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5つ星ホテルが立ち並ぶ壮大なリゾートエリア“ラグーナ”の中にある唯一のコース。コースは周辺の湿地帯を改造してラグーンを造り、フラットな立地にココナッツとパームの木々とラグーンがホールの片側か両側に並ぶ。FWは結構広い。多くのOUTのホールで水が絡み、かつてココナツ畑であったINは立派な林の間を蛇行しながら進んでいく。総じてFWは広いが、FWの両側から張り出している木々が時々プレーの邪魔をするし、多くのホールでアクセントになっている。バンカーの数は多くないが、要所で効いてくる。
1年半のポール・ジャンセンによる全面改造が2015年1月に完成した。OUTとINを入れ替え、FWに人工的起伏を多く設けて、グリーンのうねりを大きくした。バンカーの数も多くして、戦略的なコースになっている。改造後もスコアを意識して真剣にプレーするよりむしろ、雑談を交えながらゆったりとプレーする開放感のあるリゾート感を保っている。
スコアカード
2005年12月プレー時(改造前:旧版)
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左に木立、右に池が続く右ドッグレッグ。ティショットでは飛べば飛ぶほど落し所が狭くなる。セカンドは池越え。グリーンは縦に長く奥が低い2段グリーン。 |
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右ドッグレッグの短いミドル。ロングヒッターは225ヤードのキャリーでショートカットの池を越え、290ヤードでグリーンに届く。グリーンは縦に細長く、前半分は下っていて、左サイドにバンカーが配されている。
(セカンド地点の写真なし)
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池越えの美しいショート。グリーンはうねっていて、左手前に深いバンカーが配されている。 |
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ほぼストレート。ティショットでは左サイドにOBゾーン、右サイドに池がある。セカンドで池を越えるか、手前に刻むかの決断に迫られる。グリーンは横長で、手前から右サイドは池に囲まれ、左サイドにバンカーが配されている。 |
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ほぼストレートで短くて緩やかな打ち下ろしのミドル。ロングヒッターはグリーン近くまで飛ばせる。縦長のグリーンは砲台で大きくうねっている。グリーンの奥はすぐ池になる。 |
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左に曲がってから右に曲がるダブルドッグレッグ。ティショットは少し打ち下ろしで池越え。グリーンはほぼ円形の砲台で、右に傾斜している。 |
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ストレート。ティショットはクロスバンカー越えで、FWは狭く左サイドは池でガードされている。セカンドはやや打ち上げになり、右の木立が効いてくる。グリーンは縦長の2段形状。 |
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ストレートで長くてタフなミドル。ティショットでは左サイドのOBゾーンは浅い。グリーンは逆三角形の形状の砲台で、左右手前に1個ずつバンカーが配されている。 |
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打ち下ろしで長いショート。グリーンは縦に細長く、奥行きが45ヤードあり真ん中が大きく凹んでいる。グリーン左手前にバンカーが配され、右サイドは池に面する。 |
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強い左ドッグレッグ。セカンドは距離が長いので、グリーン50ヤード手前のクロスバンカーが効いてくる。縦長のグリーンは少し砲台で、左右は3個のバンカーでガードされている。 |
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プーケット空港から南に30分。パブリックコース。
トップ100ゴルフコース(top100golfcourses.com)での2020年度タイのベスト50コースで第30位。タイには300コースぐらいのゴルフコースがある。
ポール・ジャンセンは以前ニック・ファルドの設計事務所で働いていた。
香港から午前便でプーケットに行き(フライト時間3時間強)、午後プレーをした。プレー後はデュシタニ・ラーグーナ・プーケットホテルの中にあるRuen
Thaiで食べた。このレストランは雰囲気が良くてタイ料理が美味しい。
夕食後の宿泊は、レストランからすぐ近くのHotel Oceanstoneで泊まった。コスパ(コストパーフォーマンス)の良いホテルだった。 このホテルからラグーナ・プーケットGCへは北に5分、ブルーキャニオンGCには北に25分、ミッションヒルズ・プーケットGCには北東に25分、レッドマウンテンGCには南東に36分。 |
1番 パー4 396ヤード(2)