クーラム山を背景としたフラットなブッシュランドンドに展開されたコース。多くのホールがユーカリと熱帯雨林によってセパレートされている。グリーンの造りは、他のトレント・ジョーンズJr.設計で時々遭遇する2段または3段グリーンというの大きな傾斜がある難しいグリーンと違い、周りの自然と調和した、比較的おとなしい造りになっている。ただ、水際までグリーンを持っていき、グリーンのガードバンカーを要所に配しているので、正確なアプローチショットを要求される。Outの9ホールは総じて平凡なレイアウトだが、Inに入ると一転して面白いホールが続き、多くのホールで上級者を魅了するであろう。別名ハイヤット・リージェンシー・クーラムGC。
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ユーカリに囲まれた美しいショートホール。グリーン手前のバンカーが効いている。ティショットはブッシュ越えになり、一般に見受けられる池越えとか谷越えと違い、新鮮な気分を味わえる。グリーン背後に控えるクーラム山の借景も素晴らしい。 |
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ストレートホール。ティショットでは右の池、左に林があり、正確なショットが必要。右の池はグリーン右面まで伸びている。グリーンの左右にバンカーが待ち構えている。
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池越えのショートホール。ティショットは少し打ち下ろしになる。グリーン前面に池が食い込んでいるので正確なキャリーボールが要求される。このホールも美しい。 |
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ロングヒッターは2オン可能なやや右ドッグレッグ。ティショットの落とし所がタイトで、しかもフェアウェイ右サイドに打つと、セカンドショットで前方の林がスタイミーになる。セカンドショットは緩やかな打ち下ろし。グリーンは少し砲台になり、グリーン前面をガードしている2つのバンカーが効いている。
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左ドッグレッグ。ティショットは池越えになり、できるだけドッグレッグをショートカットして、セカンドショットの残り距離を短くしたい。グリーンは縦に細長く、左は林、右はバンカーとウォーターハザードがある。 |
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池越えのショートホール。グリーン左サイドと左フロントサイドは池に面している。グリーンは右から左に傾斜しているので、グリーン右エッジを狙うのが正解だろう。グリーン奥には難しいバンカーがあるのでオーバーも禁物。
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距離の短い左ドッグレッグ。ティショットは左の林越えのルートで豪快に攻めたい。グリーン砲台で、このグリーンとグリーン回りの曲線美が素晴らしい。 |
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やや左ドッグレッグ。ティショットは落とし所のすぐ左には池があるが、距離を稼ぎたいホール。グリーンは更に左に振られていて、セカンドショットは池越えになりグリーン前面まで池が迫っている。グリーン右が安全だが、そこには大きなバンカーが絶妙に配されている。
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サンシャインコーストに位置し、ブリスベン空港から車で1時間半。ビジターのプレーは木曜と日曜は開放されていて、その他の日プレーは、ホテルゲストかメンバー同伴でなければならない。距離はメートル表示。バックティからは誰でも自由にプレーできる。ホテルは全て別荘タイプの部屋で、ゴルフの他にもテニス、スカッシュ、乗馬などの屋外アクティビティーの他、女性客にはエステなどの施設も充実しているようである。
このコースはゴルフダイジェスト誌で2006年度オーストラリア第31位に選ばれている。ロバート・トレント・ジョーンズJrの他のオーストラリアでのコースは、ザ・ナショナルGC・オールドコース(同ランク14位)、ジューンダラップ・リゾート(同20位)、メドウスプリンングスG&CC
(同52位)、ケープシャンク・リゾート(同81位)、ニュージーランドではゴルフハーバーCCがある。
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6番 パー3 171ヤード(2)