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能登半島の七尾北湾と七尾南湾を隔てる島、能登島の高台にある高低差が少ない丘陵コース。7ホールで池が絡みバンカーも適所に配された美しいコース。INでは海は見えないが、OUTのいくつかのホールは海が見え、海と対比したウォータ―ハザードが配され、水景美とともに戦略性を高めている。パー4では長短のホールバランスが良く、短いホールにはシビアな攻略ルートを、長いホールには広いFWが用意されている。池を巡る4番から6番と12番から14番の各3ホールはスコアメイクのポイントになる。グリーンは大きくうねっている。グリーン、FWともに良く整備されていたが、少しグリーンが重かった。
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ほぼストレートのミドル。ティショットは強い打ち下ろしで、右サイドにバンカーがある。セカンドは緩やかな打ち下ろし。グリーンは砲台で5個のバンカーでガードされている。グリーンは右奥が高く、傾斜がある。 |
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池を囲みほぼ直角に右に曲がる短めのミドル。ティショットは池越えで、FWはタイトで右に傾斜していて、左サイドには5個のバンカーが待ち受ける。縦に長いグリーンの左サイドに石垣、右サイドに2個のバンカーと池、奥にもバンカーが配されている。 |
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池越えの美しいショート。グリーンは4個のバンカーでガードされ、少し受けている。グリーンは中央が低く傾斜のある二段形状。 |
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強い右ドッグレッグ。FWは広いが、右のOBゾーンはティショット、セカンドともに浅い。ティショットでは左サイドに2個のバンカーがある。セカンド地点から緩やかな打ち上げ。グリーンは砲台の2段形状で受けていて、右サイドはバンカーでガードされている。
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池に囲まれた右ドッグレッグの少し打ち下ろし。ティショットではFWは浮島のように見え、プレーシャーがかかる。FWの左右は池に面していて、右の池は220ヤードで越えるが、その先には5個のバンカーが集まって待ち受ける。斜めに長いグリーンに左サイドは池に面し、3個のバンカーでガードされている。傾斜の緩やかな2段グリーン。
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ほぼストレートで距離があり難しいミドル。ティショットでは左右に6個バンカーと右に池があり、FWはタイトで右に傾斜している。グリーンは砲台で左右手前と奥にバンカーが配され、手前の2つのバンカーは花道を狭めている。 |
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ペニンシュラグリーンの綺麗なショート。グリーン周りには3個のバンカーがある。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしで、左サイドに池、右サイドにはバンカーとOBゾーンがある。セカンドは少し打ち上げの池越え。グリーンは斜めに長く、5個のバンカーに囲まれ、左右のOBゾーンは浅い。 |
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金沢市からほぼ北に1時間半、小松空港からほぼ北に1時間40分、JR和倉温泉駅から北に15分。ランチで食べた能登島豚の豚カツは美味しかった。ビジターのプレーは可能。
小林光昭設計の他のコースは、 青島GC、 溝辺CC、 能登島G&C、 グリッサンドGC、レイクウッドGC、 中峰GC、 奈良ロイヤルGC、米原CC、 知覧CC、 湯の浦CC、 ユニ東部GC、鳩山CCなどがある。
プレー後は和倉温泉の加賀屋別邸 松乃碧に泊まった。コースから南に15分。地元伝統工芸品を配し、日本の粋を伝える美術館さながらの趣の宿で、スタッフの方々のおもてなしも素晴らしかった。海が見える離れの茶室(前田家のお姫様がお茶を飲んでいた場所)ではお茶の先生にお茶をたててもらう貴重な経験もできた。夕食はホテルで食べた。個室での新鮮な海の幸が豊富な懐石料理も堪能できた。記念日での宿泊だったが、もう一度泊まりたい宿だ。
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3番 パー4 442ヤード(2)