ロビーナウッズ ゴルフクラブ
Robina Woods Golf Club

コースデータ
所在地 オーストラリア、クイーンズランド
コース長 6647ヤード、パー71
コースレート 72.0
プレー日 2006年1月7日
設計者 グラハム・マーシュ、ロス・ワトソン
オープン 1990年
キャディ なし
ゴルフカート あり
評価
総合評価
4.20
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
5
 
多少高低差があるが、林間コース風でのタイトな造りで、もともとの樹木に覆われることでファアウェイの狭さが際立つコース。ほとんどのホールはゴムの林によってセパレートされ、ユーカリの巨木が立ちはだかる。また、自然の池、クリークなどのウォーターハザードにも事欠かなく、戦略性は豊か。自然の中に調和するチャレンジングなゴルフ場である。

クラブハウスからの景観

景観

景観

 

2番 パー4 381ヤード

やや右ドッグレッグ。ティショットではタイトなフェアウェイの右は林で左は池なので、安全にフェウェイウッドでティショットしても、アイアンでグリーンを狙うことが出来る。ティから290ヤード先のフェアウェイをクリークが横切り、グリーン右を抜けていく。

 

斜め後方から見る2番グリーン

2番 パー4 381ヤード(2)

2番 パー4 381ヤード(1)
 
3番 パー5 599ヤード
緩やかに打ち上げていく難ホール。最初はやや右に曲がり、それからやや左に曲がる“S“字型ホール。正確で力強いドライバー、セカンドショットが打てれば、サードショットではアイアンを使いグリーンを狙える。ティショットは左目狙いが正解で、右に行くとセカンドショットで前方の林がスタイミーになる。
 

3番 パー5 599ヤード(3)

3番 パー5 599ヤード(2)

3番 パー5 599ヤード(1)
 
7番 パー4 406ヤード

7番 パー4 406ヤード(2)

7番 パー4 406ヤード(1)
左ドッグレッグ。このホールもティショットの落し所が両サイドの林により狭い。グリーン右手前をガードしているバンカーが効いている。
 
15番 パー4 422ヤード

左ドッグレッグで左コーナーには池が待ち構えている。ティショットでは左の池を避けるために、右に打ちすぎると、セカンドショットではグリーンまでの距離が遠くなる。セカンドショット時に見るグリーンの景観は美しい。

 

15番 パー4 422ヤード(3)

15番 パー4 422ヤード(2)

15番 パー4 422ヤード(1)
 
16番 パー5 504ヤード

緩やかな打ち上げの、やや右ドッグレッグ。タイトなフェアウェイはうねっていて、その左右を林がガードしているので、1打、2打とも正確なショットが必要。グリーンは縦に細長く、その両サイドをバンカーとラフのくぼみがガードしているので、3打目までも気を抜けない。

 

16番 パー5 504ヤード(3)

16番 パー5 504ヤード(2)

16番 パー5 504ヤード(1)
 
17番 パー4 185ヤード

17番 パー4 185ヤード
豪快な打ち下ろし。高低差があるので、クラブ選択が難しい。ピン位置が右奥の時には、手前の深いバンカーが効くので、難易度が高くなる。
 
18番 パー5 562ヤード
ほぼストレートの素晴らしいホール。ティショットを左目に打つと、セカンドを打ちやすくなる。セカンドショットのフェアウェイに右から池が食い込んでいて落し所を限定している。グリーンは少し砲台で、右のバンカーと池が効いている。
 

18番 パー5 562ヤード(3)

18番 パー5 562ヤード(2)

18番 パー5 562ヤード(1)
 
余談

ブリスベン空港から車で1時間20分、ゴールドコーストのサーファーズパラダイスより車で20分。距離ははメートル表示。バックティからは誰でも自由にプレーできる。



コース内に生息する大とかげ

グリーン上で食事している

2004年度GOLFSelectにてオーストラリア第86位に選ばれている。グラハム・マーシュ、ロス・ワトソン設計の他のオーストラリアのコースは、ザ・バインズG&CC(同ランク22位)、テリーヒルズG&CC(同26位)、シークレットハーバーGC(同35位、マーシュだけが設計)、ホライズンズGR(同47位)、パラダイズパームズGC(同61位)、インドアオーピリーGC(同69位、ワトソンだけが設計)、ノースレイクスRGC(同75位、マーシュだけが設計)がある。ロス・ワトソン単独設計の他のオーストラリアのコースはマゼンタ・ショアーズGC(2012年度同ランク27位)他にはパシフィック・ハーバーG&CC(2012年度同ランク56位)がある。

日本でも活躍したグラハム・マーシュのアジアでの設計コースは、日本ではミッションバレーGC、鹿児島ガーデンGC、軽井沢900C、中国では BFAインターナショナル・コンベンションセンターGC、シンガポールではシンガポール・アイランドCC・ザ・ニューコース、マレーシアではペナンGR、ステラハーバーG&CRトロピカーナG&CC、韓国ではシルクリバーCC、フィリピンではフェアウエィズ&ブルーウォーターRG&CC、ロイヤル・ノースウッズG&CC、インドネシアではボゴラヤGC、ギャディング・ラヤ・パディングGC等がある。

一方、ロス・ワトソン設計のコースはマレーシアで多く、2004年度ベスト20マレーシア・コースで5コースも選出されている。2位のコタブルマイG&CC、3位のスタッフフィールドCR、10位のインピアンG&CC、14位のアファモサGR、16位のトロピカーナG&CCなどである。