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リンクス・スタイルのコース。フェアウェイは広くて、硬い。グリーンは大きくて傾斜がダイナミック。バンカーは深くて入れると厄介。バンカーの色が白いのが印象的で、フェアウェイ、グリーンの緑と眩しいコントラストを醸し出している。ウォーターハザードが適度に絡み、多くの深いバンカーの配置とともに、戦略性を高めている。
スコアカード |
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右ドッグレッグのとても短いミドル。ティショットは打ち下ろしになり、ロングヒッターはショットが良いと第1打でボールをグリーンのすぐ近くまで運べる。ティグランドから235ヤード先から右サイドで池が絡んでくるのと、ティショットが飛べば飛ぶほどフェアウェイ幅が狭くなり、しかもバンカーが効いてくるので、ティショットは距離よりも正確性が要求される。ドライバーを使うと落としどこらが限定さる。グリーン右は池に面している。ティショットが成功するとバーディを狙えるホール。 |
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池越えの美しいショート。距離がないので難しくない。グリーンは横に長く、その中央手前にバンカーが口を開けてミスショットを待っている。グリーンの奥行きが20ヤードほどしかないのでグリーンオーバーに注意したい。 |
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ストレートの短いロング。ティショットは打ち下ろしで距離があまりないので2オン可能。横長のグリーンは右に振られて、手前は池に面している。セカンドで池ポチャ覚悟で果敢にグリーンを狙うか、池の絡まないように安全にグリーン右手前に刻むかの決断に迫られる。 |
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右ドッグレッグのとても長いミドル。ティショットは両サイドのバンカーが効いてくる。グリーンは縦長で、左サイドはバンカーでガードされ、右サイドは池に面している。ティショットの絶対的な飛距離と、セカンドの距離と方向性の両方が要求される難ホール。グリーンは受けながらいくつもマウンドが施されているので、パットまで難しい。 |
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打ち上げのショート。グリーンは強い砲台で、手前は5つのバンカーでガードされている。直接グリーンに落とすスピンの効いたショットが要求される。このホールは形状が少し違うが、ロイヤル・メルボルンGCの5番パー3を思い出させる。 |
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ストレートのロング。合計18個のバンカーがティグランドから威圧的に見えるが、ティショットはそれなりに広いが、セカンドの落とし所は限定される。セカンドでバンカーを避ければバーディが狙えるホール。ティショットはやや打ち上げになり、左の池とフェアウェイバンカー群が効いてくる。セカンドも左右のバンカーに要注意。グリーンは強い砲台で、右は2つのバンカー左手前は3つのバンカーでガードされている。グリーンは横長で右傾斜。 |
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ストレートの難しく長いミドル。セカンドが打ち上げになり、とても難易度が高いショットが要求される。密度の高い雑木林がグリーンのすぐ左にあり、グリーンは左奥から右手前に急傾斜しているので、ピンが左に切られた場合は難易度が増す。グリーン右は傾斜のある砂丘でガードされていて、その砂丘のすぐ下に小さな池がミスショットを待ち構えている。 |
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右に池が広がる美しいショート。ティショットは打ちおろしだが距離がある。グリーンは砲台で3つのバンカーに囲まれている。ティグランドグランドからは見えにくいがこのホールの500メートル先が南シナ海。 |
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池に沿って左ドッグレッグの短いミドル。最短距離はグリーン近くの池越えで250から270ヤードのキャリーが必要なので、ロングヒッターしか狙えない。ティショットを右方向に打っていくのは安全だが、フェアウェイを横断して奥のバンカー群まで転がる可能性がある。グリーンは左傾斜。 |
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ダナン市、ダナン空港からともに車で20分強。近くにあるダナンGCは車で2、3分ほどの近距離。プレー可能。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)の2020年度ベトナムのトップ30で第11位のベストコース。ベトナムには70コースほどある。
他のアジアでのコーリン・モンゴメリー設計コースは、中国ではゴールデンガルフ(金湾)GC、美視五月花国際GC、韓国ではラオンGC・ストーン・レイクコースがある。
宿泊はインターコンチ・サンペニンシュラ・ダナンに泊まり、ゴルフ場までの移動時間は30分だった。このビーチフロントのホテルは全部屋がヴィラタイブで山の麓の岩に囲まれ、素晴らしいリゾートホテルでとても満足度は高かった。敷地内のLa
Maison 1888は世界的に有名なフレンチレストランだが、我々はベトナム料理レストランのCITRONを使った。このレストランは建物から空中に突き出している席が6つあり、海の素晴らしい景色も楽しめる、まるで〝天空のレストラン”のようだった。
プレー後、車で20分ほど南下して、古き良き街並みとして世界遺産に選ばれたホイアンに行った。ダナン市からもダナン空港からも車にて40分でホイアンに着く。ホイアンは16世紀末から100年間東西交易の中継地と繁栄した。中国人、オランダ商人、ポルトガル商人だけでなく当時1000人を超える日本人がこの地で生活していて、屋根付きの日本橋(通称、来遠橋)を1593年に架けた。古い町並みが郷愁を誘う多文化が融合した港町だ。夕方になると家の軒先にランタンが吊られ、余分な灯りは消され、ほのかな明かりが小さな町全体を照らす風景は異国情緒満点だった。
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4番 パー4 321ヤード(2)