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穏やかな傾斜があるリンクス風のコース。2100ヤードの9ホールのエグゼクティブコースもある。OUTの9ホールは多くのヒースランドの趣があり、4番と9番の2ホールだけ水が絡む。最初の3ホール中、1番と3番の2ホールがパー3になる珍しいレイアウトになる。INのループでは小さな池か湖に接するホールが5つあり、より多くウォータ―ハザードが効いてくる。総じてFWは波打っていてアンジュレーションがあり、数多くの大きなバンカーが随所に配されている。バンカーの形状も良くて、リンクス風のコースに溶け込んでいる。
グリーンは結構ダイナミックな傾斜が付けられていているので、パットが上手くなければ3パットのリスクは大きい。パー4は特に長短の変化があり、個性的なホールが多い。パー5は全てのホールでバンカーが戦略的に配されているので、ホール攻略には良いクラブ選択が重要になる。グリーンと次のホールへの距離が長すぎる箇所は2、3つあるが、チャレンジングで自然豊かな美しいコースを快適な歩きのゴルフで楽しめる。
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やや左ドッグレッグのタイトなロング。グリーンは縦に細長く、右サイドにはグリーとの同じ縦幅で長方形のバンカーが配されている。受けグリーン。
(写真なし) |
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強い左ドッグレッグ。ティショットでは左サイドの大きなバンカーが効いていて、240ヤード以上の飛距離が出るとFW幅はとても狭くなる。グリーンは斜めに長く、左サイドはフェスキューのラフ、右手前はバンカーでガードされている。 |
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ほぼストレートで長くて難しいミドル。ティショット、セカンドともに距離と正確性が要求される。セカンドはグリーン手前のガードバンカーが効いているので、右から攻めるのが良い。2段グリーンで左サイドと右奥にもバンカーが配されている。
(セカンド地点の写真なし)
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強い右ドッグレッグ。ティショットではFWの真ん中にクロスバンカーがあり、落し所が限定される。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは左右の2段形状で、左手前にバンンカーがある。
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長くてタフなショート。グリーン手前のバンカーが効いてくる。グリーンは左サイドと奥にもバンカーがあり、ラフに囲まれている。縦長の受けグリーン。 |
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右ドッグレッグの短いミドル。ティショットでは正面280ヤード先と右サイドは池になる。グリーンは縦長で、池に囲まれたアイランドグリーン。グリーンの右サイドに小さなバンカーが配されている。
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左ドッグレッグの距離がありタフなミドル。ティショットでは左サイドに2個の大きなバンカーがある。グリーンは縦に長く、手前と右サイドにバンカー、その右には湖がある。グリーンは右奥が低い2段形状で、ピンが右奥に切られるとグリーン上に止めるのが難しいだけでなく、右の湖も効いてくる。
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右ドッグレッグの難ホール。ティショットは右サイドの大きなバンカーが効いていてFWはタイト。グリーンは砲台で3個のバンカーでガードされていて、グリーンの左サイドと奥は木立に囲まれている。
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右手の池に沿って右に曲がるロング。ティショット、セカンドともに左の大きなバンカーと右の池に注意。グリーンは横長で真ん中が高く、左右に下っている。 |
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やや右ドッグレッグで、ロングヒッターは1オン可能な短いミドル。グリーンは斜めに長く、手前は深いバンカー、右サイドはブッシュでガードされている。 |
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左手の池の周りを左へ左へと曲がっているロング。ティショットは池越えになり、FWは波打っている。ティショット、セカンドとも落し所が狭く、右サイドにはバンカーが待ち受ける。セカンドでグリーンを狙う場合は池越えになり、リスクが伴う。FWはグリーン手前70ヤードほどから直角に左に曲がる。グリーンは横に細長く、手前は大きなバンカーでガードされている。素晴らしい“リスクと報酬”ホール。
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アムステルダム市からほぼ南に1時間35分、ブリュッセル市から北東に2時間。プライベートクラブだがプレーは可能。メートル表示のコースなのでヤードに換算している。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度オランダでのベスト30コースで第10位、オランダには250ほどのゴルフコースがある。
設計者のミヒール・バン・デル・ファールトはオランダを中心にヨーロッパで10コース以上コースの設計と改造をしている。共通の友人が居て一緒にプレーした。コースの詳細と設計に関していろいろ話し合った。グリーンの形状は ノースベリックGCから多く影響を受けたようだ。
午前にアイントホーフェンセGCでプレーしたから、ほぼ東に35分のスティペルバーグGCでプレーした。
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4番 パー4 378ヤード(2)