東京都心から車で2時間半。東京から那須塩原まで新幹線で1時間15分、駅からタクシーで20分。セミパブリックのコースなので、ビジターだけのプレーが可能。
ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは7位。
上記のホールでは紹介していないが、パー5の7番グリーンが印象深い。グリーンは奥のほうが低い2段グリーンになっている。これは珍しい形状で、ラフから打ってフライヤーにでもなれば、グリーン奥に位置するウォーターハザードに簡単に転がり落ちる。このホールを2番グリーンから池越しに見れば、ユニークなグリーンとその横の美しいビーチサンドバンカーとで、すばらしい景観を作り出している。
前日はゴルフ場施設内のロッジに泊まる。周辺には何もない所なので、読書等自分の時間をゆっくり過ごすには最適。朝起きてカーテンを開けると、すぐ窓の前に牛が数頭見えたのにはびっくりした。牧場の中にロッジがあるのを後で知った。
ホウライGCがこのコースに隣接している。ロバート・ボン・ヘギーは全世界で250ほどのゴルフコース設計・改造設計を手掛けている。アジアでは私の知っているかぎり日本だけしかない。ゴルフクラシック誌主催2002年日本ゴルフコースランキングでは7位に選ばれている。ロバート・ボン・ヘギー設計コースは4コースがその100位以内に入っている。それらは、ホウライCC(5位)、河口湖CC(48位)、宇部72CC・江畑池コース(83位)である。他には有馬ロイヤルGC・ノーブルコース、桂ケ丘CC、隨縁CC・西神戸コース、マオイGRなどがある。設計者はバンカーリングに特徴があり、“バンカーの魔術師”と呼ばれている。また、彼の設計に関してのポリシーは、プレーヤーからの視線を常に意識し、景観や借景を非常に大事にすることにより、プレーヤーがプレー中にコースに夢中になるぐらいの美しさを提供することである。
オーストラリアのザ・レイクスCC(再設計)も彼の作品。
|
2番 パー5 546ヤード