タナ・シティG&CC
Thana City Golf & Country Club
コースデータ
所在地 タイ、 バンコック
コース長 6966ヤード パー72
コースレート  
プレー日 2004年2月11日、2012年10月27日
設計者  
オープン 1993年
キャディ あり
ゴルフカート あり (フェアウェイ乗り入れ可)
評価
総合評価
3.65
コースレイアウト
3
難易度
4
グリーンコンディション
4
フェアウェイコンディション
4
造形美、景観
4

フラットな地形に池、バンカーを絡めて戦略性を高めている。9番、18番の2つのミドルホールがチャレンジングで面白い。2004年のプレー時には飛行機は見えなかったが、2012年でのプレー時にはゴルフ場のすぐそばにスワナプーム国際空港ができたので、数多くの飛行機の豪快な離着陸を望むことができた。飛行機の騒音は全然うるさくなく、しかも至近距離で見る飛行機は迫力があので、プレーとは別の魅力だ。2004年時と比べてコースのメンテナンスは確実に良くなっていた。



クラブハウスからの景観

飛行機

スコアカード
 
3番 パー3 174ヤード

3番 パー3 174ヤード(2)

3番 パー3 174ヤード(1)

のどかな自然の景観を背景に川越えのショートホール。グリーン手前からグリーン左にクリークが斜めに走っている。グリーン左は危ないが、右に逃げるとバンカーがきっちりガードしている。グリーン奥にもバンカーがあり、それを超えるとOBになる。

 
7番 パー5 551ヤード

初めはストレートで、グリーンまで残り100ヤード地点から急な左ドッグレッグしているロング。ティーショットは左の池に注意。セカンドで池越えのグリーン方向に打っていくか、グリーン右手前の大きなバンカーの右側に刻んでいくかの決断に迫られる。

 

7番 パー5 551ヤード(3)

7番 パー5 551ヤード(2)

7番 パー5 551ヤード(1)
 
9番 パー4 442ヤード

9番 パー4 442ヤード(2)

9番 パー4 442ヤード(1)

左に池が広がる美しくタフなミドル。ティからフェアウエィ右バンカーまで280ヤード。グリーンは左に振られていて、セカンドショットは池越えになる。グリーン手前は池で周辺はバンカーが待ち構えている。

 
13番 パー3 148ヤード

13番 パー3 148ヤード(2)

13番 パー3 148ヤード(1)

池越えの美しいショート。グリーンは池とバンカーで囲まれている。

 
14番 パー5 533ヤード 

軽い右ドッグのロング。グリーン右は全て池に面し、池とフェアウェイバンカーが良く効いている。ティから左フェアウェイバンカーまで270ヤード。グリーン手前左右にバンカーが配されていて、サードショットは池越えになる。その池がグリーン左サイドまで伸びている。グリーンは受けている。

 

14番 パー5 533ヤード (3)

14番 パー5 533ヤード (2)

14番 パー5 533ヤード (1)
 
18番 パー4 440ヤード 

18番 パー4 440ヤード (2)

18番 パー4 440ヤード (1)

ホール右には池が広がる距離の長いミドル。セカンドショットは左に振られているアイランドグリーンへの池越えになる。グリーンは中央にマウンドがあり手前と奥に少し下っている。同じ池の右側のホールがこの18番で、左側が9番と対をなす。どちらもホールも同じような距離で、同じように戦略性豊かなレイアウト。ただ大きな違いはウォーター・ハザードがホールの左右いずれかという違いのみ。

 
余談
バンコック都心から車で40分。空港からはすごく近い。オーナーが変わり、ロッカールーム、レストランか一新されてきれいになった。

2012年でのプレーは、私の出身大学の第二回関西学院同窓会支部交流会のゴルフ親睦会に参加した。私は香港からの参加だが、タイ在住の同窓だけでなくアジア各国から総数40人ほど集まった大きなゴルフコンペだった。



関西学院アジア同窓会ゴルフコンペ

キャディ


レストラン

ランチ

ランチ

グレッグ・ノーマンのゴルフ場設計におけるデビュー作品。グレッグ・ノーマンは世界で70ほどのコース設計を手掛けており、タイでは唯一。日本では白鷺GCだけ。アジアでの最高傑作はバリ島のニルワナ・バリGCで、同じインドネシアにはラグーナ・ビンタンGCGC、リバーサイドGC、テリングベイG&CC、中国では凱歌(厦門)GCミッションヒルズGC・ノーマンコースなどがある。