バインズ G&CC、レイクスコース
The Vines Golf & Country Club (Lakes Course)
ワインの産地で有名なスワンバレーの中に位置する、フラットな林間コース。エレンブルックコースとレイスクコースの36ホールあり、どちらのコースもホール両サイドに聳える高い木立、巧妙に配されたバンカー、グラスバンカー、適度に絡まるウォターハザードが悪いショットにはペナルティを与えるというようにコース全体の戦略性が高くなっている。また、グリーンは大きくうねっていて難しい。その2コースのベストな組み合わせの18ホールのコンポジットコースは、1993年から2003年まで、ヨーロッパとオーストラリア男子PGAのツアーのハイネケンクラシックを開催した。このコンポシットコースはレイクスコースから9ホール選ばれており、10番から18番ホールにあたる。また、このレイクスコースだけで2006年にジョニーウォーカークラシックを開催した。Out は平均以上のレイアウトだが、In のレイアウトはすばらしく、特に15番から18番までの4ホールはプレーして非常に楽しいであろう。 | |||
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ストレートホール。ティーから230ヤード先から左に連なる2つのバンカーがあり、右側のブッシュが迫り出しているので、ティーショットの落とし所は狭い。セカンドショットの落とし所のフェアウェイも左右のバンカーで狭まれている。サードショットはやや打ち上げになり、グリーンは50ヤードの縦に細長いグリーンなので、サードのピンまでの距離感が重要になる。 | |||
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ストレートの比較的短いミドル。グリーンの50ヤード手前をクリークが横切る。グリーンは横長で、手前は1個のバンカーと急なスロープ、奥は4つのバンカーでガードされていて、しかもグリーンの奥行きがあまりなりので、セカンドショットは正しいクラブ選択が重要になる。 | |||
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右に池が広がる美しいショート。グリーン右は池に面して、グリーンは手前から池の方の右奥に下っている。グリーン手間、左、奥のバンカーも効いている。 | |||
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左ドッグレッグの難ホール。ティーショットでは左に池が広がり、池の一番遠い所を越えるには300ヤードのキャリーボールが必要なので不可能。池を避け、フェアウェイ右サイド狙いが安全だが、ティーから240ヤードと260ヤード先に2つのバンカーが待ち構えている。ティーショットは飛べば飛ぶほどフェアウェイ幅は絞られており、ショートカットのフェアウェイ左サイドを狙い池の近くに運ぶと、そのフェアウェイは池の方に向かっての急な左傾斜なので、たとえナイスショットを打ったとしても池まで転がり落ちる可能性が大きい。グリーンは砲台で傾斜が強い受けグリーン。 | |||
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絵のように美しいストレートのロング。ティーショットでは左の池と右に連なる3つのバンカーによりフェアウェイ幅が狭い。セカンドショットは2オンを狙うか、安全に刻むかの決断に迫られる。2オンを狙い左にミスショットをすると、グリーン左手前に面する池の餌食になる可能性が高い。刻む場合も、池が絡まないグリーンセンター140ヤード手前の広いフェアウェイに安全に運ぶか、リスクを覚悟のバーディ狙いで2つの池に挟まれた、グリーン近くの狭いフェアウェイに打っていくかの、2種類のオプションがある。グリーンは大きく横長。 | |||
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パース市内より車で40分。パース国際空港より車で30分。距離はメートル表示。ビジターだけの予約は可能。ノボテル・バインスリゾートホテルが隣接。エレンブルックとレイクスコースの36ホールを1日でプレーした。 この36ホールの内のベストな組み合わせのコンポジットコースの18ホールは、GOLFSelectで2006年度オーストラリア第27位に選ばれている。グラハム・マーシュ & ロス・ワトソン設計の他のオーストラリアでのコースはテリーヒルズG&CC(同30位)、ホライズンGR(同63位)、パラダイズパームスGC(同67位)、ロビーナウッズGC(同99位)がある。ロス・ワトソン単独設計の他のオーストラリアのコースはマゼンタ・ショアーズGC(2012年度同ランク27位)他にはパシフィック・ハーバーG&CC(2012年度同ランク56位)がある |
2番グリーンの景観