しい。超ロングヒッターはグリーン手前に位置する木立越えのワンオンを狙うことも出来る。2003年のトーナメントでガルシアは1オンに成功。 |
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最初はストレートにフェアウェイに打ち出した後、次からのショットが大きな池を挟んで左に振られている名物ホール。このホールも美しい。フォローの風のときは、リスクを覚悟で2オンを狙うか、手堅く3オン狙いに徹するかの決断に迫られる。このホールはプロのトーナメントの時はティグランドを少し前にして、タフなパー4になる。ある有名なオーストラリアのプロがセカンドショットを3回池に打ち込み、11も叩いた有名なホール。 |
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右ドッグレッグの長いパー4。セカンドショットは池越えで、右から左に傾斜したグリーンと池の景観は美しい。 |
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2回池越えを要するストレートなロングホール。ロングヒッターは2オンも可能。 |
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シドニー市内より車で25分。シドニー空港から車で10分。平日はビジターだけでプレー可能な曜日がある。土日はメンバー同伴が必要。メートル表示。ジャグジー、サウナ完備。 1970年代初旬にコース内に高速道路が開通し、Outの3ホールが、オリジナルの設計と違う場所に造られている。 ゴルフダイジェスト誌で2004年度オーストラリア第16位に選ばれている。オーストラリアでのロバート・ボン・ヘギー設計コースはこのレイクスだけで、アジアに関しては、日本だけしか設計しておらず、ホウライCC、西那須野CC、有馬ロイヤルGC・ノーブルコース、桂ケ丘CC、河口湖CC、宇部72CC・江畑池コース、隨縁CC・西神戸コース、マオイGRなどがある。
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景観