サウザーダウン ゴルフクラブ
Southerndown Golf Club

コースデータ
所在地 ウェールズ、南部
コース長 6428ヤード パー70
コースレート 72.0
プレー日 2017年8月21日
設計者 ウィリー・ファニー、ハーバート・ファウラー、ウィリー・パークJr
オープン 1905年
キャディ なし
ゴルフカート なし
評価
総合評価
4.30
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
5
造形美、景観
5
満足度
4

ヒースランドとリンクスランドの要素を持つコース。沿岸近くの海抜70メートル以上オグモア川渓谷の上空の高台に広がり、ブリストル海峡を見渡せる景観はとても良い。丘陵地帯の手付かずの自然の中にレイアウトされ、木も人工池も全くなく、自然の傾斜とワラビの豊かな茂み、ゴース(トゲのあるハリエニシダ)、ポットバンカーが曲がったドライバーショットにペナルティを与えている。FWとグリーンは硬くて、FWもグリーンも周りも、ワラビの茂み、ゴース、ポットバンカーで固められている。海風の正しい読みもコース攻略には重要なファクターになる。



1番ホールからの景観

2番ティからの景観

3番FWからの景観

羊が放牧され、羊と共存するコースで、羊がプレーヤーより優先権があるので、時々ハザードになることもあるだろう。FW、ラフに居る羊の群れに“フォア―!”と叫んでも反応しない(笑)。冬になると冷たい海風避けるために羊たちがバンカー内に身をひそめるので、バンカーの位置が100年間で30メートルも移動してしまったというのどかなリンクスだ。古いコースにしては珍しくブラインドショットが少ない、次に打つ場所にあるポットバンカーなどのハザードが確認できる。OUTの1番から8番まではリンクスホール。上がりの3ホールは特に素晴らしい。

5番グリーン

8番グリーン上を闊歩する羊

17番ティからの景観

 
1番 パー4 366ヤード
やや右ドッグレッグで打ち上げ。FWは広いが左右にワラビの茂みが一面に広がる。グリーンはほぼ円形で砲台になり、左手前にポットバンカーが配されている。
(セカンド地点の写真なし)
 
2番 パー4 441ヤード
やや右ドッグレッグの難ホール。ティショットはブラインドのやや打ち上げになり、FWは右に傾斜しているので左サイド狙いが良い。セカンドは打ち下ろし。グリーンは縦長で左手前から右奥に急傾斜している。グリーンの右サイドから奥は下りスロープになり、右サイドにはポットバンカーも配されている。
 

2番 パー4 441ヤード(3)

2番 パー4 441ヤード(2)

2番 パー4 441ヤード(1)
 
3番 パー4 397ヤード

3番 パー4 397ヤード(2)

3番 パー4 397ヤード(1)
やや右ドッグレッグの難ホール。ティショットはブラインドのやや打ち上げになり、FWは右に傾斜しているので左サイド狙いが良い。セカンドは打ち下ろし。グリーンは縦長で左手前から右奥に急傾斜している。グリーンの右サイドから奥は下りスロープになり、右サイドにはポットバンカーも配されている。
 
5番 パー3 179ヤード

5番 パー3 179ヤード(2)

5番 パー3 179ヤード(1)
谷越えの素晴らしいショート。グリーンは右手前から左奥に斜めに伸びていて、グリーン手前から左サイドは下りスロープになり、2個のポットバンカーもあるので、グリーンに確実に届くクラブ選択が必要。但し、グリーンの奥はゴースが待ち構えている。
 
7番 パー3 218ヤード

7番 パー3 218ヤード(2)

7番 パー3 218ヤード(1)
打ち下ろしていく、距離のありタフなショート。グリーンは左サイドのゴースと1個のポットバンカー、右サイドの3個のポットバンカーで守られている。強い受けグリーン。風の影響でクラブ選択が大きく違ってくるホール。
 
12番 パー4 397ヤード

12番 パー4 397ヤード(2)

12番 パー4 397ヤード(1)
左ドッグレッグの難ホール。ティショットでは左右のゴースとポットバンカーが効いてくる。グリーンは縦に43ヤードと長くて、右に1個、左に2個のバンカーが配されている。
 
13番 パー5 491ヤード

13番 パー5 491ヤード(2)

13番 パー5 491ヤード(1)
やや左ドッグレッグの短いロング。追い風になるのも手伝って2オン可能。ティショット、セカンドとも左右のゴースに注意。ロングヒッターは270ヤード先の左サイドに斜めに並んで配された2個のポットバンカーにも注意。グリーンは少し受けていて、左右のバンカー、右サイドのゴースでガードされている。
 
16番 パー4 402ヤード

16番 パー4 402ヤード(2)

16番 パー4 402ヤード(1)
ストレートの打ち上げでタフなミドル。ティショットでは左右のゴースが効いていて、FWは右に傾斜。グリーンは10番ホールと共有グリーンの縦長。グリーン右サイドにポットバンカーと窪地、右奥にゴースが配されている。受けグリーン。
 
17番 パー4 414ヤード

17番 パー4 414ヤード(2)

17番 パー4 414ヤード(1)
ストレートホール。ティショットは少し打ち下ろしで、FWは左傾斜になり、飛べば飛ぶほど左右からゴースが迫ってきて、落し所が狭くなる、セカンドはラフのマウンド越え・グリーンは砲台で左に2個のポットバンカーが配されている。グリーンの花道と左サイドは下りの左傾斜でそれらのバンカーに転がって入るように設計されている。セカンドではグリーン右半分狙いが安全。
 
18番 パー4 416ヤード
名物ホールで右ドッグレッグ。ティショットは打ち下ろしで、FWは左が高いダブルFWで左右はゴースでガードされている。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンはコースで一番大きく、3個のバンカーでガードされている。ティショットの正確性が重要なホール。
 

18番 パー4 416ヤード(3)

18番 パー4 416ヤード(2)

18番 パー4 416ヤード(1)
 
余談
カーディフ市からほぼ西に40分。ロンドン市から西に4時間45分。ビジターのプレーは可能。ロイヤル・ポースコールGCに近くコースから西に22分。

レストラン

ランチ

トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度ウェ―ルズのベスト50コースで第6位。ウェールズには140以上のゴルフコースがある。

午前にアッシュバーナムGCをプレー後、午後にプレーした。2つのコースの移動時間は、ほぼ東に1時間15分。