オリエント珠海G&CC
Orient Golf & Country Club
東方(珠海)高爾夫球場

コースデータ
所在地中国、広東省、珠海
コース長7270ヤード  パー72
コースレート 
プレー日2006年2月19日
設計者 潘仲光 (TK Pen)
オープン2004年
キャディあり
ゴルフカートあり 
評価
総合評価
3.55
コースレイアウト
3
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4
 

景観
外輪山に囲まれ、海のそばの広大でフラットな地形に立地する、リンクス風のゴルフ場。コース内に点在す池と船が運航できる大きな運河が戦略性を高めている。両側が池に囲まれたホールが多いので、正確なショットが必要になる。海風が強い日は難易度がかなり高くなるようだ。真ん中の池の池に対しての左回りと、右回りのダブルフェアウェイが3つあるのが特徴の一つ。3つのダブルフェアウェイで短い方のルートを選ぶと、300ヤード程短くなり、6970ヤードのコースになる。
 
3番 パー5  562ヤード
ダブルフェアウェイのホール。右側のルートは、急な左ドッグレッグで距離も十分ある。左側のルートは直線的に狙えるので、436ヤードのストレートホールになり、両サイドに水が絡む。ひょうたん型の2つのくびれたフェアウェイに打っていくことになる。このルートではロングヒッターは2オンを狙える。私は6番、5番、9番アイアンを使いパーオンをした。
 

3番 パー5 562ヤード(3)

3番 パー5 562ヤード(2)

3番 パー5 562ヤード(1)
 
9番 パー4  445ヤード
ダブルフェアウェイのホール。右側のルートは348ヤードのストレートホールで100ヤード短くなるがティショットが難しい。左側のルートは急な右ドッグレッグになり、距離がある上に狭いので、各ショット正確性が要求される。
 

9番 パー4 445ヤード(3)

9番 パー4 445ヤード(2)

9番 パー4 445ヤード(1)
 
13番  パー4 440ヤード
三日月型の軽い右ドッグレッグ。ホール両サイドに池が続き、セカンドショットは池とバンカー越えが要求される。
 

13番 パー4 440ヤード(3)

13番 パー4 440ヤード(2)

13番 パー4 440ヤード(1)
 
17番  パー3 182ヤード

17番 パー3 182ヤード
池越えの美しいショートホール。
 
余談

香港から珠海までフェリーで1時間10分で税関を通ってから、タクシーで25分。マカオと中国のボーダーからはタクシーで20分。フルバックティのゴールドティからのプレーは平日は可能だが、土日は使用できない。

設計者の潘仲光は、台湾資本の東方グループ(中国でもゴルフ場を10箇所弱所有している)の元ジェネラルマネージャー。彼の他の設計コースは、中国ではオリエント(上海)G&CC、マカオではシザーズゴルフ・マカオがある。