ジ・アイランド ゴルフクラブ |
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本物のリンクスコース。設計者は不明だが、かっては島であった地形に、設立以来80年近くに渡り長年メンバーによって海のすぐそばのデューン(砂丘)の間を縫うように多くのホールがルーティンされた。それゆえ、いくつかのホールでは現在でもフェアウェイがとても狭い。OUTの9ホールはパー3が1つだけで後の8ホールは全てパー4。最近ではハケットとマウトリー親子の改造により6900ヤード弱、パー71のチャンピオンコースに仕上がった。元々の自然の地形を余すことなく調和させて活かし、起伏のあるフェアウェイ、自然の砲台グリーン、狭いフェアウェイなどは手付かずのまま残っている。グリーンはリンクスコースにしては状態がすこぶる良い。ゴルフ場からのオーシャンビューも素晴らしい。風が強い日には相当手強くなるであろう。
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緩やかに打ち上げていくストレートホール。デューンが左右から迫ってきて難しい。グリーンの左右はグースとヒースのラフでガードされている。受けグリーン。 |
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ほぼストレートホール。ティショットをフェアウェイ右半分に置けば、セカンドでピンを攻めやすい。セカンドはやや打ち上げ。縦長のグリーンの左にポットバンカーがあり、右は下りスロープ。受けグリーン。フレッド・ハウトリー、エディ・ハケット作。 |
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最近改造された左ドッグレッグ。ティショットはブラインドでデューンの谷間にあるフェアウェイに打っていき、飛べば飛ぶほど落とし所が狭くなる。左にある1つのフェアウェイバンカーが効いてくる。縦長グリーンは右に1つ、右手前に1つのバンカーでガードされている。 |
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やや左ドッグレッグで距離のあるミドル。ティショットではフェアウェイは狭い。セカンドはゆるやかな打ち上げ。グリーンは縦長で、右から奥にかけてゴース(ハリエニシダ)があり、ミスショットを待ち構えている。 |
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左ドッグレッグ。ティショットをファウェイ右半分に打てば、セカンドでグリーンが狙いやすい。グリーンは強い砲台でデューンに囲まれている。受けグリーン。ティグランドから望む入り江の景観が良い。 |
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入り江越え、OBゾーン超えのショート。砲台グリーンの右から奥はヒースとゴースに囲まれている。距離があり右のOBゾーンは浅いので、グリーン左サイドに打つのが安全。 |
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ストレートの極端に狭いファウェイとグリーンを持つミドル。バンカーが一つもない。形状は鉛筆にそっくり。世界で一番狭いフェアウェイと言われている。風が強い時はより狭く感じるであろう。 |
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少し打ち上げ。グリーン手前に4つのポットバンカーが配されている。グリーンは砲台でグリーン上の傾斜は複雑。マーティン・ハウトリーによって新設されたホール。 |
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両サイドにデューンが立ち並ぶストレートホール。長いミドルで難ホール。グリーンは砲台で手前に2つのポットバンカーが配されている。 |
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ダブリンから車で35分、ダブリン空港から車で20分。ポートマーノックGCに近接。メートル表示なのでヤードに換算した。
トップ100ゴルフコース・オブ・ザ・ワールド(top100golfcourses.com)の2016年度アイルランド(北アイルランドを除く)のベストコース第9位に選ばれている。全英(アイルランドも含む)では第57位。2008年度の統計ではイギリス諸島全体では2752コースあり、その内アイルランドにはおよそ430コースある。 フレッド・W. ホートリー設計、再設計のコースでトップ100ゴルフコースでの2019年度全英(アイランドも含む)のベスト100コースにランクインしているのは、ヒルサイドGC、ロイヤル・バークデールGC、ジ・アイランドGC、ウェスタン・ゲイルズGC、ウェスト・ランカシャーGCと5コースある。 プレー前日の泊りは空港近くのClayton Hotel Dublin Airport。プレー後の夕食は、ダブリンの繁華街テンプルバー地区に行き、The Shack Restaurantで食べた。ラム肉が柔らかくて美味しかった。アイルランドはジャガイモの国。1 年中、曇天で雨風が多く、牧草地とはいいながらも石ころと砂が多い。そんな過酷な環境下でも育つからだ。いろいろな種類がありどれも美味い。アイルランドはジャガイモと同じくらい羊の肉(ラム)が有名。フランスのノ ルマンディー産にひけをとらない。やわらかく香味にあふれ美味い。肉汁その ものが適度の塩分を含む。その理由は海辺で放牧される羊が潮風にさらされ塩 分とミネラルを大量に含んだ草を食べているからだそうだ。
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1番 パー4 434ヤード(2)