カウンティ・ラウス ゴルフクラブ |
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適度な起伏を伴いながら海岸線に沿って展開する本格的リンクスコース。戦略手に全く無駄の無いバンカー配置、比較的小さなグリーン(強風の時はより小さく感じる)、うねるフェアウェイ、深く絡みつくラフ、グリーン周りに施された自然のアンジュレーションがプレーヤーを待ち受け、ドッグレッグホールも比較的多く、全体的に戦略的なコースになっている。後半の9ホールが海岸に近く、断崖と砂浜のミックスによって景観はすばらしく、プレーに疲れた目に憩いの景色を提供してくれる。2004年、2009年アイランド・オープン開催コース。 |
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両サイドにヒースとブッシュが待ち構える狭いストレートホール。サードショットは盛り上がったフェアウェイ越えの打ち下ろしになり、ピンは見えない。グリーンは縦に細長く、左は急傾斜の下りスロープ。 |
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両サイドにヒースとブッシュがある左ドッグレッグ。セカンドは左サイドのフェアウェイに1つのポットバンカーと3つのラフのマウンドが左右にあり、落し所が狭い。グリーンは砲台の受けグリーン。 |
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右ドッグレッグ。ティから前方左右に2つのマウンドがあり、フェアウェイが見えにくい。グリーン手間に2つのバンカーがある。グリーンは少し砲台で、手前から奥に少し下っている。 |
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左ドッグレッグの難ホール。ティショットは左右に散らばる合計6つのバンカーにより落し所が狭い。縦長で小さいグリーンの左右にもバンカーが配されている。 |
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右ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットは左右に3つのバンカーがあり、フェアウェイが狭い。グリーンは縦に細長く、左手前に1つ、右には2つのバンカーでガードされている。 |
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若干左ドッグレッグ。ティショットは右に3つのフェアウェイバンカー、左はラフのマウンドがあり、飛べば飛ぶほどフェアウェイは狭くなってくる。グリーンは強い砲台で、右から奥にかけて深いラフがある。 |
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名物ホール。右ドッグレッグの短いミドル。フェアウェイはタイト。グリーン手前に50ヤードからグリーンに向かって大きなマウンドがフェアウェイ中央に2つあり、セカンドはブラインドとなる。ロングヒッターのグリーン方向へのナイスショットもマウンドで方向が変わり、ラフまでボールが転がることが多い。グリーンはアンジュレーションが強い砲台グリーン。グリーンの奥にデューンが控える。バンカーがひとつもなく距離もないが、攻め方の多様性を許容する戦略ホール。ティグランドからの景観も素晴らしい。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは左右フェアウェイバンカーに注意。ファウェイは右傾斜なので右のラフまで転がりやすい。グリーンは少し砲台で背の低いデューンに囲まれている。手前に小さなバンカーとヒースの小丘がある。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットは左に配された3つのフェアウェイバンカー、セカンドはフェアウェイ中央にある2つのポットバンカーが効いてくる。グリーンの左右にラフがあり、左と右手前はバンカーでガードされている。受けグリーン。 |
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ダブリン市内から車で1時間、ダブリン空港から45分。クラブハウスのレストランは夜遅くまで空いていて、夜8時ぐらいから夕食をした。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザ・ワールド(top100golfcourses.com)の2016年度アイルランドの(北アイルランドを除く)ベストコース第6位に選ばれている。全英(アイルランドも含む)では第46位。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内アイルランドにはおよそ430コースある。 トム・シンプソン&モーリー・グーレイ共同設計の他のアイルランドのコースはバリー・ブニオンGC(オールドコース)があり、トム・シンプソンはイギリスのサニングデールGC(ニューコース)、ライGC、ロイヤルリズム&セントアンズGG、スコットランドのクルードン・ベイGC、ウェールズのロイヤル・ポースコールGCの再設計でも有名。 ゴルフ場からニューグレンジには車で25分。アイルランドでもっとも有名な遺跡で、世界遺産にも登録され、エジプト文明のピラミッドよりも古い5000年以上前に作られた巨大な古墳。また、ケルト文化の中心地だったといわれるタラの丘には45分のドライブで着く。アイルランド人の心のふるさとのような場所でアイルランドの歴史・文化的に重要な意味を持つ。
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3番 パー5 544ヤード(3)