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ヒースランドの名門コース。ヒースランドとはヘーザー(ヒース)とゴース(ハリエニシダ)のとげとげしくて、丈の低い灌木が生い茂る平坦な荒地。6月から9月に黄色い花が咲き、コースに美しさを添えている。オールドとニューコースの36ホールある。ニューコースと言っても初めの9ホールが1907年で18ホールの完成が1913年と100年以上も前に開場。オールドもニューコースも同じような様相と雰囲気のコース。
オールドコースは上級者向でニューコースよりタフで全体的にオールドの方が少し良いが、ニューも400ヤードを越えるミドルホールが6個あり、ホールが進むにつれてヘザーが効いてくるので、結構チャレンジングなコースである。
パー3とパー4では長短のバランスが良く多様性があり、各ホールが個性的なのと、18ホールが流れるようなルーティングも素晴らしい。9番から12番までの4ホールは特に良いホールの連続。オールドコースでも当てはまるが、グリーンサイドのバンカーも縁(へり)にヘザーが生い茂るバンカーが多く、独特な美しさを醸し出している。
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ストレートホール。ティから260ヤード先(419ヤードの白ティから)にFWにクロスバンカーが横たわり、その手前に刻むのが良い。FW右半分に刻むとフラットのライから打てる。縦長のグリーンは2段形状で左右にバンカーが配されている。グリーン前部は左奥から右前に傾斜していて、グリーンに乗っても弱いショットは右サイドのポットバンカーまで転がり落ちるかもしれない。
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右ドッグレッグの難ホール。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、FWは左傾斜で両サイドはヘザーでガードされている。左にFWバンカーが2個あるが、205ヤードの飛距離で越える。セカンドはFWの左半分から打つとグリーンを狙い易い。縦長のグリーンの左と右手前はバンカー、右は深いラフでガードされている。
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やや打ち上げのヘザー越えのショート。グリーンは砲台でほぼ円形の2段形状。グリーン手前に2個のポットバンカーが配されている。 |
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右ドッグレッグ。ティショットは緩やかな打ち下ろしで、比較的タイトなFWの左右にヘザーが待ち構えている。ティショットをFW右半分に打つと、グリーンへのアングルが良い。砲台グリーンの左手前に1個のバンカーがある。グリーン面の左半分は窪んでいて、そこにボールが良く転がり落ちる。 |
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やや右ドッグレッグの長いミドル。ティから280ヤード先(455ヤードの白ティから)からヘザーのラフがFWを分断していて、ティショットはそのラフの近くまで出来るだけ飛ばしたい。FWはタイト。セカンドは打ち上げ。グリーンは縦に43ヤードあり細長い。。 |
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グリーン手前は3個のバンカーでガードされている。グリーンはほぼ円形で前半分は強く受けている。 |
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左ドッグレッグの狭いホール。ティショットはFW右半に打つと、セカンドでピンが狙い易い。グリーンのフロントエッジの20ヤード手前のFW左半分に顎の高いバンカーが横たわり、FW左サイドからのセカンドはセミブラインドになり、ピンの根本は見えない。 |
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やや右ドッグレッグの距離のあるミドル。ティショットはやや打ち下ろしのヘザー越えで、FWは若干タイト。ほぼ縦長のグリーンは左サイドのガードバンカーがグリーン上に食い込んでいて、右手前のバンカーも効いている。グリーン上には3個のマウンドが施されている。
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やや左ドッグレッグの難ホール。ティショットではFWは斜めに配されていて、ラフ越えになるので、飛距離と球筋によって狙いどころが違ってくる。ティショットはセミブラインドの緩やかな打ち下ろし。グリーンは砲台で左手前は1個のバンカーでガードされている。グリーンは受けていながら、右サイドはセンターにも傾斜している。 |
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右ドッグレッグでFW左右のヘザーが美しいホール。ティショットは打ち上げ。グリーン面とFWから低い位置にあり、花道は下り勾配。グリーンの奥行きは44ヤードと縦に細長く、受けている。グリーンの右に1個のガードバンカーが配されている。 |
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ほぼストレートの長いロング。ティショットはやや打ち下ろし。セカンドはFWを分断しているヘザーのラフ越え。グリーン15ヤードほど手前のFW真ん中に大きな窪みがある。グリーンは円形で少し左傾斜。
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3番 パー4 425ヤード(3)