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アップダウンのあるクラシックなヒースランドコース。1908年にジョン・アバークンビーに設計され、グリーンとバンカーはウィリー・パークJr.に造られた。その後の100年間はほとんど変わっていない。長いコースではないが、バンカーとヘザーが巧みに配され、クルミと松の木々がホールの左右に並び、ティショットの正確性が重要になるチャレンジングなコースである。OUTは起伏の激しい敷地に展開されいろいろなライからの打つセカンドの技術が試される。INは比較的フラット。
グリーンは微妙なアンジュレーションが施され、グリーンコンディションはとても良い。パー3は全て手強いがプレーして楽しく、素晴らしいデザイン。10番から13番の4ホールの流れはイングランドでもトップクラスのホールの連続。2000年前後から数年かけてジョン・アバークンビーのオリジナルのバンカーの修復と、近代ゴルフでも通用するバンカーの配置と形状の修正行われ2004年に完了した。
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やや左ドッグレッグ。ティショットはFWの丘越えでブラインド。FWは下り勾配で右に傾斜しているので、左サイドに打つべき。左サイドからのセカンドは、前方の木々が邪魔になる。セカンドは少し打ち上げ。グリーンは縦に細長く、左右のバンカー、左サイドの木立とブッシュにガードされている。
(セカンドの写真なし)
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強い打ち上げのショート。グリーンの花道は急な下りスロープで、グリーンの手前と右サイドにバンカーが配され、右サイドには下りスロープのラフもある。グリーン上の起伏は大きい。 |
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右ドッグレッグ。ティショットはヘザー越えになり、右サイドのヘザーが効いてくる。右のヘザーを避けてFW左サイドに安全に打てても、左サイドから迫りだしFWに横たわるバンカーに捕まるリスクが高い。グリーンは砲台で両サイドにバンカーがある。
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やや打ち上げの美しいショート。グリーンは縦に長く段差の強い2段で4個のバンカーでガードされている。ピン位置が奥の段の時は難度が一層高くなる。 |
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右ドッグレッグ。ティショットではFWは狭く左サイドに大きなバンカーがあり、右サイドは木々が迫っている。グリーンは縦に長く、左サイドのOBゾーンは浅く右サイドはバンカーでガードされている。 |
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名物ホール。池越えの美しいショート。グリーン周りに3個のバンカーが配され、右サイドに溝が走る。グリーンは強く受けながら、真ん中を縦に尾根が横切りグリーン面を左右に分けている。 |
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やや右ドッグレッグ。ティショットでは右サイドに大きなバンカーがあり、ロングヒッターは越えるが、アベレージヒッターは効いてくる。バンカーの先のFWは下っているので、ロングヒッターは2オンを狙えるが、ダウンヒルの難しいライから打つことになる。通常はグリーンの140ヤード手前に横たわるクロスバンカーが効いていて、セカンドでバンカーを越してFW右半分に打つのがベストルートだが、越えなければバンカーの左に打つことになり、サードでグリーン左サイドのバンカーが絡んでくる。グリーン左右と左手前にバンカーがある。アメリカのゴルフマガジン誌にて2000年度世界ベスト500ホール(最新版)に選ばれている。
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やや右ドッグレッグ。ティショットはヘザー越えで左サイドにヘザーがあり、右サイドには3個のバンカーが配されFWは狭い。セカンドは少し打ち下ろし。グリーンは砲台で3個のバンカーでガードされている。 |
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少し打ち下ろし。グリーンは縦に細長く、グリーンの左右前半部は5個のバンカーでガードされていて、左サイド1個のポットバンカーに入れるとパーセーブが難しい。グリーン左奥にはバンカーがないので、そこに打つのが安全。イギリスでは最も素晴らしいショートの1つと言われている。 |
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やや左ドッグレッグの難しいミドル。ティショットではFWは狭く、左サイドにはハザードになるヘザーが迫っていて。左右に3個のバンカーがある。ティショットは左のヘザーと木々を避けて右サイドに打ちたいが、FW右半分からはグリーンが斜めの角度になるので、グリーン左右のガードバンカーがより効いてくる。グリーンは縦に長く、樹木で囲まれていて、グリーンの左サイドをガードしている木立とブッシュに入れると大たたきになるので、特に避けるべき。 |
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打ち上げでヒースのラフ越えのショート。グリーンの右サイドは縦長バンカーでガードされ、グリーンは受けている。 |
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ストレートホール。ティショットはブラインドになるが、グリーン後方にあるポールが見印しになる。FW左サイドに打てば、セカンドで右手前に並ぶバンカーが効いてこない。グリーンの右手前に2個、右サイドに1個のバンカーが配されている。 |
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ロンドンから南西に1時間強、ヒースロー空港からも南に35分、ガトウィック空港からほぼ西に50分。プライベートクラブだがビジターのプレーは可能。ウェストヒルGC、ウォーキングGCにほぼ隣接している。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2019年度イングランドのベスト100コースで第31位、2019年度全英(アイランドも含む)ベスト100コースでは第75位。全英(アイランドも含む)では2800コースあり、その内イングランドでは1900以上のゴルフコースがある。
ジョン・アバークンビー設計での2019年度、イングランド(全英ではない)のベスト100コースにランクインしているのは、クームヒルGC、ノールパーク、ジ・アディングトンGC、ワープルズドンGCの4コースがある。
ウィリー・パークJr設計、再設計のコースでトップ100ゴルフコースでの2019年度、全英(アイランドも含む)のベスト100コースにランクインしているのは、フォームビーGC、ノッツGC、パークストンGC、シロス・オン・ソルウェイGC、サニングデールGC・オールドコース、ウーブルズドンGCで6コースある。アメリカではメイドストーンGCとオリンピア・フィールズGC・ノースコース2つの素晴らしい作品を残している。
午前にウォルトン・ヒースGC・ニューコースをプレーしてから西に35分移動して、午後にプレーした。
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2番 パー4 405ヤード