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シーサイド・リンクスコース。クラブ設立は1915年でA.A.ニーヴが9ホールを造り、1928年はハリー・コルトにより1928年に9ホールが追加された。大戦後にゴルフ場は5キロ北に移動したので最初の18ホールは現存しない。1960年にポール・デ・ヨングを中心にしたクラブメンバー数人が新しいコースの設計図を書き、現在の18ホールは11年後の1971年にやった完成した。コースとしては50年ほどの歴史しかないが、オランダでの最も優れたクラシックなリンクスコースとの評価も多い。
自然の起伏があるデューンの敷地に展開し、12ホールが砂山の中を、6ホール(4番から7番と11番、12番)が松林の中をうねって進んでいく。OUTとINは時計回りの2つのループでOUTは北側を東西に細長く伸び、INは南側をほぼ半円の描くようにルーティングがされている。グリーンは小さくて砲台が多く、アンジュレーションが少ない。プロの設計家のデザインではないので、各ホールのレイアウトは面白くてもグリーンの簡単な形状が少し残念である。グリーンを大きくして戦略的な傾斜を付ければコースはもっとよくなるはずである。また、フロントティからプレーするのにはホール間のルーティングは良いが、多くのホールでバックティへのアクセスが悪く改善の余地が多い。リンクスコースらしく木々を全て伐採するほうが良いかもしれないが、個人的には現状の方がコースに変化がありプレーをより楽しめる。今まで9回(1978年から2001年まで)オランダ・オープンを開催している。リンクスランドと言うより、デューンズランドの景観は絵葉書になるほど素晴らしい。
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左手に背の高いデューンが続く、やや右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろし。グリーンはやや砲台で、左サイドと右手前はバンカーでガードされている。 |
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ほぼストレートホール。セカンドはセミブラインドの打ち上げ。グリーンは砲台で真ん中に尾根が走り、真ん中から奥に下っている。
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やや右ドッグレッグの長くて難しいミドル。ティショットでは左サイドにフェスキューとヘザーのラフが待ち受ける。グリーンは砲台で左に1個のバンカーがある。ティショット、セカンドともに距離と正確性が要求される。 |
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左右が松林の右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろし。セカンド地点からは場所によりグリーン面は見えない。グリーンは手前から奥に少し下っている。
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左右が松林の左ドッグレの強いミドル。ティショットではタイトなFWの左右にデューンがあり、FWの丘越え。FWの両脇にはヘザーのラフも待ち受ける。セカンドは打ち下ろし。グリーンはデューンの中に置かれ、3個のポットバンカーでガードされている。ゴルフマガジン2000年度(最新版)世界ベスト500ホールに選ばれている。美しい林間ホール4ホール続いた後に、このデューン・ホールが突然現れて、感動させる演出になっている。 |
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ストレートでチャレンジングなミドル。FWは激しい起伏がある。セカンドはブラインドショット。グリーンの左サイドか奥は急な下りスロープがあり。ホールにはバンカーは一つも無いが名ホールの一つ。
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ほぼストレート。ティショットでは左右からデューンが迫っている。グリーンは少し砲台でデューンに囲まれている。グリーンは斜めに細長くて、緩やかな左手前、グリーン左手前にポットバンカーが配されている。 |
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FWは少し蛇行しているが、ほぼストレートのロング。セカンドは打ち下ろし。サードは打ち上げになり、距離が残るとグリーン面は見えない。グリーンは縦に長く、右サイドにバンカーがある。 |
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右ドッグレッグ。ティショットはブラインドの打ち下ろし。グリーンは受けていて、左サイドにバンカーがあり、右サイドと奥はデューンに囲まれている。 |
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やや打ち上げで難しいショート。グリーン手前の花道は下り傾斜で奥にデューンがある。受けグリーン。 |
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アムステルダム市からほぼ西に40分。スキポール空港から西に25分。プライベートクラブだがプレーは可能。メートル表示のコースなのでヤードに換算している。同じ海岸線に沿って北に20分には ケネマーG&CC、南20分には コーニンクルク・ハーグスG&CCがあり、3つのリンクスコースがほぼ並んでいる。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度オランダでのベスト30コースで第6位、ヨーロッパ大陸ベスト100コースで第26位。オランダには250ほど、ヨーロッパ大陸には3300ほどのゴルフコースがある。
プレー前日はアムステルダム市内のXO Hotels Park Westに泊まった。コースまで南西に30分。プレー後にアムステルダム運河クルーズに行った。運河沿いには17世紀の豪商の邸宅が立ち並び、教会やレンガ造りの建物など水上から街並みを眺めた。
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1番 パー4 387ヤード(2)