袖ヶ浦カンツリークラブ、袖ヶ浦コース
Sodegaura Country Club – Sodegaura Course

コースデータ
所在地千葉県
コース長7138ヤード、パー72
コースレート73.7
プレー日2005年4月7日
設計者和泉一介
オープン1960年
キャディあり
ゴルフカートなし
評価
総合評価
4.10
コースレイアウト
4
難易度
4
グリーンコンディション
5
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
4
 

クラブハウスからの景観

 

  各ホールが林で完全にセパレートされた林間コース。フラットであるが自然のゆるやかな起伏が所々にある。フェアウェイは広いが、林に入れると出すのが大変になる。ドッグレッグが多く、ティショット、アプローチショット共にバンカーが入れ所の場所に多く配されているので、落し所を考えるコースマネジメントは必須。2グリーン制。
 
1番 パー4  414ヤード

1番 パー4 414ヤード(2)

1番 パー4 414ヤード(1)
やや左ドッグのミドルホール。セカンドショットでは、グリーン左サイドが崖になるので注意が必要。グリーンとグリーン周辺の景観は素晴らしい。
 
2番 パー5 491ヤード
直角に右ドッグしている2オン可能なロングホール。右コーナーにあるバンカー越えには260ヤードのキャリーが必要。バンカーのすぐ左がベストポジションで、バンカーに入れるとあごが深いので2オンは狙えない。またバンカーのすぐ右はOBが迫っている。グリーンは手前と奥のバンカーが良く効いていて、しかもグリーンの奥行きはあまりない。グリーン右にはOBもある。
 

グリーンから望む2番ホール

2番 パー5 491ヤード(2)

2番 パー5 491ヤード(1)
 
4番 パー4  446ヤード

4番 パー4 446ヤード(2)

4番 パー4 446ヤード(1)
きつい右ドッグの難易度の高いミドルホール。右コーナー奥のバンカー越えには260ヤードのキャリーが必要。右サイドはグリーンまでOBが続く。グリーン右のバンカーが効いている。
 
8番 パー3  177ヤード

グリーンから望む8番ホール

8番 パー3 177ヤード
谷越えの美しいパー4。グリーンは受けていて、グリーンの上につけるとパットが難しい。グリーンから望む、ティを囲むようにそびえる樹木の景観は見事。
 
13番  パー4 354ヤード

13番 パー4 354ヤード(2)

13番 パー4 354ヤード(1)
距離はないがフェアウェイ両サイドのバンカーが良く効いているパー4。グリーン左手前のバンカーは深いので避けるべき。
 
16番 パー5 541ヤード

16番 3本の御神木
きつい左ドッグのロングホール。ドライバーだと、ティショットがフェアウェイ右サイドをガードしている林まで突き抜けるので、フェアウェイウッドを使うのが安全策。リスクテーカー(勝負師)はドライバーで左コーナーの三本杉越えを狙うことが出来るが、少しでもフックすると、林の中深く入りトラブルになる。グリーンはバンカーでガードされている。この三本杉は御神木と言われ、幹に注連縄(しめなわ:神がその場所を占めた所、結界を意味する)が巻かれている。

16番 パー5 541ヤード(3)

16番 パー5 541ヤード(2)

16番 パー5 541ヤード(1)
 
17番  パー3 231ヤード

17番 パー3 231ヤード
とても長いショートホール。長いだけでなく、グリーン両脇のバンカーも効いているのでショットの正確さが要求される。
 
18番 パー5 569ヤード
ほぼストレートなパー5。セカンドは少し打ち下ろしになり、グリーン手前の池に注意が必要。グリーン後方から見るホールの景観はすばらしい。
 

グリーン後方から望む18番ホール

18番 パー5 569ヤード(2)

18番 パー5 569ヤード(1)
 
余談

レストラン
東京都心から車で1時間。 プレーするティはキャディマスターで申請すれば、バックティからプレー可能。

ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは68位に選ばれている。他の和泉一介設計のコースは飯能GC(同ランキング43位)、島津GC、杉の里CC、かずさCC、群馬CC、唐沢GC、総成CC、真名CC・真名コース等がある。また、彼はタイのサイアムCCの設計もしている。