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メルボルンの有名なサンベルト地帯に位置するパークランドコース。ゴー全体が緩やかに傾斜していて、各ホール両サイドに樹木が配され、フェアウェイバンカー、グリーンガードバンカーが適度に効いていて、6ホールで池が絡んでくる。グリーン、フェアウェイともにメンテはとても良い。コースは自然木々と池が豊富で野鳥の宝庫である。2013年に閉鎖して、ペニンシュラ・キングスウッドCGCとして2019年に生まれ変わる。
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左ドッグレッグの後、フェアウェイがS字に蛇行している、素晴らしいロング。ティショットは左から林が迫っていて、ドローヒッター以外は打ちづらい。セカンドは右からの木立とフェアウェイ左サイドのバンカー群が効いてくる。グリーンは左右にバンカーが配され、受けている。
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急な右ドッグレッグのロング。ティショットはフェードボールが理想。セカンドはやや打ち上げになり、右からの木立と左の2つのフェアウェイバンカーが効いてくる。グリーン手前にバンカーが配され、グリーンは受けているので、アプローチでグリーンオーバーは避けたい。
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ほぼストレートのミドル。右サイドはグリーンまで池が続く。ティショットは池を避けるためにフェアウェイ左側に打ちたいが、あまりにも左に打ちすぎると、セカンドが大きな杉の木でグリーンを狙えなくなる可能性がある。グリーンは受けていて、左は大きなバンカー、右手前にバンカー、グリーンの右と奥には池もあり、セカンドの正確性が要求される。
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ストレートの長いミドル。ティショットは谷越えになりフェアウェイはタイトなので距離と正確性が求められる。セカンドは右にはいくつものバンカー続き、グリーンの右サイドをガードしている。グリーンは縦長。
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左ドッグレッグのミドル。2つの右フェアウェイバンカーには200から260ヤードの飛距離で捕まる。グリーンは強い砲台。グリーン左手前の大きなガードバンカーは深いので避けたい。グリーン上はアンジュレーションが強く、パットが難しい。 |
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池越えのショート。グリーンは砲台で手前に2つ奥に1つガードバンカーがある。グリーンは強く受けながら右手前は凹んでいるので、ピンから遠いパットは難しい。 |
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左ドッグレッグしてからやや右に曲がる、ダブルドッグレッグのロング。左フェアウェイには3つのバンカーが連座する。セカンドの落とし所が狭い。グリーンは砲台で強く受けている。
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急な右ドッグレッグのミドル。ティショットの落とし所が狭い。セカンドはグリーン手前のバンカーが効いてくる。受けグリーン。 |
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メルボルン都心から車で35分。プレーには基本的にメンバー同伴が必要。メートル表示なのでヤードに換算した。
この名門コースは後3年の2017年には閉鎖され、宅地として売却される予定。メンバーシップは近くのペニンシュラGCに移管される予定。オーストラリア100選に入っても良いコースだか、何故か選ばれていない隠れた宝石コースであると言える。後数年でコースが無くなるのは残念。
ミック・モーコムとバーン・モーコムは親子でミックはロイヤルメルボルンGCのグリンキーパーのヘッドでありそのコースを設計したアリスター・マッキャンジーの影響を多大に受けた。息子のバーンはキングストン・ヒースGCのヘッドグリーンキーパーを長年務めた。バーン・モルコム設計の他のオーストラリアでのコースは、グレンジGC・ウェストコース(2014年度ゴルフダイジェスト・オーストラリアトップ100コース中第43位)、イーストコース(同ランク第40位)、グレネルグGC(同ランク第39位)、ロイヤルホバートGC、スプリングバレーGC(同ランク第53位)、サンドリンガムGL、バロッサバレーGC、デボンポートGCなどがある。
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プレー前日にメルボルン・パークビューホテルに泊まった。中心街から少し離れていて静か。サンドベルト地帯のゴルフ場に行くには便利なホテルだ。 |
3番 パー5 536ヤード(3)