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このキャニオンコースは、アジアを代表するコースの一つとして評価が高い。合計36ホールあり、キャニオン、レイクスの両コースからなる、起伏に富んだ極めて雄大なコースで、上級者向けに設計されている。もともとスズ鉱山とゴム農園の跡地だった土地に、2つの大きな池、樹木、谷、小山、湿地帯などの自然の特性を最大限に生かし、景観の美しい、戦略的なホールが数多くレイアウトされている。各ショットとも正確なショットが要求される。それというのも前方に待ち受けるナチュラルハザードが見事というほどに戦略的に配置されているからだ。各ホールは全て自然と調和しておりとても美しく、ゴム林で完全にセパレートされている。国際的なトーナメントがよく開催されている。過去2度行われた欧州男子ツアーの「ジョニーウォーカークラシック」の1994年の優勝者はグレッグ・ノーマン、1998年はタイガー・ウッズ。
2019年1月プレー時(最新版) |
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狭いフェアウェイの両側は大きな木々で完全にセパレートされていて、1打目、2打目ともミスショットを許さない。セカンドショットではグリーン手前でフェアウェイ真中にある一本の大きな木がスタイミーになり、その木をどう攻略するかプレーヤーの技量が試される。この木は地元では御神木と名づけられ、ボールを当てればゴルフが上手くなると言われている。(日本と逆の考え) |
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やや打ち上げのミドルホール。グリーンオーバーはすぐ林になるので、禁物。グリーン手前と右サイドは巨大バンカーがあるので、正確なセカンドが必要とされるため、味があると言えよう。 |
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グリーン手前100ヤード前後で左に曲がっている、難ホール。フェアウェイの両サイドは林でガードされ、しかもティショット、セカンドともに落とし所が狭い。ティショットは緩やかな打ち下ろしになり、セカンドでは左足下がりのライから小さな池越えショットを要求される。しかもフェアウェイ右サイドにショットを打たなければならないので、非常に難しい。もし、セカンドショットがフェアウェイ左サイドに行くと、サードショット時に前方の木立がスタイミーになりグリーンを狙えなくなる。 |
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460ヤード地点まではまっすぐで、後の100ヤードは右に直角に曲がっている。刻むにしても、フェアウェイ両サイドにウォーター・ハザードがあるので、落とし所が狭い。サードショットは、打ち上げの水越えになり、距離感が難しい。受けグリーンは傾斜が強く、落し所によってはタフなパットが残る。 |
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ティショットはやや打ち下ろしになり、フェアウェイ右サイドがベストだが、ちょうどその位置にバンカーがあり、実によく効いている。ロングヒッターはフェアウェイを横切るクリークまで飛ぶことがあるので注意が必要。縦長のグリーンは50ヤードもあり、グリーンを囲むようにクリークが走っている。 |
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フェアウェイは比較的広くティショットは思い切り打てる。クリーク越えになるセカンドが難しく、チャレンジング。 |
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強い右ドッグのミドルホール。ティショットは絶壁の谷越えになり、アメリカのグランドキャニオンのミニチュア版を彷彿させるダイナミックなレイアウトである。谷越えには220から240ヤードのキャリーボールが必要で、アイアンで刻む場合は落とし所が狭いので難しく、かつ210ヤード以上のセカンドが残る。直線距離では310ヤードになり、それもグリーンと絶壁の間にある高い木々を越えていかなければならないが、タイガー・ウッズがプロのトーナメントでなんとグリーン左エッジにワンオンしたそうだ。ランがない300ヤードの高いキャリーボールを大切な場面で打てるとは技術だけでなく、精神面でも信じられないタフさを持っている人だ。アンビリーバブル!!
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打ち下ろしのパー3で芸術的な造形美を持つ。このアイランドグリーンは一般に見られる円形でなく、逆L字型になっている。グリーンの幅は狭く、ショットが風にも影響されやすいので、乗せるのも難しいホール。 |
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ダブルドッグレッグで初めは左に次は右に曲がる、長いパー5。ティショットは池越えで左のバンカー、右のOBが気になる。もし、ティショットが悪ければ、セカンドショットを、フェアウェイを横切るクリークの手前に刻むのが良い場合がある。比較的小さなグリーンはバンカーでガードされている。 |
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ゴルフマガジン社2000年度世界ベスト500ホール(最新版)の1つに選ばれているショートホール。美しいが非常に難しい。グリーンは“『”の形で絶壁を囲むようにグリーンは右に伸びている。特にピンが右奥の時、絶壁を超えるには230ヤードのキャリーが必要で、絶壁と奥のバンカーの間が20ヤードの幅しかないので、トッププロでさえピンを狙わずにグリーン左奥を狙うようだ。 |
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プレーにはメンバー同伴か、ゴルフを取り扱う旅行会社を通しての予約が必要。ゴルフ場は、プーケット空港から車で5分至近距離にある。また、ゴルフ場にはホテルがあり、ゴルフ場ビューの部屋がお薦め。ジャグジー、サウナ、マサージ施設あり。フルバックの黒ティからのプレーはメンバー同伴が必要。
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トップ100ゴルフコース・オブ・ザワールド(top100golfcourses.co.uk)の2015年度のタイでのベスト40コース中第8位に選ばれている。2015年度ではタイにはおよそ270コースある。
加藤嘉一設計での日本のコースはザ・サザンリンクスGC、タイのコースはトレジャーヒルG&CCがある。この加藤氏はこのキャニオンコース設計後、あまりにも完成度が高いコースなので、十分なメンテナンスをしなければコースが悪くなることを心配し、日本からタイに移住したと聞く。現在でも、このゴルフクラブの顧問をしている。このキャニオンコースは、日本人が海外のゴルフ場を設計したなかで、最も評価の高いコースの一つであろう。
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3番 パー4 449ヤード(3)