凱歌(カイコウ)GC
Kai Kou Golf Club
凱歌高爾夫倶楽部

コースデータ
所在地 中国、福建省、アモイ
コース長 7074ヤード、パー72
コースレート  
プレー日 2005年5月2日
設計者 グレッグ・ノーマン
オープン 1996年
キャディ あり
ゴルフカート あり (土日祝、強制)
評価
総合評価
4.05
コースレイアウト
5
難易度
4
グリーンコンディション
3
フェアウェイコンディション
3
造形美、景観
5
 

起伏に富む山裾に位置し、なだらかな丘陵地に展開するコース。ティショットの落としどころにバンカーやブッシュがあり、池と傾斜を活かした戦略的なコースに仕上がっている。フェアウェイ、グリーンサイド共にバンカーの顎が高く、良いスコアーで回るには、バンカーに入れないコースマネジメントが必要。レイアウトが良いだけに、グリーンが整備されてなく、遅いのが残念。



17番グリーンの景観

8番グリーン横の巨大石で作った犬

 
6番 パー3 194ヤード

6番 パー3 194ヤード(1)
グリーン右と手前が池に面するやや打ち下ろしのショートホール。
 
7番 パー4 375ヤード
やや右ドッグレッグ。美しいが、難ホール。クリークがフェアウェイを横断しているので、それを超えるには190-220ヤードのキャリーが必要。また、その先にも同じクリークがティから240ヤード先でもう一度フェアウェイを横断していて、3方を水で囲まれた、アイランドフェアウェイを形成している。セカンドショットは緩やかな打ち上げになる。グリーン右手前は数個のバンカーにガードされている。
 

7番アイランドフェアウェイ

7番 パー4 375ヤード(2)

7番 パー4 375ヤード(1)
 
9番 パー4 421ヤード

9番 パー4 421ヤード(2)

9番 パー4 421ヤード(1)
軽い打ち上げの左ドッグレッグ。ティショットではフェアウェイバンカーが良く効いている。 手の形をしたグリーン手前のーに壁面が木材の巨大バンカーが立ちはだかっている。セカンドショットは大き目に打ちたい。
 
12番 パー4 462ヤード
距離のある、左ドッグレッグの美しいホール。ティショットはやや打ち上げ、セカンドショットはやや打ち下ろしで、グリーン左に池がせまり、右サイドはバンカーでガードされているためパーオンは難しい。このホールはドライバーの飛距離が必要で、250ヤードの飛距離は欲しい。セカンドショットはダウンヒルライから打つことになり、セカンドショットの距離が残れば残るほどグリーンを捉えるには簡単ではなくなる。 
 

12番グリーン

12番 パー4 462ヤード(2)

12番 パー4 462ヤード(1)
 
13番 パー4 444ヤード
丘の上に打ち上げていくホール。ティショットでは右のフェアウェイバンカー、左にはひざまである厄介な草のラフが効いている。横に長いグリーンはやや砲台で、手前を2つの深いバンカーがガードしている。
 

13番 パー4 444ヤード (3)

13番 パー4 444ヤード(2)

13番 パー4 444ヤード(1)
 
16番 パー3 167ヤード

16番 パー3 167ヤード(2)

16番 パー3 167ヤード(1)
やや打ち下ろしの美しいショートホール。グリーン前面右半分は池に面する。グリーンは傾斜の強いマウンドによって2面あり、ピン位置が右の場合池越えになり難しくなる。しかし池を恐れて左に逃げると、パターでもアプローチショットでも難しいマウンド越えなので、パーセーブが大変になる。
 
18番 パー4 430ヤード

18番 パー4 430ヤード(2)

18番 パー4 430ヤード(1)
なだらかな打ち上げの左ドッグレッグ。フェアウェイ両サイドをフェアウェイバンカーがガードしているので、ドライバーの飛距離と方向性が同時に必要なホール。グリーンは大きく、傾斜の強い受けグリーン。グリーン周りの深いバンカー
 
余談

レストラン
車でアモイ市内から40分、空港から30分。広大な敷地の中に、テニスクラブ、プール、ナイトクラブ、各種レストラン、ホテルなどがあり、長期滞在型リゾートとしての機能も備えている。 プレーするティは自由に選べた。ビジターは予約可能。

グレッグ・ノーマンの他のアジアでの設計は、インドネシアのニルワナバリGCラグーナ・ビンタンGCリバーサイドGCテリングベイG&CC、タイのタナ・シティG&CC、ベトナムのダナンGCブラフス・ホーチャムストリップGC、中国のミッションヒルズGC・ノーマンコース、日本の白鷺GCがある。